足るを知る生活とは?意外と気付かれていない本当の意味

 

資格が欲しい、旅行に行きたい、勉強したい・・・

頭の中がやりたいことでいっぱいになってしまう。

そうなるとずっと気持ちが満たされなくなります。

足るを知らないというのは心が満たされないので、

 

いつも求めることばかりを考えてしまいます。

 

足るを知る者は富むなんてことわざがありますが、

実はこの求めてしまう意識は富むことの真逆です。

なので足りないものを追い掛けて苦しくなります。

 

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足るを知る生活とは生き方そのもの

足るを知る生活とは?意外と気付かれていない本当の意味

 

足るを知るという言葉・・・

言葉自体は誰もが当たり前に知ってますが、

具体的にどういう生活や生き方をするのか?

明確な答えを持つ人は意外と少ないです。

 

なので僕達は何となく言葉は知ってても、

生活の中で活かすことができていません。

望んでいる生活や生き方に変えるには、

 

自分の目的を明確にする必要があります

 

それには足るを知るという言葉に対して、

ちゃんと理解しておく必要があるんですね。

何故なら知ることで目的が明確になるからです。

だからこそ目的に向かって歩んでいけます。

 

そして本当の意味で足るを知るには、

自分自身の感情にそのヒントが隠されています。

 

今回の内容を知ることで求め続けることにより、

お金や時間を無駄にして後悔することが無くなり、

本当に欲しいものに気付いて効率よい生活を送り、

それによって満たされた生活や生き方が送れます。

 

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足るを知るとはどういう意味?

足るを知る生活とは?意外と気付かれていない本当の意味

 

では足るを知ることの意味を説明する前に、

あなたに以下のことをご質問します。

  • あなたにとっての理想とは何でしょうか?
  • どんな日々を送れたら理想と感じますか?

 

いかがでしょうか、実はこのブログでは、

自分の本音に素直に生きることをテーマにします。

 

本音と聞いてよく勘違いしてしまう人に多いのが、

自分の感情を他人にぶちまけてしまうということ。

それで心から納得できたら良いかもしれませんが、

大抵は相手も自分も苦しいことになります。

本音とはそういうものではなくて、

 

本当のところはどうなの?

 

という自分の心の奥底の思いに気付くことです。

なので決して外に向けるものははないんですね。

厳密には自分の内側に目を向けるから始まり、

その上で外側に向けて行動するということです。

 

そして足るを知ることの本質的な意味と、

本当はどうしたいのかという自分の本音には、

切っても切り離せない密接な関係があります。

 

ほとんどの人の描く理想が実現しない理由

多くの人の理想の日々と聞くと、

大抵は裕福になって自由に旅行に行って、

食べたいものを食べて楽しい仲間と一緒に居て、

そんなワクワクする情景を思い浮かべます。

 

確かに想像するだけで気持ち高まりますし、

それが実現できたらホントに最高ですよね。

けどほとんどの人は空想で終わってしまいます。

というのもある問題は含んでいるからなんです。

ではその問題が一体何なのかというと、

 

今の自分に足りないことばかり見ている・・・

 

ということなんです。

理想を思い浮かべる時ってそうなりませんか?

これは足るを知ることの真逆なんですね。

 

例えば欲しい車があるとしましょう。

無理してローンを組んでやっと購入したとしても、

最初の感動は数日も経てば色褪せてしまいます。

足りないことに意識を奪われているからです。

 

だけど人は一度欲しいものを手にすると、

今度は次から次へと欲しくなってしまうのです。

 

なので今度は車の内装や外装にお金を掛けます。

そして日常的に欲しいものに頭が支配されていき、

お金と時間をどんどん費やしてしまうわけです。

こうして足りないものを追い求めていきます。

そしてその後に訪れるのは決まっていて、

 

「ああ、無駄にお金を遣ったなぁ・・・」

「なんであんなにハマってたんだろう?」

「自分ってホントに馬鹿だったなぁ・・・」

 

こんな感じで悔やんでしまうことが多いわけです。

僕も若い頃は散々足りないものを追い掛けて、

そして沢山の後悔をしてきました。

 

酷かったのは借金だけが残ってしまい、

その後数年間はローンの返済にお金が奪われ、

その後の生活が苦しかったことでした。

 

足りないことばかりを追い掛ける生き方は、

決して人生に良い影響をもたらしません。

 

どこに意識を向けて足るを知ればいい?

そこで足るを知るという考え方が出てきますが、

足るを知るとは今あるものに目を向けることです。

今ある生活の幸せを感じることになるんですね。

けどそれだとこのような疑問が浮かびませんか?

 

「そんなんで本当に満足できるの?」

「欲しいものなんて我慢できないでしょ!」

「僧侶でもなんだから無理だよ・・・」

 

今ある生活に幸せを感じようと意識しても、

誰もが慣れた生活に満足なんてできないものです。

僕も正直、そんなこと言われてもさっぱりでした。

 

ただ足るを知るとは生活の仕方なんかではなく、

もっと別なところに答えがあったんですね。

ではそれは何なのかというと、

 

自分の感情に意識を向ける・・・

 

ということだったんです。

例えば僕はジムに通ってトレーニングをしてます。

トレーニングすれば心地良い疲労感を感じます。

すると同時に満足感も味わうことができるのです。

 

「今日も充実したなぁ!」

「しっかり自分と向き合ったな!」

「自分をコントロールできたな!」

 

このように気持ちが満たされるわけです。

僕は自分を自分でコントロールしてる感じが好きです。

ある程度自分を律することで生きる実感が湧くからです。

このように何をしたら自分がどんな気持ちになるのか?

