気分が晴れないときこそ片付けることで得られるスッキリ効果

 

うまくいかないことが続くと、

気分が晴れない重たい気持ちになりますね。

そしてそんな状態がしばらく続いていないでしょうか。

 

もし、そんな気分をスッキリさせることができるとしたら?

 

それが今回お伝えする片付けの効果です。

つい先日まで僕も気分が晴れない状態が続いてました。

それは部屋の中の物が増えてきて気になっていたからです。

そこで思い切ってまとめてリサイクルに出してみました。

 

すると意外なほどスッキリした気分が続いているのです。

 

部屋の中にある物を手放すことはためらいがありますが、

思い切って捨てるなりリサイクルに出すなりしてみると、

案外大したことではなかったことに気づけます。

 

仮にあなたが仕事や人間関係で気分が晴れないとしても、

部屋を片付けるというのは一見関係のないことかもしれませんが、

やってみるとそれは意外とスッキリ効果があるものなのです。

今回は、そんなスッキリした気持ちになる方法についてお伝えします。

 

(前回は、片付けると運が良くなる「ゴミ・チリ・ホコリ」の隠された意味にて、

よく片付けると運が良くなるとは聞くけどそれは一体どういう意味なのか、

成功する人の片付けに共通する秘訣についてお伝えしました。)

 

 

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気分が晴れない原因とは?

 

そもそも気分が晴れない原因は何でしょうか。

あなたはそのことを明確に思い出すことができるでしょうか。

ほとんどの人は記憶が曖昧なことが多いかと思います。

 

いつの間にか気分が重たくなってしまうものですね。

 

ですが、自覚してしまうほど大きくなるというのは、

その前段階で必ず下積みの状態があるからなのです。

つまり、小さなことが積み重なっていくことで、

気づいたときには大きな問題となってしまうのです。

 

  • うまくいっているときこそ一番危ない
  • 初心を忘れるべからず

 

あなたもこのような言葉を聞いたことがないでしょうか。

それだけに僕達は大きくなる前に気づくのが難しいのです。

それを防ぐ方法は、それこそ初心を忘れないということですが、

だけど気分が晴れない状態になったときの対処法も知りたいですね。

 

 

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物を捨てることはこだわりを手放すこと

 

そんなときは血管が目詰まりを起こしているように、

心の中にこだわっている「何か」が目詰まりを起こして、

停滞してしまうから心が晴れない状態というのが起こってしまいます。

ということはその目詰まりを取り除くことが大切です。

 

そこで「部屋は心の状態を映し出す鏡」なので、

部屋を片付けることで心の中の目詰まりを取り除きます。

心とは目には見えないので具体的な方法が分からないものです。

だけど目に見える部屋の物だと行動しやすくなります。

 

実際に部屋の中にある物を片付けるときは、

「要るのか・要らないのか」や「使う・使わない」など、

ちょっとしたことでも迷ってしまうことに気づきます。

しかし、そこでちょっと感じてみてほしいことがあります。

 

そのときにあなたはどんな行動に出るでしょうか。

 

捨てるのって何だか勿体なく感じてしまいませんか?

使うかもしれないからとりあえず取っておこうとしませんか?

それってあなたがうまくいかないこととリンクしていないでしょうか。

そこにあなたの気づかなかった本音が隠れているのです。

 

 

気分が晴れないときの意味するもの

 

妬み、恨み、憎しみ、悲しみ、不安、怖れなど、

こうした感情が積み重なると心の目詰まりを起こします。

ではこのような心は無くなればいいと思ってませんか?

残念ながら人間である以上は手放すことはできません。

 

物は捨てることで手放すことができますが、

心においては手放し方が物とは違ってきます。

僕達は普段から嫌なことには目を背けたくなりますね。

昔から「臭い物に蓋をする」ということわざがあるように、

 

都合の悪いことは隠して一時的にしのごうとしてしまいます。

 

取りあえずこの場はしのいでおこうという発想です。

捨てられないから取りあえず取っておこう・・・

これって一緒のことに感じられないでしょうか。

 

心の手放し方とは、自分の感情を素直に受け止めることです。

 

職場や学校が変わっても嫌なタイプは存在しますね。

環境が変わっても同じパターンになるのは心に問題があります。

嫌いな人って強く感情的になるほど存在感が強いと思いませんか?

 

それは否定することでその存在を認識しているからです。

 

嫌だ嫌だと思っているとその嫌が強くなってしまうのです。

まるで逃げると追いかける犬のようにしつこく追いかけてきます。

そうではなく感情は一旦脇に置いて感じてみるのです。

 

怒りや悲しみは脇に置いてあるがままに感じるとどうなるでしょうか。

たとえば鏡に映った自分をジッと眺めてみるような感じです。

途中で不思議に思えてくるようになりませんか?

 

つまり自分の感じ方が変わってくるのです。

自分の感情を素直に受け止めるとはそういうことです。

ただジッと身体の感覚に意識を集中するだけなのです。

 

 

片付けることには「何か」がある

 

神社では「お祓い」や「お清め」という言葉があります。

そしてその対象は「穢れ(けがれ)」であり、

それを取り除くことで浄化されます。

 

気分が晴れないときは心が穢れているサインであり、

その原因は不要なこだわりを手放せないことです。

それは自分にカタをつける時期でもあります。

 

冒頭で僕自身も思い切ってリサイクルに出したと言いましたが、

今回は洋服を手放すことにものすごくためらいがありました。

なぜなら当時、イメージ通りに厳選して選んだからです。

気に入ってはいるんだけど、ほとんど着ることのない服でした。

それでも思い切って持っている服の半分は手放したと思います。

 

だけど手放すことで心の器を広げることができます。

何も入っていないグラスに飲み物を注ぐように、

新しいものを受け入れられるように心の状態を整えることで、

 

次はもっと自分の価値観に沿ったものに出会うことができます。

 

特に人生でうまくいかない時期というのは、

何が原因でどう対策を施していくかを考えることも大事ですが、

まず手放すことを考えると良いかもしれません。

 

片付けることに「何か」があるのではないか?

それは何かを変えるキッカケを求めているからではないでしょうか。

では、あなたは何とカタをつける必要があるのでしょう。

 

気分が澄み切った状態になれることを祈っています。

 

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