惨め、辛い、苦しい、嫌になる・・・・
人間関係がうまくいなかいと何もかも嫌になりますね。
そのことが理由で仕事が続かない人がとても多いです。
しかもこういうのって仕事の人間関係に限らず、
何もかもがうまくいかなくてほんとに辛くなってしまいますね。
友人や家族、恋人に至るまでうまくいかず、
目標に向けてやってることも日常の些細なことさえも、
自分の一体何が原因なのか、もう余裕さえなくなりますね。
人生がうまくいってるときと比べると、
同じことでも全てが色あせて感じてしまい、
何をやっても心から楽しいと感じない・・・
その原因は、自分の問題点が見えてないだけなのです。
何かしらうまくいかないときは対処を考えますね?
だけどそれが空回りしてしまうのはズレているからです。
だけどラジオの周波数のようにピンポイントで合わせる必要があるので、
これがもどかしくて、目に見えないので苦しく感じるのです。
仕事の人間関係がうまくいかない場合は、
大抵は、その周辺も悪くなるので何をやってもダメと感じます。
こんな泥沼にハマった状態からどう抜け出せばよいのでしょう。
(前回は、頑張ることに疲れた…そんな職場に居ては大切なものを失うにて、
限りある人生の中で本来居るべき場所でないところで頑張る人が非常に多く、
大切なものを失って後悔する前に気づいてほしいことをお伝えしました。)
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何もかもがうまくいかない理由
2008年10月から2009年、2010年は、
僕にとって人生で最も経済的に不安定な状況でした。
20代後半なのに借金が約300万近くあって貯金もゼロの状態、
田舎なのでまともな仕事もなくてフリーターの掛け持ちしかできず、
その日の食費すら捻出するのにやっとな日々を送っていました。
「もっと頑張らんといけん!」
「もっと自分に厳しくせんといけん!」
「もっと苦しいことに耐え抜いてやる!」
空いた時間が勿体ないのでバイトを入れまくり、
格闘技もやってたので自主トレで1人で道場に入り、
眠る時間すら勿体ないと思ってとにかく自分を変えたくて、
とにかくがむしゃらに動いていた時期がありました。
だけど、どんなに必死になって努力しても何も変わらないのです。
それどころか疲労で居眠り運転をしてしまい、
車が大破してかえって状況が悪くなってしまいました。
ホントにうまくいかないときって何が原因か分からないのです。
まるでスポーツでスランプに陥ったかのような状態です。
だけどその原因はとてもシンプルなものなんですね。
それは、ズレたことをしていたからなのです。
こうして言葉にすれば非常にシンプルなことなのですが、
いざその状況になってしまうと自分のことが分からないものです。
あなたがいつも仕事の人間関係がうまくいかないというのは、
それは必ずどこかにズレているところがあるからです。
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ズレていることに気づいて改善するには?
たとえばこのような話がありました。
自分に無理しすぎることを気にした人がいて、
自分を大事にしないといけないと思うようになり、
好きな洋服やアクセサリーを買ってみたり、
美味しいものを食べに行ってみたり、
映画や旅行など好きなことをしてみたり、
こうして自分を大事にしてやれば、
人生がうまくまわるようになるんじゃないかと思ったそうです。
確かに自分を大事することはとても重要なことです。
だけどこれでは一向に生き辛さが改善することはなかったのです。
なぜなら、やってることがズレていたからです。
自分を大事にすることの本質とは、
自分の中にある自分自身の本音を感じることで気づき、
そしてそれを素直に表現していくことです。
つまりこのブログで何度もお伝えしている、
本当の自分はどうなりたいのかという本音のことです。
見栄も怖れも思考で武装することも全て取っ払って、
何をすれば心の底から嬉しさや幸せを感じられるのか。
なぜなら、人生の価値は自分が何を感じたいかだからです。
望む感情をたくさん感じられれば幸せになれます。
結婚にしても、家を買うにしても何にしてもです。
あなたが今、どうしても人間関係でうまくいかない・・・
そしてそうした理由で仕事が続かないのは、
本当の自分は一体どうなりたいのか?
自分自身の心の中の声をしっかりと聴いていないからです。
自分の心の声とは難しいことではなく、自分に問いかけるだけです。
なのでしっかりと自分の本音を感じ取ることで問題に気づければ、
自分の本音を少しずつ表現していくとで改善できるのです。
自分を素直に表現することの勘違い
自分の本音を素直に表現していくことが大切なのですが、
ここで大きく勘違いをしてしまうことがあります。
それは感情をぶちまけてしまうことです。
普通に考えれば簡単に分かることですが、
相手のことを考えずに言いたいことを言えば、
それがケンカの原因になってしまうこともあります。
ケンカまでいかなくても相手が嫌に感じることもあるでしょう。
自分の本音を素直に表現していくということは、
自分に向けてであり、相手に向けるものではありません。
それでは、ただのわがままな人間と思われてしまいます。
相手に向けてしまうのは自分の本音をまだ聴きとれていないので、
結局目に見える相手に向けてしまうということになるのです。
これもまた前述したようにズレていることになるので、
何をやってもうまくいかないという底なし沼にハマってしまいます。
そして自分も傷ついて余計に殻の中に閉じこもりかねないのです。
自分の本音を素直に表現することは傷つきやすくもあるのです。
自分を本当の意味で大事にするのならここに気づかなければいけません。
将来性のあるやりたくないことへ挑戦すること
自分の本音に気づくことができれば、
今のやってる仕事が自分の本当の居場所ではないと、
もっと深いところで気づくことがあります。
そこで今いる場所から抜け出していく必要があるのですが、
僕達はどうしても楽な方法で何とかしたいと思っていまいます。
僕は会社でパワハラを受けていて特に精神的に苦しかった日は、
帰ってネットで転職サイトを開いて何度も面接を受けていました。
だけど自分の本音とはズレたことをしていたのでうまくいかなかったのです。
僕はどうしても雇われていくことに将来性を感じれませんでした。
このままだとフリーターと派遣社員をハシゴしながら生きなければいけない。
こんな地味で苦しい日々をこれからもずっと続けるしかない・・・
こんな風なイメージしか浮かばなかったのです。
「本当はもっと自由に好きなことで生きていきたい!」
これが僕の本音でした。
だけど同時に心の中では不可能だとも感じていました。
だって何をして自由に生きていけばいいのか分からなかったからです。
だけど大切なのは、それでもアンテナを張り続けることなんですね。
そして自分を変えるにはやりたくないことに挑戦することです。
これは嫌なことを無理してやることではありません。
あなたは今のぬるま湯に浸かったまま自分を変えられると思いますか?
ここで「コンフォートゾーンを抜ける」とよく言われたりしますが、
自分を変えるにはどうしても居心地の悪い方向へ進む必要があります。
自分が成長しなければどこに行っても同じ結果になります。
今までの良くない方向へ進んでしまう「考え方」を変えないからです。
だけどいきなり自分を変えようとしてしまうと心に抵抗が出てしまいます。
なので将来性を感じられることに少しずつ積み重ねることが大切なのです。
自分の本音に素直になれることを祈っています。
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