断食は痩せるし健康にもいいし、
思い切って挑戦してみたいと思ってませんか?
僕は断食をやって丁度5キロ痩せました。
今回は僕が実際に行ったやり方についてと、
断食をする上で大切なことをお伝えします。
- 2012年、5日間の断食(ファスティング)
- 2017年、7日間の断食(ファスティング)
- 2022年、10日間の断食(ファスティング)
スポンサーリンク
断食を一週間やってみた
事前に知識を集めて入念に計画を立てました。
スポンサーリンク
断食【ファスティング】の目的とは
断食って最後まで出来るかどうか、
不安に感じる人は多いかと思います。
そもそも断食の目的とは何かと言うと、
現代では治療目的になるんですね。
つまり身体を正常に戻す方法であって、
痩せることが目的ではないんです。
断食(だんじき、英語: Fasting)とは、飲食行為を断つこと。一定の期間、全ての食物あるいは特定の食物の摂取を絶つ宗教的行為。現代では絶食療法(一般に言う断食療法)として医療行為ないし民間医療ともされている。
引用元:Wikipedia
まずこれを知っておく必要があります。
そして断食には3つの期間があります。
- 準備期間
- 断食期間
- 回復期間
準備期間で食事の量を減らしていき、
断食機関では全く何も食べない訳じゃなく、
具なし味噌汁、スムージー、水、お茶など、
適量の水分を補給しながら過ごします。
そして最後の回復期間ですが、
お粥などの胃に優しい食べ物を少量で食べ、
少しずつ普段の生活に戻していきます。
だけど何も食べずに何日も過ごすことは、
普通しないことなので不安になりますよね。
食べない期間が最も挫折しやすいのです。
挫折しやすい断食期間中の過ごし方
断食をしっかりと出来るかどうかは、
実際にやり遂げた人間の生の声が一番です。
準備期間と回復期間は省いて、
最も挫折しやすい断食期間中について、
一週間の過ごし方を紹介します。
断食1日目
断食期間で僕が心配だったのは、
初日あたりの空腹に耐えられるかでした。
なので空腹の気を紛らわそうと思って、
丸1日掛けて約300キロのドライブをしました。
朝9時に家を出て、夕方の5時頃に帰りましたが、
朝に買った360mgのペットボトルのお茶が、
全て飲み干さずにまだ残ったままでした。
そしてこの日に驚いたことがあって、
今まで鼻炎で点鼻薬が手放せなかったのですが、
この日は全く鼻に差すことがありませんでした。
それ以降から点鼻薬が不要になりました。
それから空腹感についてですが、
この日は特に感じることはありませんでした。
夜になっても何も気にすることなく過ごしました。
朝と夜に具なし味噌汁を飲んだくらいです。
2023年8月現在、点鼻薬は一度も使わず鼻の通りは良いです。徐々に悪くなっているとかそういった症状もなくずっと快調な状態をキープしています。2017年夏頃に一週間断食をやったので丸6年は経過しています。
断食2日目
断食する前に下調べしてたんですが、
断食期間1~2日目は空腹感に悩まされる・・・
という情報をちらほら見掛けてました。
なので2日目も空腹対策をと考えて、
朝からアカスリの予約を取って温泉に行って、
90分のフルコースとサウナで1日過ごしました。
サウナと水風呂を10回ほど繰り返しました。
この日に体重を計ると3キロ減ってました。
とは言ってもサウナによって水分が出ただけです。
この日も朝と夜に具なし味噌汁を飲んだだけで、
後は水とお茶を飲むくらいで空腹感はなかったです。
断食3日目
一般的に3日目から空腹感はなくなるらしいです。
僕の場合ですが何となくですが空腹感がありました。
けど仕事に差し支えるほど集中力は削がれなくて、
夕方までに終わらせて夜に映画を観に行きました。
因みに映画の内容はあまりパッとしませんでした。
この日は朝にスムージードリンクを飲みました。
昼と夜はいつもの具なし味噌汁を飲みました。
後は合間に水を飲むくらいです。
ここまでで体調を崩すことはなく、
何ら変化もなく至って普段通りに過ごせました。
多少ですがたまに空腹感があったくらいです。
断食4日目
この日は遂に4日目になったって感じでした。
全く食べないことを3日間もやり遂げていることに、
自分自身に少し誇らしさと感慨深さがありました。
それと同時に感じたことがもうひとつあって、
今まで食べてたのが当たり前の日常だったのに、
食べなくても意外と平気なのが不思議でした。
そして今まで空腹感を出していたのは、
本当の意味で身体が栄養を求めてるんじゃなくて、
生活習慣のパターンが深く関わっていて、
それによって脳が指令を送っていた・・・
ということに気付かされました。
人が望んでいる通りに変わるというのは、
このパターンを変えることだと実感しました。
詳細については以下の記事で書きました。
また断食4日目なのに便がよく出ました。
断食すると宿便が出るとはよく聞く話ですが、
それとは違うような気がするなって感じでした。
