断食(ファスティング)10日間の効果

 

2022年10月頃、僕は10日間の断食(ファスティング)を行いました。

この記事では以下の内容について解決します。

 

この記事で分かること
  • 断食(ファスティング)を10日間やった時の効果
  • 断食(ファスティング)を10日間行った時のスケジュール
  • 断食(ファスティング)の10日間ごとの食事内容・体調・気分
  • 断食(ファスティング)を10日間やった後の体調

 

では早速本題に入っていきたいと思います。

 

この記事の信頼性
  • 2012年、5日間の断食(ファスティング)
  • 2017年、7日間の断食(ファスティング)
  • 2022年、10日間の断食(ファスティング)

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断食(ファスティング)を10日間やった効果

冒頭にお伝えしたように僕は2022年10月に10日間の断食(ファスティング)を行ったのですがどんな効果があったかというと、

 

体重が7キロ落ちました。

 

シンプルにそれだけであとは特に変わったことはありません。

今回の断食(ファスティング)は強い空腹感に襲われたとかもなく平行線のまま10日間を終えたというのが正直な感想です。

 

過去に断食(ファスティング)をやった時の効果

僕は過去に断食(ファスティング)を2回ほどやったことがあります。1回目は2012年に5日間、2回目は2017年に一週間です。

1回目も2回目も目に見える効果というのは体重が結構落ちたというくらいで、その他で特に効果を実感できたというのはありませんでした。

 

2回目の時は断食(ファスティング)というよりも、今まで気付いてなかったことに気付けたような感じで意外な効果がありました。詳細は以下の記事でご覧ください。

 

断食を一週間やってみて分かった意外な効果をお伝えします

断食のやり方とは?実際に1週間やった時の過ごし方を紹介

 

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断食(ファスティング)を10日間やろうと思ったきっかけ

実は2021年11月に人生で初めての手術をしました。病名は「真珠腫性中耳炎」です。急に頭がふらふらして平衡感覚が利かなくなって病院に行って診てもらったら手術が必要ですと言われました。

 

本来なら真珠腫(耳の奥に溜まるゴミ)という不要なものを綺麗に掃除した後に耳の構造を作る再建術を行う予定でしたが2時間予定だったのが3時間ほど掛かったことで2段階手術になりました。

 

2回目の手術は1年後の2022年11月に決まり、手術前にどこかのタイミングで断食(ファスティング)をしておこうと思ったのがきっかけです。

 

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断食(ファスティング)10日間のスケジュール

断食(ファスティング)には以下の順番で進めていくことが大切です。

 

  • 準備期間
  • 本断食(ファスティング)
  • 回復期間

 

いきなり本断食(ファスティング)から始めると危険です。特に回復期間は本断食(ファスティング)よりも注意する必要があります。何故なら空っぽだった胃の中に急に食べ物を入れることで小さくなった胃腸に負担がかかるからです。最悪なケースでは命に係わることも否定はできないので本断食(ファスティング)が終わった後なので油断しがちですが回復期間はより強い意識をもって取り組むことが大切です。

 

準備期間

準備期間では5日間かけて徐々に食べる量を減らしていきました。この準備期間では脂っこいものや肉類などを食べず、野菜や豆類などを食べて1日ごとに量を減らしていくという感じです。記事の最後に準備期間の食事メニューを載せておきます。

 

本断食(ファスティング)

本断食では何も食べないというわけではありません。朝、昼、晩を通して具なし味噌汁を飲んだり夜は梅干しを1個食べていました。また飲料水は水かお茶のみで空腹感が出たときは耐えるというより具なし味噌汁を飲んで紛らわすなど根性論でやっていかないように行っていきました。

 

回復期間

回復期間は徐々に食べる量を増やしくいく感じです。リバウンドを防ぐためとかいろいろありますが、一番大切なのは胃腸に負担を掛けないよう徐々に普段の食事に慣らしていくことです。こちらも記事の最後に回復期間の食事メニューを載せておきます。

 

断食後の回復食で失敗しないコツとその後の食事の注意点

 

断食(ファスティング)10日間開始

本断食(ファスティング)に入ってからの10日間の食事メニュー、それから体調や気分の変化についての詳細です。

 

1日目

食事内容
  • 朝:具なし味噌汁
  • 昼:具なし味噌汁
  • 夜:具なし味噌汁、梅干し
体調 空腹感はあるが特に気になるほどじゃない。便はいつも通り。
気分 特になし

 

2日目

食事内容
  • 朝:具なし味噌汁
  • 昼:具なし味噌汁
  • 夜:具なし味噌汁、梅干し
体調 この日は空腹感を感じたが、それほど強くはなかった。10日間を通して一番空腹感を感じた。便はいつも通り。
気分 特になし

