他人の意見にすぐ動揺して流されてしまう・・・
何かを決めるときに後悔しない選択をしたい!
軸がブレない生き方ってほんとに手に入れ難いものですね。
自分の軸を持つとは言葉を言い換えると、
自分の”感情”に責任を持つとも言います。
自分の信念を簡単には曲げずに貫くとか、
一貫性のある考えを持って物事にあたるとか、
軸に関して聞く言葉には”感情”と直結しています。
もし、自分の軸を持っていなければどうなるでしょう?
きっとあなたもその先は想像できるのではないでしょうか。
海に漂うクラゲのような人生なんて送りたいと思いますか?
今回は、自分の軸を持つための考え方をお伝えします。
(前回のやりがいのある仕事とは?何もない自分にできることでは、
今の仕事が嫌で辞めたいと思っても何がしたいのか分からない場合、
仕事の枠を外してやりがいの本質についてお伝えしました。)
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自分の軸を持つと何が変わるのか
自分の軸を持つとどうなれるのでしょう。
何となくは想像できてもやっぱり分からないですね。
僕が自分の経験の中で確かだと言えることは、
人や物事を1本の太い軸を基準に見ていけるようになる
ということです。
それはまるで心にしっかりと根を張った状態であり、
さらに年輪のように大きな幹へと成っていくのです。
それは大事な場面であるほど顕著になるように感じます。
つまりはそれがよく聞く「価値観」というものです。
たとえば僕の場合だと「本音を語る」という軸があります。
これは自分の身体で感じた素直な気持ちをただ言葉にするだけ・・・
というものですが、それを普段から意識してやっていると、
他人が素直に話しているのか、或いは包み隠しているのか?
というのが何となく肌で感じられるようになってくるのです。
またそうした相手の反応を良い悪いでジャッジするのではなく、
そういうものなんだとあるがままを感じるというだけです。
つまり心の状態を「ニュートラル」にするということです。
もちろん普段から全てそうなれるわけではありません。
ちょっとしたことで腹も立てば優柔不断な時だってあります。
ただ自分の軸が何なのかを知っているだけで、
人や物事を見る時の基準が変わるということです。
よく時代や流行に流されないことが大事とも聞きますが、
そのためには自分の基準というものを持つことにあります。
そしてその基準を明確にしておくことなのです。
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自分にとって最も強く感動することに軸を持つ
ではどうやってその基準を見つけられるのでしょう。
先ほどは僕の基準を元にしてお伝えしてきました。
だけどあなたにはあなた自身の基準があるはずです。
では、その基準を見つける方法とは何かと言うと、
今までの人生で最も感動したものは何か?
それを思い出せばいいのです。
先ほどの項目では最後に基準を”明確”にしておくこと・・・
という言葉でお伝えしましたが、
僕達は既に自分の基準を持っているのです。
なので厳密には見つけるというのではなく、
思い出すとか気付くとかそういうものなのです。
だけど既に自分にあるものだと簡単に感じませんか?
新しく築いていく必要もなくもう既に備わっているんです。
- 映画やドラマでどんなシーンで感動したでしょうか
- 人生で最も楽しい感じた瞬間は何でしょうか
- 最も絶望や悲しみをを感じたことは何でしょうか
- 心の底からエネルギーが湧いてきたことは何でしょうか
そうしたところには才能もセットになっています。
なぜなら才能は感情が最も揺れ動くところにあるからです。
自分の軸も才能も感情という鉱脈の中に存在するのです。
一見不器用にも見える
因みに自分の軸がない場合はどんな状態でしょう。
あなたも大体は想像がついてるかもしれません。
- 周囲が気になって恥ずかしい
- 自分の全力を出し切れない
- 優柔不断で判断ができない
- 他人に合わせ過ぎて後悔する
- 自分が分からずモヤモヤする
他にもいろいろとあるかと思います。
自分の軸があると基準が明確なので迷いません。
正確には迷っても基準があるので迷いに対処できます。
その際に一見不器用な性格に見えてしまうことがあります。
けどそれは長い目で見ると正しい判断だったりします。
たとえば誰に対しても愛想がいい器用な人は、
コミュニケーション上手で羨ましくも感じるかもしれません。
けどそうした八方美人な性格は信用され難かったりします。
結果として自分の親友と呼べる人がいなかったりします。
一方でコミュニケーションが下手で愛想もよくないけど、
一部の人とは非常に仲が良い場合は長い付き合いになったりします。
中には一生の付き合いになるような親友だってできるでしょう。
自分の軸とは自分の価値基準が何かを明確にして生きるからこそ、
無理なく自然に深く長く築けていけるのです。
対して努力している感じでもないのに大きな結果を得たり、
同じ仕事をしていても精神的肉体的な疲労に違いがあります。
子供はいつまで遊んでも疲れないなんてよく聞きますが、
それはただ遊ぶことが純粋に楽しいというだけだからです。
大人だって好きなことやってたら時間を忘れてしまいますね?
それは子供も大人も何ら変わることなんてないのです。
人生を自分らしく生きるために
自分の軸を持つことは実は部屋の中にも現れます。
というのも自分ではなく物が中心になっているんです。
「これは便利だからいいかもしれない!」
「これ、可愛いから欲しいなあ!」
「今だけ値段が安いからお得じゃないか!」
これってあなたも思い当たる節はありませんか?
ただ欲しいと一瞬の感情に任せると物が中心となった考えです。
しかし、そこで自分が最も感動することは何かを明確にして、
そしてそれを満たしてくれる物は何かと考えるのです。
部屋を片付けることだって単なる片付けなんかではなく、
要らない物を捨てるとか出し入れしやすく収納するとか、
それらは自分の軸で生きる上で活用すべき手段なのです。
部屋は自分の心の写し鏡とも言われます。
部屋の状態は正しく自分の本音が現れやすいんですね。
そんな自分の部屋から自分の軸を整えてみてはいかがでしょうか。
自分らしく人生を楽しめることを祈っています。
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