空腹感も3日目よりはあったので温泉に行きました。
サウナと水風呂と10回繰り返して汗を出しました。
朝と夜は具なし味噌汁で昼にスムージーを飲みました。
断食4日目ですが体調に変化はなく順調でした。
断食5日目
ここら辺で慢性的に空腹状態になってきました。
とは言っても空腹感そのものは少し強め程度でした。
それと同時に少し集中力が落ちたように感じました。
断食によくある好転反応というやつですね。
また軽いレベルですが目まいや頭痛など、
体調の変化が出てきたのも5日目からでした。
断食ではよくみられる症状とあったので、
かなり軽度だったので個人的には平気でした。
この日は近々引っ越しを考えていて、
気になる物件の周辺を散策しに行きました。
50キロほど車を走らせて目的地に向かい、
周辺を歩いたり車で街の外を一周したりしました。
その後は海辺を車で走ってたんですが、
ローカルな田舎道を走っていてコンビニが全くなく、
トイレに行けず我慢してたのでイライラしてました。
午前中に出て夕方19時くらいに帰りました。
朝と夜に具なし味噌汁と昼はスムージーを飲みました。
ドライブ中は適当にお茶を買って飲みましたが、
食べられないというのがちょっと悲しい気持ちでした。
断食6日目
断食開始4日目から毎日便が出ました。
何となくこの日も目まいや頭痛がありました。
これって断食の好転反応なのかなって微妙でした。
空腹感も断食5日目と同じくらい少し強めでした。
だけど1日食べるのを我慢する程度の空腹感なので、
耐え切れないほど辛い感じは全くなかったです。
けど問題なのは空腹感なんかではありませんでした。
頭の中に食べ物のことを考え始めてしまうんですね。
なのでついYouTubeで食べ物動画が目に入ってしまい、
普段全く関心が無いのに食べる姿に釘付けでした。
Youtubeのサムネイルが憎らしく感じました。
終いには夜中に「孤独のグルメ」をずっと観てました。
グルメ動画を観たことで余計に眠れなくなってしまい、
深夜なのに行く当てもないドライブをしてました。
断食7日目
深夜ドライブのお陰で少し遅めの朝を向かえます。
そして断食7日間までの体重を計りたかったので、
時間潰しがてらに温泉に行ってサウナに入りました。
風呂って空腹感を全て忘れることが出来るんです。
頭の中の食べ物への妄想も入浴中は無かったです。
それにこの日で断食がラストと思うと気も楽でした。
それで気になる体重はどうだったかと言うと、
5キロほど落ちたという結果になりました。
サウナで汗を出した分もあんですが、
それでも5キロ減には嬉しくて感動しました。
実は4年くらい前に4日間の断食に挑戦していて、
あの時はまだ普通に会社勤めをしていた頃でした。
意外と仕事をしながらの断食って気が紛れるので、
その当時も完了することが出来たんですね。
今回は独立してフリーという状況と、
1週間という未到達の領域への挑戦でしたが、
乗り越えられたことは強い自信になりました。
断食は達成出来ると自信に繋がります。
精神面に良い効果もあることも分かりました。
断食はやり方より大切なことがある
今回の経験で空腹そのものは耐えれますが、
頭の中に食べ物が浮かんでしまうと欲求が増し、
そこを乗り越えることがカギだと感じました。
脳からずっと電気信号が送られ続けるので、
食べたい欲求が時間経過と共に強くなるんです。
そこを意志の力で何とか我慢するというよりは、
例えば僕だとドライブやサウナに長時間入るなど、
上手く誤魔化しながら乗り越えていきました。
何でも言えることですが衝動的な欲求は、
意志の力で何とか出来るほど簡単ではありません。
そこに一工夫することが大切だと思いました。
衝動的な欲求を押さえるひとつのコツとして、
忘れることが出来るほど没頭できるもの
ここが結構重要じゃないかなって思いました。
僕はここを危惧して事前に対策を考えていたので、
乗り越えて断食を最後まで完了出来たんだと思います。
なので断食はやり方が重要なんかじゃなくて、
如何に空腹を乗り越える工夫が出来るか?
ということになります。
脳から送られる信号は絶えず出続けるので、
それを忘れることで途切れさせる訳ですね。
それが僕の場合だと、
ドライブやサウナに入ることでした。
なるべく長時間出来ることが望ましいです。
以前断食をした時は会社員だったので、
仕事のお陰で空腹を忘れることが出来ました。
上手く空腹を誤魔化せたら大丈夫です。
スポンサーリンク
初めて断食をやる方にお勧めのプログラム
今回ご紹介した1週間の断食というのは、
一人孤独の中でやらなければいけません。
けど1週間というのは意外と長いもので、
途中で訪れる空腹感と向き合うというのは、
なかなか厳しく途中で甘えが出るものです。
そこで初めて断食を考えているあなたへ、
強い味方となってくれるプログラムを紹介します。
以下の記事で僕自身も実際に試してみたので、
ぜひ参考にしてみて頂ければと思います。
スポンサーリンク