優しい人は本当に仕事ができない?本当の答えを教えます!

 

優し過ぎる人は出世ができない・・・

優しい人は仕事で損をすることが多い・・・

 

これは優しい人の特徴の一つとして、

一度は聞いたことがあるかもしれません。

結論から言ってしまえば、

 

優しさと仕事は全く関係ありません。

 

優しい人でも仕事ができる人はいるからです。

その理屈が正しいのなら世の中の優しい人は、

あますことなく仕事ができないことになります。

そう考えるとおかしな話だと思いませんか?

 

ただ優しい人によくある傾向としては、

自分で自分をダメと評価することもあります。

 

一方で上司と上手く合わせられる人がいますが、

あっさりと昇進しておいしい思いをしている・・・

そんな事実を見ると世の中は不公平なんだと、

感じざるを得ない部分もあるかもしれませんね。

 

今回は優しい人は仕事ができない・・・

と言われる理由の本質について話していきます。

 

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優しい人に対する世間の誤解

優しい人は本当に仕事ができない?本当の答えを教えます!

 

優しい人が仕事ができないのは、

優しいのではなく自信がないからです。

それを言い換えると「気が小さい」と言います。

 

気が小さいから、優しく見えるのです。

 

なので優しい人とは根本的に違うんですね。

とは言え気が小さいことは決して悪くありません。

僕だって会社員時代はずっと大人しかったですし、

ろくに自己主張すらしない気の弱い人間でした。

 

僕が気が小さい人間だったので分かりますが、

大人しくして周りと何とか合わせていく方が、

自分が傷付かなくて済むじゃないですか。

 

それに合わせて頑張ってる姿を見せれば、

会社もそれなりにも認めてくれたりしますし、

余計なことを言わずに優しい人を演じていれば、

職場の人間関係を保てると考えるわけです。

 

気が小さいと優しく見える節がありますが、

根本的には違うのがお分かり頂けたでしょうか。

 

一つの弊害が人生を大きく狂わす

勿論僕のような気が小さい人間ばかりじゃなく、

本当に優しい人は世の中にたくさん存在します。

ですがそんな人は極わずかではないでしょうか。

 

けど先ほども言ったことなんですが、

気が小さいことは決して悪いわけじゃありません。

問題なのは優しい人を演じることで、

 

それを盾にして自分から逃げていること・・・

 

そこが自分自身を苦しめてしまう原因なのです。

その場しのぎの方法ばかりに頼ってしまうので、

自分自身を顧みることがないからですね。

このブログのコンセプトの一つですが、

 

仕事は逃げても自分からは逃げてはいけない!

 

というのをお伝えしてます。

自分から逃げるというのは何かと言うと、

 

本当はどうなりたいかという本音です。

 

そこにフタをして生きることは、

当然ながら辛い人生を歩むことになります。

何故なら自分を誤魔化して生きるからですね。

 

じゃあ、何で気が小さくなってしまうのでしょう。

この気が小さくなる原因を見つめることが重要で、

根本的に解決していく必要があるんですね。

そこでまず一番に言えることは、

 

自分をしっかりと見つめること。

 

ということです。

けど、ただ自分を見つめろと言っても、

何をどうするのか分からないかもしれません。

 

自分に優しい人の持つ本質

ではあなたは誰かをいじめたことがあるか、

或いはいじめられた経験はあるでしょうか。

これは長い人生誰にでもあることですから、

どちらかを必ず経験してると思います。

 

僕は小学生ではいじめる方でしたし、

中学生の頃はいじめを受けた経験があります。

何故、いじめるという話が出てくるかと言うと、

実は両者共に同じ心理が働いているからです。

 

それは両者共、相手が悪いと思っている・・・

 

ということなんですね。

それぞれ立場が全くの真逆にも関わらず、

心の中を紐解いた人間の心理的な部分においては、

 

お互いの向いてる方向は全く一緒だったんですね。

 

だけど僕達はその真実に気付くことはありません。

それは僕達が普段から外側ばかりに意識が向き、

自分自身を見つめることがないからなんです。

 

仕事の忙しさ、人間関係の悩み、

恋愛や趣味や家族のことを含め全てです。

僕達は目に見えることを意識する傾向があります。

とは言え、それはごく自然なことでもあるんです。

ただ流れに身を任せるばかりではなく、

 

まだ気付いてないことに如何に気付けるか?

 

そのカギが自分を見つめることにあるんです。

そして本当に優しい人とは自分に優しいですが、

それは自分を知るからこそできることなんです。

 

ここまでの話の中で、

優しい人と仕事ができないことが関係ない!

と言い切れる理由がお分かり頂けたでしょうか。

 

ではどうやって自分を見つめるのか?ですが、

そうは言っても何も難しいことではありません。

 

何が問題かを日頃から何気なく意識する。

 

たったこれだけです。

要するに物事を複数の視点から見る意識です。

なので問題点ばかりを意識する必要もなくて、

色んな角度から見る意識をするだけです。

 

優しさを身に付けたいなら

これには慣れていく必要もありますが、

日頃から意識を持っていれば時間は掛かっても、

脳は必ず答えを見つけてくれるはずです。

 

何故なら脳は空白を嫌う原則があるからです。

空白とは言い換えると「疑問」のことを指します。

疑問とは自分にとって「分からないこと」です。

 

何かを思い出せないって経験がありませんか?

