自分らしさって一体何なのでしょう。
個性やオリジナリティと言われても難しいと思いませんか?
ですが自分らしさを難しいと思ってしまうことに、
本当の自分らしさを止めている何かがあるのです。
自分を見失いそうになったとき、
それは自分らしさは発揮されてないのかもしれません。
たとえば相手の期待に応えようと自分に無理をすると、
本当の自分は何がしたいのかと見失いそうになります。
つまり自分らしさを表現するには、
相手がどう感じるかということも関係するということです。
僕達は社会の中で生きている以上は合わせる必要があるからです。
しかし、この合わせることが難しいと思いませんか?
人はもともと個性があります。
なぜなら、人それぞれに考え方は違うからです。
そこで本当の自分らしさには捨てることが重要になってきます。
今回は、個性を失う理由と捨てることの大切さをお伝えします。
(前回は、人生で成功をおさめるために捨てるべきたった1つの心の癖にて、
何かで成功をおせめることを望んで自分を変えたいと思う人は多いですが、
結果を出すための捨てるべき心の癖についてお伝えしました。)
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自分らしさを出せない深層心理
僕は20代の頃まで自分のことを隠したいと思ってました。
なので自分のことを他人に話すことを避けるように生きてました。
なぜこんなにも極端に他人を避けるのかの原点は、
2歳くらいのもの心がついた頃に、
父親に心を開いて接したときに疎ましがられたことが原因でした。
今でも鮮明に覚えていてあれ以来、父親には心を閉ざしてしまいました。
なので人生で父親とまともに会話した記憶が一切ないのです。
一方で学生時代の特に中学に入ってからは、
「どうせ自分にはムリ」という思い込みから心を閉ざしてました。
なので学生時代はおとなしく目立つことのない存在でした。
この「どうせ自分にはムリ」には、
女の子と仲良く話せないとか、モテる男グループに入れないとか、
周囲と自分とをうまく合わせることができない”ムリ”でした。
他人に心を閉ざしてしまうと自分を表現できません。
うまく他人と合わせられなければ心を閉ざしてしまいます。
あなたが今、自分らしさに悩んでいるのでしたら、
それは一度自分の過去を振り返ってみると良いかもしれません。
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実は何をすればいいのかではない
- 夏までにダイエットをして痩せたい
- 気になる女の子に話しかけて仲良くなりたい
- もっとやりがいのある仕事に転職したい
仮にこのように思ったとき、
それを実現するのって何だか難しいと思いませんか?
今できてないことを達成するのって難しく感じますよね。
そこでそのために何をすればいいかを考えますね?
普通はそのために必要なことを誰もが考えると思います。
だけど多くの人は、それを達成することができなかったりします。
考えて行動したにも関わらずうまくできないのです。
本当は何をすればいいかを考える前に、
まず何を捨てるべきかを知ってそれを手放すことなのです。
何をすればいいかを先に考えてしまうことで、
方法やテクニックやスキルという目先のことに囚われてしまいます。
- 食べたいものを我慢できなくなるから痩せられない
- 余計なプライドを捨てられないから仲良くなれない
- 生活できない恐怖を捨てられないから転職できない
自分らしさが分からないくて悩んでしまうのは、
自分らしさを止めているものを手放せないから自分を見失うのです。
だからこそ一度過去の自分を振り返ってみることが大切なのです。
何もない空間に感じられる自分らしさ
戦後間もない頃は、
物がたくさんあることが豊かに思われていました。
だけど今の時代では物だけでは心は満たされなくなってます。
本当はもっとやりがいや生きがいのある人生を送りたい。
誰もが物なんかで気持ちは満たされないと気づいていて、
誰もが今の自分を何とかしたいと心から望んでいます。
普通、本屋でもスーパーでも売れてる物は、
一番手前の目立つところにたくさん置かれていますね。
ところが高級なブランドを扱うお店ではいかがでしょうか。
商品の数なんてほんの少ししか置かれていません。
ではこの2つは、どちらが個性を感じられるでしょぅか。
またどちらが豊かさを感じられるでしょうか。
高級ブランドのお店ではないでしょうか。
ここから何が言えるのかというと、
自分らしさとはまず何を捨てるかが重要だと言うことです。
あえて何もない空間をつくることで、
個性を表現する高級ブランドのお店のように、
本当の自分らしさとは心の不要なものを手放していくことです。
捨てると実は返ってくる
僕が2014年1月から副業をはじめたとき、
それまで付き合っていた人間関係をすべて断ち、
15年間続けてきた格闘技も完全に断って臨みました。
そして睡眠時間3~4時間程度でずっと作業をしました。
ところがです。
それから約2年くらい経った頃から、
今まで疎遠状態だった兄弟とは少しずつ関係が良くなり、
冬はスノーボードを思いっきり楽しんで格闘技も再開し、
時間的にも経済的にもサラリーマン時代より豊かになりました。
その経験から、捨てると実は返ってくるのではないか?
そんな風に思えてくるようになりました。
なので捨てるというよりは一旦預けておくというような、
一旦脇においてやりたいことに臨んでいくことで、
やがて以前よりも良くなって返ってくるように感じます。
だからこそ、
- まず自分らしさを失っている理由は何なのかを知る
- そして何をするかの前に何を捨てるかを決めて断つ
そうすることでやるべきことに迷いがなくなり、
方法やテクニックやスキルよりも貫くべき自分の思い、
そして目に見えることに揺れない心の強さも得られ、
それが本当の自分らしさの表現へとなっていくのではないでしょうか。
自分の個性を楽しめることを祈っています。
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