 

3日目

食事内容
  • 朝:具なし味噌汁
  • 昼:具なし味噌汁
  • 夜:具なし味噌汁、梅干し
体調 1日目に比べたら空腹感はあるが、2日目と比べるとそんなに空腹感はない。便は若干少なめ。
気分 特になし

 

4日目

食事内容
  • 朝:具なし味噌汁
  • 昼:具なし味噌汁
  • 夜:具なし味噌汁、梅干し
体調 空腹感はあるが特に気になるほどじゃない。便は出るが少なめ。
気分 特になし

 

5日目

食事内容
  • 朝:具なし味噌汁
  • 昼:具なし味噌汁
  • 夜:具なし味噌汁、梅干し
体調 空腹感はあるが特に気になるほどじゃない。便は出るが少なめ。
気分 特になし

 

6日目

食事内容
  • 朝:具なし味噌汁
  • 昼:具なし味噌汁
  • 夜:具なし味噌汁、梅干し
体調 空腹感はあるが特に気になるほどじゃない。便は出るが少なめ。
気分 特になし

 

7日目

食事内容
  • 朝:具なし味噌汁
  • 昼:具なし味噌汁
  • 夜:具なし味噌汁、梅干し
体調 空腹感はあるが特に気になるほどじゃない。便は出るが少なめ。
気分 特になし

 

8日目

食事内容
  • 朝:具なし味噌汁
  • 昼:具なし味噌汁
  • 夜:具なし味噌汁、梅干し
体調 空腹感はあるが特に気になるほどじゃない。この日は便が多く出た。これだけ日数経ってるのに大量に出たことに不思議に感じたのを覚えている。
気分 特になし

 

9日目

食事内容
  • 朝:具なし味噌汁
  • 昼:具なし味噌汁
  • 夜:具なし味噌汁、梅干し
体調 空腹感はあるが特に気になるほどじゃない。便はかなり少なめ。
気分 特になし

 

10日目

食事内容
  • 朝:具なし味噌汁
  • 昼:具なし味噌汁
  • 夜:具なし味噌汁、梅干し
体調 空腹感はあるが特に気になるほどじゃない。便はかなり少なめ。
気分 特になし

 

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断食(ファスティング)前の準備期間のメニュー

準備期間の食事メニューの詳細です。

 

1日目

食事内容
  • 朝:ご飯、味噌汁、玉子焼き
  • 昼:ご飯、味噌汁
  • 夜:ご飯、納豆、サラダ、玉子焼き、味噌汁

 

2日目

食事内容
  • 朝:ご飯、味噌汁、玉子焼き
  • 昼:ご飯、味噌汁
  • 夜:お粥、納豆、味噌汁、サラダ

 

3日目

食事内容
  • 朝:ご飯、味噌汁、玉子焼き
  • 昼:お粥、味噌汁
  • 夜:お粥、味噌汁、梅干し

 

4日目

食事内容
  • 朝:お粥、具なし味噌汁、梅干し
  • 昼:お粥、具なし味噌汁、
  • 夜:お粥、具なし味噌汁、梅干し

 

5日目

食事内容
  • 朝:お粥、具なし味噌汁
  • 昼:具なし味噌汁
  • 夜:お粥、梅干し

 

断食(ファスティング)後の回復期間のメニュー

回復期間の食事メニューの詳細です。

 

1日目

食事内容
  • 朝:お粥、具なし味噌汁
  • 昼:具なし味噌汁
  • 夜:お粥、具なし味噌汁、梅干し

 

2日目

食事内容
  • 朝:お粥、具なし味噌汁、梅干し
  • 昼:お粥、具なし味噌汁
  • 夜:お粥、具なし味噌汁、梅干し

 

3日目

食事内容
  • 朝:お粥、具なし味噌汁、梅干し
  • 昼:お粥、具なし味噌汁、梅干し
  • 夜:ご飯(少量)、具なし味噌汁、梅干し

 

4日目

食事内容
  • 朝:ご飯(少量)、具なし味噌汁、梅干し
  • 昼:ご飯(少量)、味噌汁、梅干し
  • 夜:ご飯、味噌汁、梅干し

 

5日目

食事内容
  • 朝:ご飯、味噌汁、梅干し
  • 昼:ご飯、味噌汁、サラダ、梅干し
  • 夜:ご飯、味噌汁、サラダ、納豆、梅干し

 

断食(ファスティング)を10日間やった後の体調

断食(ファスティング)を行ったら胃腸が整って体調や肌が良くるとか気分がすっきりして集中力が高まるとか色々と効果があると言われます。

 