そんな時ってもどかしい気持ちになりますよね。

脳も同じようにもどかしくて答えを埋めようと、

一生懸命にフル稼働してくれるんですね。

 

このように意識をすることって意外と大切で、

最初は意識してやっていくうちに次第に慣れて、

意識しなくても自然とできるようになります。

 

あなたも「ウォーリーを探せ」って本を見て、

ウォーリーを探したことがあるかと思います。

本の中のウォーリーは意識して探さなければ、

当然ながら見つけることができませんよね?

 

何も無理して頑張る必要はありませんが、

意識を持つことはかなり大切なんですね。

 

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仕事ができる人は気が強いのか?

 

優しい人は仕事ができないというのは、

優しい人ではなく気が小さいからと言いました。

では気が強い性格なら仕事ができる人なのでしょうか。

 

「優しい人より、少なくともできるんじゃない?」

「優しい人よりは、損をしないからその方が有利でしょ!」

 

こんな風に思えたりしませんか?

僕も職場でガツンと言ってる人の仕事ができる風に見えてました。

そうした人の方が自分の思った通りにやってるように見えたのです。

それに気の強さが自信があるようにも見えて尚更感じました。

ではここで、あなたにひとつ聞きます。

  • 仕事に対してポジティブ思考
  • 仕事に対してネガティブ思考

 

選ぶとするならどっちがいいですか?

大抵の人はポジティブ思考の方を選ぶのではないかと思います。

だってポジティブ思考の方がイメージがよくないですか?

ではここにちょっとした文章を付け加えてみましょう。

  • ポジティブ思考だけど、それは問題を見ようしない
  • ネガティブ思考だけど、真正面から受け止めて成功に繋げる

 

いかがでしょう、

あなたならどちらを選びますか?

こんなことを聞いて何が言いたいのかというと、

 

ポジティブもネガティブもバランスが大事ということです。

 

どちらがいいとかどちらがいけないという話じゃないんです。

片方に寄り過ぎるとバランスを崩してコケてしまうのです。

 

気が強い人は実は自信がないから威勢を貼ってるだけ・・・

ということも意外と多いパターンだったりするのです。

では気が強いのがいけないのかというとそうではなくて、

どっちかに寄り過ぎていないかに気付けることなのです。

 

仕事ができない本当の原因を見つめる大切さ

 

このように仕事ができない人というのは、

優しい人ではなく単なる気が小さいだけです。

だけど気が強い人が仕事ができるのかと言うとそうではなく、

 

どちらも一方に寄り過ぎてはバランスを崩してコケるのです。

 

では気が小さい人は自分に自信がないからですが、

そもそもなぜ、優しい人を演じてしまうのか?

ということです。

 

それも非常に簡単で自分に合わない仕事をしてるから

 

たったこれだけのことです。

合わない仕事では成績も悪く自信も失います。

成績が良いと思ってても他人は評価してくれないとか、

人間関係でよく分からないけどうまく付き合えないとか、

 

煙に巻かれたような謎解きのような問題に直面します。

 

僕も34歳で独立するまではずっと味わい続けてました。

仕事ができないことの本当の原因は何なのでしょう?

それは仕事というより、そもそも仕事が合ってるのか?

という根本的なところが原因だったりするんです。

 

自分に優しい人は他人にも優しい

 

本当に優しい人ってどんな人なのか?

それはあなたもきっとお分かりのことだと思います。

  • 自分が嫌われることを覚悟して伝える
  • 厳しさの中に滲み出てくる優しさ
  • 他人に攻撃されても正面から向き合う
  • 自分自身が傷付いた経験を背負っている
  • 人から受けた恩を忘れず行動で現す

 

パッと考え付いたことを挙げてみましたが、

他にもいろいろとあるかと思います。

 

けど本当の優しさについては別の記事の、

本当に優しい人の特徴-「イイ人」とは根本的に違う優しさ

この中でも書いてますが、

 

自分に対して優しくできることが本当に優しい人です。

 

自分に無理したり、我慢したりすると、

心に余裕がなくなって他人に優しくなんてできません。

スポーツだって自分ができるからこそ他人にも教えられますね。

結局は自分がそれに対してできているかどうかなのです。

 

合わない仕事をしていれば、

当然ながら自分に余裕を失ってしまいます。

なのでいろんなことが上手くいかずに空回りになります。

けどそれがどれ程のものなのかは当事者には分かりません。

 

地球は丸いけど自分の目で見ても分からないですよね?

それはロケットで宇宙に出てみてはじめて分かることです。

これと同じように自分のことは結構分からないものなのです。

 

またより詳細な本当の優しさについては、

本当の優しさとは-今の自分にできることからはじめる思いやり

この記事に具体的なことを書いてるので参考にしてみて下さい。

 

自分に優しくできることを祈っています。

 

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