本音と建前を使い分けて自分らしく楽に生きるちょっとしたコツ

 

僕たちは本音と建前を常に使い分けて生きています。

それぞれにはちゃんとした意味があるのご存知でしょうか。

そこを理解することもっと自分らしく楽に生きれるかもしれません。

 

あなたは建前と聞いてどんな感情がありますか?

自分を隠して生きているとか本音を言わない嫌なヤツとか、

なにかマイナスなイメージってないでしょうか。

 

だけどそうは思っていても、

僕たちは普段から建前で生きているので、

心のどこかで罪悪感を持ちつつもでもどうしようもないじゃないか・・・

そんなジレンマにフタをしながら生きているのです。

 

つまりいけないと思いつつも使っているということです。

 

このように罪悪感を抱きながら、

でも仕方がないと思いながら生きていると、

やがて自分の本音を見失って生きるのが苦しくなってきます。

自分の本音とは本当はどうしたいのかという素直な気持ちです。

 

しかしそれは見失っているだけなのです。

実は建前と本音を自分の中でうまく共存させながら生きることができます。

そうなると非常に自分らしく楽に生きることができるのです。

今回はそんな本音と建前についてお伝えしたいと思います。

 

(前回は、人生に疲れたときの心を回復させるある意外な思考法にて、

人生に疲れたときの誰も知らないシンプルな思考法についてお伝えしました。)

 

 

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なぜ生きるのが苦しくなるのか

 

仕事、家庭、恋人、友人・・・

このあらゆる人間関係においてなぜうまくいかないのか。

なぜ人は人と関わることで生きるのが苦しくなってしまうのでしょう。

 

僕の場合、自分を素直に出せなかったからでした。

その理由は誰も自分の話なんて興味がないと思っていたからです。

実際に僕が会話をすると途中でそっぽ向かれてしまうことがよくありました。

そんなことが積み重なって会話することすら嫌になってました。

 

  • 人と会うと会話をしなければいけない
  • だけど自分の会話は面白くないから話したくない

 

このジレンマから人と関わることを避けていきました。

だけどそれでは根本的に解決することができないので、

人は避けられても心はなにか満たされない不満だけが残ります。

 

生きるのが苦しいのはこのように心にフタをしてしまうからです。

 

建前で生きすぎると本音を隠すので無意識に罪悪感を抱きます。

しかし、その心にフタをして見ぬフリをして生きるので、

問題そのものすら見失ってどうしたらいいか分からくなるのです。

 

生きるのが苦しいというこの「苦しい」という感情は、

自分の本音の部分から発信されているサインなのです。

 

 

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建前で生きると憎しみが生まれやすい

 

生きるのが苦しいというのは、

自分の本音の部分からのサインと言いましたが、

苦しいと感じるときってどんなときなのでしょう。

 

それは上司にガミガミ言われたときや、

友人から何らかの指摘を受けてモヤモヤしたときや、

家族が自分の言うことを聞かないときではないでしょうか。

 

つまり外側の世界から何かしらの刺激があって苦しくなります。

 

建前とは「役割」を生きるとも言い換えることができ、

良き父親、良き友人、良き兄、良き社員など自分を演じることです。

そのときに自分の許容範囲を超える出来事が起こると感情的になるのです。

 

「そんなことできるわけがないだろ!」

「アイツの言ってることは間違っている!」

「なんであの人はあんな行動をとってしまうんだろう?」

 

自分が役割を演じるということは自分のルールを作ることなので、

他人が自分のルールと反する行動をとっていると憎しみが出てくるのです。

自分のとった行動にたいして相手に期待しているところはありませんか?

期待通りの反応がかえってくると思うことが自分のルールなのです。

 

 

自分の本音で生きるととは?

 

では自分の本音に素直に生きるとはなんなのでしょうか。

 

最もシンプルに言うと自分の「弱さ」をさらけ出せる強さのことです。

 

建前で生きるとは弱さを隠すために使います。

そして人間は誰しもが弱いので当たりまえでもあるのです。

僕だって今でも建前を使って生きまくっています。

むしろ全て本音で生きることの方が無理だと思ってます。

 

そこで大切になってくるのが必要なときに弱さをさらけ出せるか。

 

ということです。

それは好きな人に告白するかのように恥ずかしく勇気のいることです。

本音とはそんな自分の感情と向き合いながら出していくことだと思います。

そうなると誰にでも本音を語るなんてことはむずかしいと思いませんか?

だからこそ必要なときに弱さをさらけ出す姿勢が大切なのです。

 

つまり本音が出せそうな場所や人を選べばいいのです。

そしてそこから少しずつできる範囲を広げていけばいいのです。

これだと本音と建前を使い分けて生きることができます。

そして建前だけで生きて息苦しくなることもありません。

 

 

本音で生きると人生が変わる

 

僕はひとりの友人に本音を語ることからはじめました。

そのときは身体が震えたりして拒否反応が出てたのですが、

「それをやりたい」という気持ちがあったので行動しました。

 

そこからコーチングと言ってカウンセラーのような、

マンツーマンーのセッションのときも行動し続けました。

このときは約300人ほど行い続けていました。

そこから得た結果として、

 

90%以上の人が「楽になれた」と言うのです。

 

僕は毎回毎回その言葉を聞くたびに、

人がいかに無意識に建前に傾いて生きているのかが分かりました。

 

そして今ではこのようなブログを発信することを通して本音を語っています。

僕はこのブログを通して「楽になれた」とか「清々しい」という感情を、

読んだ後になってもらえたらいいなと感じて書いています。

 

なぜならこうした感情を感じるからこそ、

その人の人生に良い影響を与えられると思うからです。

あなたも本音を語れる場所を見つけて広げてみてはいかがでしょうか。

 

本音と建前をうまく使って自分らしく生きれることを祈っています。

 

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