僕がこの度断食(ファスティング)をやってみて実感した効果というのは、冒頭でもお伝えした通りで体重が7キロ落ちたくらいです。あとは特に何か変化を感じたというのはありません。

 

目に見える変化が体重が減った程度でその他の効果は実感できなかったんならやる意味がないんじゃないか?と疑問に感じる人もいるかもしれませんが全くそんなことはありません。ただ体感的に実感が得られなかっただけの話で、胃腸を休ませてリセットできたのは間違いないからです。

 

断食(ファスティング)を10日間をやるにあたってのテーマ

今回、断食(ファスティング)を行うにあたって一つだけテーマを決めてました。それは無理をしないということです。なので食事以外で空腹感が出てきたタイミングで具なし味噌汁を飲むようにしてました。

 

あとは目まいとか吐き気とか体調によくなさそうな変化をちょっとでも感じたときは、無理にやり通そうとはせずにすぐに中断するというのを心の中で決めて行いました。結果的には最後まで完了できてよかったです。

 

断食(ファスティング)の正しいやり方

ここで改めて断食(ファスティング)の正しいやり方について見直していきたいと思います。

一定期間の断食(ファスティング)を行う際は、準備期間、断食期間、回復期間のそれぞれのパートごとに正しいやり方があります。期間が短かろうが長かろうが関係なく必要です。

 

食事の時間を決めておく

準備期間、断食期間、回復期間、それぞれの朝、昼、晩の食事の時間を決めておくと生活リズムや体内リズムを一定にできるので気持ちも体も安定しやすいです。

 

断食(ファスティング)に限りませんが1日の中で軸となる要素を設けておくことは、それを軸に生活を整えていくのに効果的な考え方です。

 

断食(ファスティング)をする場合は、食事の時間を軸に考える方が行いやすいです。

 

軽い運動を取り入れる

ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素系でもいいですが、室内でできる軽い筋トレがおすすめです。

 

また人は食事をしないと体内にストックしている栄養を使用し始めます。そうなると筋肉量を維持しているエネルギーも体の維持に回ってしまうので筋力低下に繋がります。

 

またせっかく断食(ファスティング)を行うなら効率良く行いたいものです。腸の蠕動(ぜんどう)運動を取り入れると効果的です。例えば次のような運動を取り入れると良いでしょう。

 

ウォーキング 腸活に効果が高いです。1日9,000歩が望ましいですが、半分や1/3でも無理なく行うことが大切です。
足上げエクササイズ 椅子に座ったまま足を上げるだけです。片足ずつ10回程度を目安に行います。
ひねり&伸ばしエクササイズ
  • 椅子に座って足を組み、腰から上全体を片側にひねり、静止したまま深呼吸します。足を組み替えて反対も行います。
  • 面を向いた状態で片手をまっすぐ上に挙げ、手を下ろしている側にゆっくりと上半身を倒します。倒したまま数秒間キープしたら最初の体勢に戻り、反対側にも倒します。
自立神経ストレッチ
  • 腰に手をあてフラフープをするように回します。時計回りに8回、反時計回りに8回行います。
  • お腹の上部の両脇に手をあて、背中側から前側に絞り込みながら息を吐きながら前屈します。これは8回行います。
ヨガ ヨガでよくやっている三日月のポーズや赤ちゃんのポーズをそれぞれ5セットずつ行います。

 

こまめに水分補給する

水分補給は食事以外にも意識的にすることが大切です。ですが水かお茶のみです。清涼飲料水をはじめとしたあらゆる飲料水は、水と比較すると消化や吸収にエネルギーを消費します。

 

断食(ファスティング)を行っていく際に、無駄なものを体に取り入れることは効果を半減しかねないので水分補給は水かお茶にしておきましょう。普段の生活と違って物足りなさを感じることはないので水かお茶で十分です。

 

まとめ

以上で、僕が実際に2022年10月に行った断食(ファスティング)10日間の効果についてご紹介しました。

 

とはいえ実際に断食(ファスティング)を一人で行うのは難しいものです。特に仕事をしながらだとスケジュール管理や人との関わりの中で起きる誘惑など最後まで完了させるのは難しく、だからこそ断食道場みたいな専門施設があったりしますがそれだけに時間を作って行うのもまた難しいものです。

 

そこで以下の記事ではGB1DAYクレンズセットという通販を使って実際に1週間のファスティングをやってみました。興味がありましたら、ぜひ読んでみてください。

 

GB1DAYクレンズセットのやり方!実際に試した効果と感想!

 

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