シンプルライフのような物を持たない暮らしで、
お金を節約しながら、心も豊かな暮らしを実現する。
今あるもので、楽しく暮らせる方法を知りたいものですね。
僕の思うシンプルライフとは、
「物」と「お金」を通して、最終的に「心」と向き合うこと。
このように感じています。
- 誰かの誘いが入ったとき
- 何かをしたいと思ったとき
- どうしても必要な状況になったとき
普通なら、いざ困ったときのために「保険」を考えますが、
シンプルライフの考え方には、
いざというときのために「予防」をしておく。
このような側面もあるように感じています。
事前に予防策をとっておけば、
あとになって苦しくなることも少なくて済みます。
そしてなによりも、
日々を充実して暮らすことができるのだと思います。
今回は、本当の意味で節約して豊かな暮らしを手に入れるために、
どのような「予防」の意識が必要なのかをお伝えします。
(前回は、持たない生活-シンプルライフで持たない豊かさへにて、
意外と知られていない「豊かさの病」によって生活が苦しくなる事実、
知らずに自らを苦しめる原因を物を持たない生活で解消する考えを紹介しました。)
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1、まずは持つことから持たない意識へ
いざというときのために、
今の生活を少しでもラクにするために、
僕たちは、今の生活から増やすことを考えてしまいます。
物を持つことが豊かさだと勘違いしてしまうのです。
本当は、
いつでも動けるフットワークの軽さが豊かさにつながっています。
そのためには、
まずは持つことから持たない意識にシフトチェンジすることが大切です。
生活の中で本当に必要な物は、驚くほど少ないです。
手放してみると実感できますが、
その身軽さにビックリしてしまうほどです。
いつでも旅に出れるくらい、
シンプルな生活を目指してみるのも楽しいかもしれません。
持たないことが保険に頼らない「予防」だと思います。
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2、生活に必要なお金を減らす
物を持たない暮らしに慣れてきたら、
生活に必要なお金を減らすことを考えます。
僕たちは、いざと言うときのために、
生命保険や車があれば任意保険に入ります。
通信費もあれば、一人暮らしなら家賃もかかります。
まったくのゼロにすることは不安な気持ちになりますし、
家賃においてはゼロにすることはむずかしいと思います。
このような「固定費」と呼ばれるようなものは、
必要最小限にスリム化していくことが、
一番生活に必要なお金を減らしていきやすいと思います。
お金を節約するとなると、
苦しいというイメージがついてまわりやすいですが、
固定費を減らすことは、痛みを感じない節約ではないでしょうか。
できるところから生活をシンプルにしていきましょう。
3、心が豊かになるとはあきらめること
「物」を通して、「お金」を通して、
持たないこと、減らすことを意識して暮らすことで、
あなたは何が見えてくると思いますか?
それは、
自分の心の中でこだわっているものが見えてくるようになります。
たとえば、
職場で上司に指摘されてしまうと、
ついつい自分の意見を言いたくなってしまうことってありませんか?
「言わなければいいのに・・・」
黙って自分を抑えこむことは良くありませんが、
自分の反発したい気持ちを抑えることで人間関係がうまくいくこともあります。
それは、
あとになって自分がどのような気持ちになるかで分かります。
- 自分の意見を言うことで、苦しくなってしまうこと
- 自分の意見をあえて抑えることで、普段通りに過ごせること
あなたもこの2つを経験したことがあるかと思います。
それは物やお金を通して自分自身と向き合っていれば、
そうした状況と出くわしたときに、自分に気づくことができるのです。
気づくことができれば、自分を制御することも可能です。
僕は、何度もこれを経験しました。
なので間違いのないことだと確信しています。
これもまた、
心や身体の病にかかって不要なお金をかけないための予防だと思います。
シンプルにしてみることを楽しむ
少しずつできそうだと感じたらやってみる。
そうやってシンプルにしてみることを楽しむ。
シンプルにすることをゲーム感覚でやってみると面白いと思います。
そのためには、
今までとは違うことをまず試してみることです。
いろんなことを軽量化していけば、
いつの間にか、いつでも動けるフットワークの軽さが身について、
いざというときのための「保険」ではなく、
いざというときにならないための「予防」にシフトチェンジでき、
毎日が充実した豊かな暮らしができます。
それがシンプルライフの楽しみ方だと思います。
毎日の生活を楽しめることを祈っています。
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