そして良いと思った気持ちを積み重ねることなのです。

 

他にはドライブが好きなのでほぼ毎日車に乗ってます。

確かに高級車なんかに乗れば満足するかもしれませんが、

けどハンドルを握って自由に行きたいところに行ける自分とか、

走ってる最中にいろんなことを考えている最中の自分とか、

そんな時間が多分好きなんだろうなって思ったんです。

 

つまりそこで何を感じてるのかが重要な要素であり、

外側の器のような部分は関係なかったりするんです。

そこで外側の器の部分である車を高級車に変えたところで、

本当の意味での満足感は得られないのだと思います。

これが足るを知る生活なんだと思いました。

 

ミニマリストの思考「引き算」

 

足るを知るとは今あることに目を向けることですが、

それは今感じている自分の感情を意識することです。

これは何となくでもお分かり頂ければ大丈夫です。

 

足るを知るとは決して贅沢をしてはいけない・・・

ということを言ってるわけではありません。

もし、高級なものやサービスが悪いと考えてしまうと、

物事の本質を見誤ってしまうことになるからです。

それでは足るを知るを理解できなくなるんですね。

そして、この足るを知ることより理解するには、

 

今ある不要なものを捨てることなんです。

 

自分が一体何に感情が揺れ動き、

それによって心から満足する生活ができるのか。

それには今ある不要なものを捨てるのが効率的です。

これも今あるものに目を向けることになります。

 

そして不要なものとは、

今を制限している執着心であったり、

過剰に守ってしまうマインドブロックだったり、

あなたの人生を生き難くしてしまうものです。

 

けど感情とは目に見えないだけに分かり難いです。

そこで実際に部屋の物を捨てることで、

本当に必要なものは何かを理解していくわけです。

 

僕も2011年くらいでしたが、

部屋の95%以上を徹底して断捨離した時期がありました。

それ以来から物に対する執着がかなり薄くなりました。

物への執着を手放すことを通して執着心と向き合い、

そして人生を生き難くしている執着と向き合い、

それを手放していく過程で足るを知るのだと思います。

 

今の自分に満足するためのポイント

 

ここまでで足るを知ることにおいて、

何が重要なポイントかお分かり頂けたでしょうか。

ここは重要なのでもう一度お伝えしますが、

 

足るを知るとは今この瞬間に感じる感情なのです。

 

そこを見誤ってしまうと、

外側の器の部分だけを見てしまうことなります。

先ほどの車の話だと高級車に乗ることがそうですね。

 

というのも人生は感情がカギを握ります。

やりたいことを見つけるのだって感情です。

これが好きだと思うのは感情で感じるからです。

 

異性を好きになることだって感情です。

どんなに理論的にメリットを考えたとしても、

結局は感情的に好きだからこそ付き合うわけです。

そして感情の世界は非常にシンプルで、

 

好きか嫌いかだけです。

 

そこに善悪の判断はありません。

けどいろんなことを考えてしまうから、

その純粋な好き嫌いが分からなくなるのです。

 

考えることはとても大切なことですが、

僕達は時として考えすぎてしまうことがあります。

そんなときは原点に帰るように気持ちを思い出すこと。

そこが今の自分に満足するためのポイントなのです。

 

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小さな成功を積み重ねる

本日のまとめ
  • 足るを知るとは自分の感情に意識を向けること
  • より理解するには今ある不要なものを捨てること
  • 外側の器の部分だけを見てしまうと見誤ってしまう

     

    どんなに大きく成功している人でも、

    やはり小さなことを積み重ねた結果です。

    では成功する人としない人の違いは何でしょう。

     

    誰だって目的地が分かれば向かっていけますが、

    目的地が分からなければ向かおうとはしません。

    だって向かうべき方向が分からないですよね。

    けど成功する人はそれでも前に進むのです。

     

    それは成功を信じて進もうとするからです。

     

    最初からダメだと思えば進むことはできませんが、

    向かうべき方向が分からないから進めない・・・

    と決めるのは自分自身が判断することです。

     

    けど進むという行動そのものは、

    目的地に関係なくできることなわけです。

    たとえ目的地が見えようが見えまいが、

    足を前に踏み出して歩くことはできますね?

     

    今あるものに目を向けるというのは、

    今感じている感情に意識を向けることです。

    けどそんなことをして本当に意味があるんだろうか・・・

    そんな風に感じて信じれなくもなるかもしれません。

     

    それでも前に進むから望む結果が得られるのです。

     

    日常の些細なことから幸せや楽しさや充実感など、

    今この瞬間に感じる感情に意識を向けること。

    最初は頭の理解からやがて意味を実感していきます。

    ほんの小さな成功を積み重ねてみてはいかがでしょうか。

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