上手な部屋の片付け方7つのコツ-「簡単」の認識は間違い!?

 

部屋の片付け方とは、実は「簡単」なことではないのです。

多くの書籍やブログなどを見ると、簡単に片づけられそうに思ってしまいます。

ですが実際に部屋の片付けをすると、ホントにうまくいきませんね!

 

一体、どうすれば心地の良い空間にすることができるのでしょうか?

ですがその前にあなたに質問します。

 

なぜ部屋の片づけが「簡単」にはいかないのか分かりますか?

 

それは実際のところ、

片付けは脳をフル回転させる難しい行為だからです。

 

  • 必要なモノと不要なモノを選んで「分ける」とき、
  • 今までの判断基準を変えて思い切って「捨てる」とき、
  • 整理したあと、どこにどう収納するか「収める」とき、

 

このような場面では、脳をフルに回転させなければいけないのです。

ここを「簡単」だという認識で臨んでしまうと失敗に繋がりやすくなります。

そのために、まず部屋の片づけにたいする認識を変えることが重要です。

 

もし、認識を「簡単」から、実は「難しい」ことと覚悟を決めて臨むとしたら?

 

覚悟を決めて取り掛かる行動には、最後までやり切る気持ちが自然と生まれます。

 

そうなると、

雑誌で載っているような憧れのリビングや寝室にできそうな予感がしませんか?

今回ご紹介する上手な部屋の片付け方7つのコツは、

「簡単」から「難しい」と認識を変えて臨めば、あなたのゴールの手助けとなります。

 

(前回は、シンプルな暮らし方-「利き脳」を調べて片づけられないを克服にて、

シンプルな暮らし方に必要な「利き脳」を調べて自分の脳の特性を把握し、

部屋を片づけられない根本的な原因から克服する方法をお伝えしました。)

 

 

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ステップ1、中のモノを全部出す

 

片付けは、まず中にあるモノを全部出すことからはじまります。

現時点で、どのくらいのモノを所有しているのかを把握するためです。

 

中のモノを全部出すコツ:

あまり深く考えず、簡単にできそうなところからところからはじめます。

たとえば、机の一番上の引き出しや収納ボックスの一番手前などです。

よく使う場所、ストレスを感じる場所など。

小さくコンパクトにはじめ、最初の一歩はできるだけミニマムステップ。

 

 

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ステップ2、必要なモノを選ぶ

 

シンプルライフで大切なことは「選択と集中」、

そしてミニマリストでは「最小のもので最大を得る」、

という基本的な考え方がありますがこの2つに共通する本質とは、

自分にとって本当に必要なものを選び抜くということです。

 

シンプルライフとミニマリストのそれぞれの違いは、

ミニマリスト、シンプルライフ-極限まで物を持たない暮らしにて、

紹介して自分の人生をデザインする楽しをお伝えしてますので、

違いを知っておくと目指した方向も見えやすくなります。

 

必要なモノを選ぶコツ:

実は「使う」「使わない」の2択にすると迷いが生じてしまいやすいのです。

さらに「好き」「好きじゃない」の2択も加え、機能軸と感情軸で選択肢を増やします。

さらに迷いを解消するには直感に従い3秒以内で決めること。

本当に必要なものは頭で考えても出にくいので、直観で選ぶことがコツです。

 

 

ステップ3、仲間に分ける

 

必要なモノを選んだら、今度はそれぞれを仲間ごとに分けていきます。

 

仲間に分けるコツ:

あまり深く考えず大まかなカテゴリーを決めて、ザックリと分けます。

文具、書類、音楽、趣味に関するモノなど。

このときも分けるときに迷いが生じてしまうかもしれません。

ですが、明確な答えはありませんので自分の直感に従ってサッと分けます。

 

 

ステップ4、仮置きをする

 

仲間に分けたら、そのまま元の場所に戻します。

ですが、なぜ仮置きする必要があるのでしょうか?

それには、以下の3つの理由があります。

 

  1. 必要なモノを選びながら同時に収納方法を考えると、かなりのエネルギーを消耗する。
  2. 仮置きをすることで、もっと良い収納方法や新たなアイデアが浮かびやすくなる。
  3. 収納グッズを購入するときは、全てを収納し終わってからでないと失敗を招く。

 

ここまでで70%完了です。

 

 

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ステップ5、モノの住所を決める

 

ここまでくると、どこに何があるのかが把握できると思います。

だいぶスッキリして、心地良い空間になってきたのではないでしょうか。

あなたはなぜ部屋が散らかってしまうと思いますか?

それは、しっかりとモノを収める場所を決めておかないからです。

 

モノの住所を決めるコツ:

パレートの法則にあるように、生活の20%が本当に必要なモノです。

あまり固定概念にとらわれず、20%の生活必需品を中心に取り出しやすさを決めます。

腰から目線の位置で簡単に取り出し可能な場所に20%を集中します。

それ以外を残りの80%にして、ザックリと決めてしまいます。

 

 

ステップ6、収め方を決める

 

仮置きからしっかりと住所を決めたら、いよいよモノの収め方です。

仮置きのときにストレスを感じた場所を考え、それ以外はそのままでも良いでしょう。

 

収め方を決めるコツ:

収め方の極意は「どこに何があるのか簡単に見渡せる」ようにすること。

そして、収納に手間の掛かる工夫をしてはいけません。

基本は①棚を使う②引き出しを使う③吊るす・掛けるのシンプルな3つだけです。

「利き脳」を知って自分にあった方法で考慮すると良いでしょう。

 

特にこの項目では自分の脳の特性を知ることがお勧めです。

シンプルな暮らし方-「利き脳」を調べて片づけられないを克服では、

あなたの利き脳を簡単に分かるようにお伝えしていますので、

こちらの記事で自分に合った方法を見つけられます。

 

 

ステップ7、片付いた部屋を維持する

 

上手に部屋を片付けたれても、部屋の状態を維持できなければ元の木阿弥です。

一度築いたライフスタイルは、それを維持する「習慣」が大切なのです。

とは言ってもそんなに身構える必要はなく、以下のことを意識して生活しましょう。

 

片付いた部屋を維持するコツ:

部屋にモノが散乱する一番の要因は、自らの買い物の仕方にあります。

なので、モノの入口である買い方を見直す必要があります。

買い物のときは「これは本当に必要なものだろうか?」と立ち止まって自問します。

また、ひとつ買えばひとつ出すという自分のルールを決めることも大切です。

 

 

上手な部屋の片付け方で何を求めるのか

 

何を捨てるかで誇りが問われ、

何を守るかで愛情が問われる。

 

スティーブ・ジョブズ

 

 

自分はどんな生活をして、どんなモノに囲まれて暮らしたいかを、

単なる雑誌やドラマで見たようなビジュアルだけで決めるのではなく、

上記でご紹介した部屋の片付け方7つのコツを実践しているときに、

 

  • 心に大切な何かを感じさせてくれるモノ
  • 温かみ・温もりを感じる場所

 

このような自分の価値観と関わるモノや場所を大切に考えることで、

心から部屋を片付けて納得でき、心地の良い空間にすることができます。

 

またどうしても部屋を片付けられないという人には、

部屋を片付けられない人に送る捨てるべき10の項目にて、

片付けることができない理由と具体的な方法について紹介しています。

こちらも合わせて参考にしていただくと行いやすくなります。

 

シンプルな暮らしが実現できることを祈っています。

 

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