マイナス思考を克服-無理にポジティブに考えない4つの考え

 

マイナス思考にハマると抜け出すのに大変。

一度ハマってしまうと数日間続くこともあって克服するのは困難ですね。

なんとか治し方がないものでしょうか。

 

身近な人や親しい人になればなるほど、

嫌なことが見えてしまい、

 

「なぜ、こんなことを言うんだろう…」

 

となってしまい、

 

「いかん、いかん!思い込みが激しいぞ!」

 

と、自分を反省してみるも、

時間が経つとあのときの会話のやりとりを思い出して、

悶々とした気持ちの中で日中を送ってしまうことには、

何か処方箋のようなものが欲しいところです。

 

身体の病に飲む薬があるように、

心の病に飲む薬はないのでしょうか。

(前回の記事、ビリーフチェンジ!問題となる思い込みを見つける3つの質問

 

 

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1、壁は乗り越えずに迂回する

 

マイナス思考にハマってしまい、

何とかしたいと無理にポジティブに考えようとして、

目の前の壁を一生懸命に登ろうとするよりは、

 

マイナス思考そのものを受け入れた方が克服できるかもしれません。

 

「もう無理、どう頑張ってもマイナス思考が抜け出せない」

 

このとき、

シンプルライフの考えのように、

どうにかしたいと思う不要な気持ちは捨てて、

しばらく感情を感じるまま受け入れてみるのが良いかもしれません。

 

そうすると、

少しだけ距離を離れて眺めることができるようになり、

右か左に迂回すれば、

もっと自分らしい道の歩み方を見つけられるかもしれません。

 

 

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2、面白い発想はマイナス思考から出る

 

よく考えてみてください。

素晴らしい発明をしたり、

度胆を抜くようなアイデアで世を賑わせている人は、

その前段階でもの凄く悩んでいませんか?

 

こんな状況では、

決してポジティブな状態ではないと思います。

 

人は何か変化が起きるときは、

その前段階でマイナス思考になりやすいのかもしれません。

 

それはまるで、

大勢の前で話す前に緊張状態になって心の準備を整えるかのようです。

 

何かが訪れる前触れかもしれません。

僕たちは無意識レベルで事前に見えない何かを感じ取っているのかもしれません。

 

 

3、実は共感性のある状態

 

ポジティブな人に悩みを打ち明けても、

 

「大丈夫!何とかなるよ!」

 

このようなニュアンスで、

何だか適当に扱われているかのように感じることもあります。

なぜならば、

ポジティブな人はマイナス思考の状態の気持ちに「共感」できないからです。

なぜ「共感」できないかと言うと、

マイナス状態に合わせることがとても面倒なことだからです。

 

本当は自分の気持ちを寄り添うように「共感」してくれて、

心の中にあるものを全部外に出すことが、

心の病にはとても良く効く薬になる場合が多いのですが、

それができるのは同じようにマイナス思考の傾向が強い人なのかもしれません。

 

「共感」すると人の持つ自浄能力がより働くようです。

 

 

4、本当にやりたいことはマイナス思考から生まれる

 

「自分は何をするために生まれてきたのだろう」

 

このように人生の意味を考えるとき、

真剣になればなるほど顔は真面目な表情になり、

思いつめたかのようになると思います。

 

もし、

 

「何とかなるよ!大丈夫!」

 

と、気持ちがポジティブになるようであれば、

そこから先はケロッと今までのことを忘れてしまって、

生きる意味を見出すことはないのではないでしょうか。

 

本当にやりたいことをしようとすれば、

 

何かを失う必要がある。

 

何かをあきらめる必要がある。

 

そんなことを無意識に感じ取っているから、

目の前の現実は訳のわからないマイナス思考に悩んでしまうのかもしれません。

 

 

マイナス思考の感情の奥にある正体を知る

 

1、壁は乗り越えずに迂回する

2、面白い発想はマイナス思考から出る

3、実は共感性のある状態

4、本当にやりたいことはマイナス思考から生まれる

 

いかがでしたでしょうか。

このように違った見方をしてみると、

マイナス思考も無理に変える必要はないのかもしれません。

 

人の感情とはよくできていて、

マイナス思考だって、狩猟時代から身に付けた大事なもののひとつだと思います。

 

・マイナス思考になることで何を準備しているんだろう?

・マイナス思考になることで何を知る必要があるのだろう?

 

マイナス思考はポジティブと違ってストーカーのようにしつこいかもしれませんが、

無理に克服しようと思わずに、

少しだけ見方を変えてみる意識を持って、

今感じている感情の奥を見つめてみても良いのではないかと思います。

あなたが自分の感情とうまく付き合えることを心より祈っています。

 

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