何が必要で、何が不要か、取捨選択は人生の質に影響します。
あなたは、他人に振り回されることにお困りではありませんか?
自分が「こうだ!」と思っても誰かに否定されると迷ってしまいそうですね。
昔、
兄の友人が営んでいるボーリングと言われる井戸を掘る仕事に誘われました。
ある居酒屋でこの話ははじまりました。
仕事が決まらずフリーターを続けていた僕に、
兄は喜び、兄の友人もまた人手が増えたことに喜びました。
だけど、
僕の心の中にソワソワするものをずっと感じ続けていたのです。
そして、このソワソワしたものは消えることはありませんでした。
どころか日に日に身体の中でその感覚は強くなっていきます。
数日が経ったある日のことでした。
「やっぱりあの話はなかったことにしてほしい・・・」
僕は仕事の話を断り、いつもの自分でいることを選択しました。
家族も安心させられ、兄の友人も助かり、自分も安定するはずなのに、
でも、それを選択することができなかったのです。
(前回は、毎日続けるためのコツ-続けられない人が成果を出す3つの方法にて、
自分のやりたいことを毎日続けるためには、三日坊主の仕組みをまず解説し、
その上で本当の意味でも続けるコツを紹介しました。)
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1、選択の基準はどこにあるのか
人は人生において取捨選択するときに最も大切な基準を持っています。
それは、
脳は現状維持が基準として取捨選択をしているということ。
僕たちは、自分の意志で取捨選択をしているかのように思いがちです。
しかし、その基準もやはり脳に組み込まれたプログラムが元となっているのです。
選択したことに、後悔や迷いの感覚が出てきたことはありませんか?
その感覚こそ、僕たちが変わろうとすることを妨げいる原因なのです。
もし、その感覚に惑わされずその道を突き進んでいたとしたら?
おそらく人生を変えることができたはずです。
しかし、変わることは身の危険が迫る確率が上がってしまいます。
少しでも変化があると、身の周りの安全を把握しきれなくなるからです。
そのため、
あなたが望んだ道を選ぶとき、このメカニズムを知っておく必要があります。
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2、後悔しない選択とは
本当の意味で後悔しない選択とは、
自分が選んだ道にたいして、
やがて訪れる後悔や迷いのような感覚を冷静に見つめることです。
このとき、僕たちはいろいろな言い訳を考えはじめます。
もっともらしい理由を”アタマ”で考えて、
結果、現状のままを選択しようとしてしまいます。
後悔や迷いの感覚は、自分が変化するときの指針になります。
言い換えると後悔や迷いの感覚が出てくる選択をするということは、
それを選択することで確実に自分を変化させることができるという、
変化を測定する測定器としての見方をすることもできるのです。
今の自分を冷静にみつめることこそ、後悔しない選択だと思います。
3、隣の芝生は青く見えるもの
誰かの持っているもの、できていることに羨ましいと感じたことはありませんか?
僕たちが他人を羨ましく思ってしまう理由には、
自分にとっての幸せとは何か、その基準が曖昧だからかもしれません。
普通に働いて普通に生活していれば、意識的に明確にする必要はありません。
大抵の場合、何となく自分の中で楽しい嬉しい幸せと感じる選択をしています。
その根本的な理由までは、深く探ろうとはしないものなのです。
では、どうすれば自分にとって正しい選択ができるのでしょうか。
もし、自分の選択したことがクーリングオフのように返品することができれば、
思いきった選択をしたとしても後で取り消せるので楽になると思いませんか?
その方法はとてもシンプルで、
コンビニで菓子パンを買うとき、自動販売機でコーヒーを選ぶとき、
何も考えずパッと出てきた答えを”直感”で決める訓練をすることです。
つまり、取り返しのつくところで選択の仕方を変えるということです。
重要なところで取捨選択するには、普段から訓練する必要があります。
直感と言う潜在意識から出た答えに従うことが大切です。
取捨選択とは選択の仕方そのものを考えること
僕たちが普段、何かを選択するときは、一生懸命に考えて決めようとします。
この考えることそのものが選択の仕方が誤っているのかもしれません。
よくチャンスの女神は後ろ髪がないと言います。
もし、今までのように一生懸命に考えて選択していては手遅れとなってしまう。
あなたもそんな経験をしたことはありませんか?
僕は思い返せば、たくさんしてきたように思います。
重要なところで取捨選択ができるよう、
選択の仕方そのものについて考えてみてはいかがでしょうか。
心から納得できる選択ができることを祈っています。
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