脳のインプットとアウトプット-不要な情報をカットする整理術

 

今の時代、情報が食べ放題。

脳にはたくさんインプットができ、

たくさんアウトプットできます。

とくに何も意識しなくてもいろんな情報を受け取ることが可能です。

 

テレビやネットやスマートフォン。

ありとあらゆる情報がずらーっとバイキングの食べ物のように並ばれています。

 

「どれを食べようか、迷ってしまう」

「あれもおいしそう、これもおいしそう」

 

気が付けば食べ過ぎてしまい、

それが癖になるとやがて肥満へとなってしまうのかもしれません。

 

あなたは自分の本当の幸せのためにならない不要な情報まで受け取ってませんか?

 

この「情報食べ放題の時代」に生きる僕たちは、

情報を受け取る前段階からそれを受け取る必要があるのかを選択する必要があるのかもしれません。

つまり、

毎日の食事のように体内に取り入れるものを厳選する必要があるということ。

理想の体型をつくるには、それに見合った食事を摂るように、

理想の生き方を創るには、それに見合った情報を選択する必要があるようです。

(前回の記事、自分らしい生き方のコツ-シンプルな3つのアプローチ

 

 

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情報収集中毒とは?

 

本来、何かをするための知識として、

あるいは物事の整理をつける目的としての「情報収集」が、

気が付いたら情報収集することそのものが目的となってしまうケースがあります。

 

情報ヲタク、ノウハウコレクター。

 

このような言葉を一度くらいは聞いたことがありませんか。

以下が情報収集中毒の特徴です。

 

・受動的になる

たくさんの情報収集を日々しているけど自分の意見を持っていない状態です。

なので意見を問われても答えられないことが多いようです。

それは、

インプットモードにあってしまっているからのようです。

自分の中に取り入れた情報を整理してアウトプットする部分が鈍っています。

 

・詰め込み過ぎて利用不可

あれもこれもたくさんの情報を詰め込み過ぎて引き出しが開けられない状態です。

情報をうまく活用するには的確なタイミングでうまく引き出せる仕掛けをつくる必要があるのかもしれません。

ただただインプットするだけではどんどんクローゼットの奥へと入り込んで、

いつの間にか忘れてしまって利用不可となることもあるようです。

 

・行動ができなくなる

不要な情報がかえって行動できなくさせている場合もあります。

ここで「1,2,3」で思い切って飛び込んでいく必要があるにも関わらず、

余計な情報を頭に入れてしまったせいで勇気が持てず、

 

「どうしよう、どうしよう」

 

としどろもどろな状態になってしまうことがあるようです。

 

・やる気がなくなる

ひとつのことを信じて行っていくことが大切ではあるのですが、

いろんな情報を仕入れてしまっているせいで自分を信じることができず、

結局何に手をつけて良いのか分からなくなってやる気を失うケースがあるようです。

このような状態を「情報に振り回される」というのかもしれません。

 

 

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情報を最小限にとどめよう

 

どうやら「情報収集」し過ぎると、

受動的になってしまい、やる気も失ってしまうようです。

そうなると、

どんどん自分の力で考える力をなくしていくのかもしれません。

それではどうすれば良いのでしょう。

 

それは、

シンプルライフのようにまず不要な情報を捨て、

今現在必要な情報のみを厳選し、

目的以外の情報をいれない。

そしてシンプルにひとつのことに決めてとことん行うことです。

このように情報収集から整理までをコンパクトにします。

 

脳には情報を的確に活用する許容範囲があるとあると思います。

全体をしっかりと見渡せて、

しっかりと使いこなせる大きさにまとめること。

次の手順で情報をスリムにしていきましょう。

 

 

1、自分への問い掛け「この情報収集の目的は?」

ネットニュース、芸能情報、テレビの気になる番組。

毎日欠かさずチェックしている人もいると思います。

 

ある程度は気分転換として良いと思います。

しかし、

それが中心となってしまう日常は本当に大切だと思いますか?

このままこの先を生きていくとどうなると思いますか?

目的のない情報収集はあなたの財布からお金を吸い出していくどころか、

人生で有益な時間すらも吸い出されてしまいそうです。

 

そこで、

「ちょっと待てよ!この情報収取の目的は何だ?」

このように自分に問い掛けてみてはいかがでしょうか。

必要な情報の優先順位を決める手段にもなります。

 

 

2、取り入れるものを厳選する

 

何のための情報収集なのか。

あなたの目的のための情報のみを取り入れるよう厳選しましょう。

それがたとえ素晴らしい情報であってもです。

 

基準としては、

・感動したもの

・ピンときたもの

・必要だと感じたもの

この基準から外れたものはあなたの関心のない情報です。

 

「いつか役に立つかもしれない」

「あとで読むからストックしておこう」

 

というのは必要なときにまた探せば、

実は必要と感じたときに探した方がより良い情報が受け取れるものです。

 

 

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3、脳のハードディスクは軽くしておく

 

脳の記憶容量が既にパンパンになっていると、

必要なタイミングで必要な量や質の情報を受け取れるだけではなく、

今現在の行動力まで抑制されてしまいます。

なので、

必要な情報だけを残しておくよう常に脳のハードディスクをチェックします。

方法はいたって簡単で部屋の中にある不要な本やパソコンのメールなど、

それらを処分してしまうだけです。

自然と脳の中のインプットされていた情報もリセットされてすっきりした状態になります。

脳のハードディスクは軽くしておくと良いでしょう。

 

 

4、必要最小限の情報でアウトプット

 

理想的なインプットとアウトプットの比率は8:2で圧倒的にアウトプット優先です。

それは、

成果の80%を決めているのは重要な20%の情報だからです。

そして、

本当にあなたにとって必要な情報というのはアウトプットからもたらされるようです。

なので、

インプットで得る情報よりもアウトプットで得る情報を取り入れるようにすると良いと思います。

つまり行動することが一番の情報収集となるようです。

 

 

ときには情報を遮断することも大切

いかがでしたでしょうか。

ときには外からの情報を全て遮断して、

自分の内面を見つめる時間が必要ではないでしょうか。

実は外から得られる情報よりも、

自分の内側から得られる情報の方が最も重要だと考えます。

つまり「気付き」です。

 

問題があればそれに「気付き」さえすれば50%は解決。

 

と言われるように、

自分が何に気付くことが大切なのか。

そのためには定期的に自分を見つめる必要があると思います。

あなたの理想的な生き方ができることを心より祈っています。

 

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