シンプルな暮らし方が実現できないことに悩んでませんか?
片づけができない、自分の適量が分からない、持ち物が減らせない・・・
シンプルな暮らしができないモヤモヤした気持ちがイヤになりますね。
そんなとき、僕たちは良いアイデアがないかを考えてしまいがちです。
しかし、
新しい方法を探そうとしても実はうまくいきません。
なぜなら、
自分自身のことを知らないからです。
自分自身のことを理解することができれば、
どんな方法であってもうまく応用してシンプルな暮らしを実現できるのです。
片づけられない原因がどこにあるのかを知るには、
自分自身を知ることが大切です。
でもどうやって知ればいいの?そもそも何を知る必要があるの?
(前回は、単純化して考える力-複雑な思考をシンプルにする6つのコツにて、
もの事がうまくいかないときの複雑な考え方をしてしまいがちなところをシンプルに考えられるよう、
単純化して考える力を養って不要なイライラや悩みを解消する方法をお伝えしました。)
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片づけられない理由は「捨てる」ことができないから
2011年の夏頃のいつもの日曜の朝、
会社は休みでやることもとくにない、
「よし、今から部屋の片づけをしてスッキリするぞ!」
僕はそうして勢いづいて片づけに動いたは良いけど、
決まっていつもの瞬間で動きがピタッと止まっていました。
それは、不要なものを捨てるという作業の瞬間です。
この瞬間になると「どうしよう・・・」と判断に迷ってしまうのです。
片づけができない理由は「捨てる」ことができないことです。
そして、
捨てることができない理由は、そこに何らかの苦手意識があります。
そのため、別の方法や新しい発想を試してもうまくはいかないのです。
僕は根本的な問題である自分の苦手と思っていることと向き合うことにしました。
「一体何が得意で何が苦手なんだろうか・・・?」
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自分を知るための「利き脳」チェック
人は視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感を使って情報をインプット(記憶)します。
そして、インプットした情報を脳の中で処理してアウトプット(行動)します。
人それぞれインプット、アウトプットの仕方が異なるのです。
それは、
インプットするとき右脳と左脳のどちらを優先的に使っているか?
アウトプットするとき右脳と左脳のとぢらを優先的に使っているか?
ということです。
利き脳チェック1「インプット」:
両手を前に出して指組みをします。
右親指が上なら左脳優先、左親指が上なら右脳優先。
利き脳チェック2「アウトプット」:
今度は普通に腕組みをします。
左腕が上なら右脳優先、右腕が上なら左脳優先。
右脳優先の人:
直感的、感覚的、毎日同じことをするのが苦手、全体を把握、同時進行
左脳優先の人:
論理的、分析的、毎日コツコツタイプ、細かく見る、管理能力
右右タイプ「楽天的な感覚人間」
思い立って行動はしたは良いけど、行き当たりばったりで中途半端になりがち。
片づけをしている最中、他のことに気をとられていつの間にか時間が過ぎていたらり、
片づけする前よりも、さらにヒドイ状態になってしまうこともあるようです。
細かいことには向かないので、戻すことに気をつけましょう。
オシャレなボックスにざっくりと収納する感覚程度にして、
時間制限を決めるなどゲーム感覚で片付けて、終わったら自分にご褒美を。
右左タイプ「何でも自分で決めたい完璧主義者」
理想の部屋を感覚的にインプットしたイメージがあります。
理想があるのは良いことなのですが、実現となるとうまくいかず投げ出してしまいます。
また完璧主義なためできないと思い込んで、最初からやらない極端な場合もあります。
自分にたいするハードルを下げてあげましょう。
また、いきなり大きな目標よりも小さな目標を掲げて、ひとつずつ解決していくと良いです。
整理して片付けることは向いているので、必要なモノを選ぶ作業からはじめると良いです。
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左左タイプ「真面目でコツコツ頑張り屋」
真面目でコツコツ頑張ることができる良い一面が目立ちますが、
重要などんな部屋にしたいかのゴール設定や、現状を把握する全体像の把握がが苦手です。
何のためにやるのかの理由を見失ったり、自分にとてっての「好き」の感覚を見失いがちです。
小さな成功体験を積み重ねることで、最終的なゴールへと歩むことができます。
また、空間認識が苦手なのでモノを選ぶときは部屋に収納できるかどうかをよく考えること、
予め部屋のサイズを把握したり、メジャーを持参して購入するときは計ってみると良いでしょう。
左右タイプ「理想と現実のギャップに苦しむ自己矛盾」
様々な角度から情報を収集し論理的に考えようとしますが、そのお蔭で行動に移せません。
理論的な考え方をしても、行動が感覚的なので両者を一致させるのが困難です。
思考が空回りして迷いが生じてしまい、どこに何をどう置いたら良いか決められません。
迷ったときは自分の直感を信じて行動することがカギとなります。
収納することが苦手なので、細かな収納はあきらめてざっくりと納めるようにしましょう。
自分の感覚を信じて行動するとうまくいくタイプです。
シンプルな暮らし方を求めて
僕は左右タイプの自己矛盾型でした。
収納するときに不要なモノを「捨てる」か「取っておくか」迷ってしまい、
なかなか決められないことに苦しみました。
ですが、
自分の直感に従って捨てることを判断し、
納めるときもあまり深く考えずにざっくりと収納することで、
当時、実家で暮らしてた自分の部屋の約95%近く断捨離を行いました。
シンプルライフのようなシンプルな暮らしを実現するには、
自分自身のことを知る必要が、とても重要なのです。
この内容は、書籍「もっと心地いい暮らし」(著者:鈴木尚子)を参考にしています。
幸せなシンプルな暮らし方が実現できることを祈っています。
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