「断捨離って具体的にどうればいいの?」
「部屋の片付けを効率的にやりたい!」
「片付けた部屋をずっと維持させたい!」
すっきりした部屋って心地が良さそうですよね。
僕も断捨離のやり方が全く分かりませんでしたが、
4つの基本で行って部屋が凄くスッキリしました。
そして10年経った今でも当時のままなんです。
今回は当時やってた手順を振り返り、
初心者でも簡単にできるようにまとめてみました。
この記事を読み終わる頃には、
断捨離の具体的なイメージができるようになり、
捨てる判断がパッとできるようになっていきます。
かなり本気を出して有料級に仕上げましたので、
ぜひ最後までご覧になって下さい。
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断捨離のやり方とは?初心者でも簡単にできるの?
断捨離のやり方はシンプルに物を捨てるだけです。
初心者だからって難しく感じることはありません。
具体的には以下の4つの基本を軸に行うだけです。
- 物を分ける時の考え方
- それでも迷ってしまう物
- 捨てる方法に困った場合は?
- これから手に入れる物への考え方
まず物を捨てる基準となる考え方をお伝えし、
迷った時や捨て方に困った時の解決する方法、
そして物を増やさない防止策といった感じです。
物がない生活になると無駄遣いがなくなります。
それに余計なことに意識が自分の心に向くので、
自分が本当は何がしたいかも見えやすくなります。
但し注意しておきたいのは、
ただ闇雲に捨てると後悔することもあります。
そこにあなたに合った判断基準を設けることで、
パッと捨てる捨てないが見極められるんですね。
断捨離は物を捨てることが目的ではありません。
しっかり行えば生き方そのものが変わります。
何故なら生きる舞台である部屋を変えるので、
脳に与える影響は実は計り知れないわけです。
どうせなら良い影響にしたいと思いませんか?
断捨離は部屋で過ごす時の満足感だけじゃなく、
経済的にも精神的にも安定するようになります。
なので生き方も変えることができるんですね。
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そもそも断捨離って何?
断捨離のやり方を説明していく前に、
そもそも断捨離とは何かを知る必要があります。
目的や意味を知ってやるのとやらないのとでは、
やはり結果に雲泥の差が出てきますからね。
断捨離とは何かを調べてみたら、
断捨離(だんしゃり)とは、
- 沖正弘が提唱したヨガの思想。
- 作家のやましたひでこが提唱する、不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想の事。
引用:Wikipedia
このような意味があります。
そして断捨離の3文字にそれぞれ意味があり、
- 断:入ってくるいらない物を断つ。
- 捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。
- 離:物への執着から離れる。
引用:Wikipedia
つまり、物を断って執着を手放そう!
シンプルに言えばそういうことなんですね。
そこで僕のこのブログのテーマである、
自分の本音に素直に生きよう!
というのを一貫して伝えてるんですが、
断捨離とは生活の物を通して自分と向き合い、
本音に気付いていくものだと思っています。
そもそも部屋の物を無くしていけば、
必然的に自分と向き合わざるを得ないからです。
けど人生の中の何処かで自分と向き合った方が、
後悔しないとか納得する生き方に繋がるのです。
断捨離がただ捨てるだけじゃない理由
断捨離とは物を捨てることを通して、
心の中にある無意識に染みついた執着を手放すことです。
この執着を手放すことに断捨離の本質があると言えます。
心と身体の繋がりの理解
部屋の中にある要らない物を捨てるだけで、
不思議と頭もすっきりして心も軽くなってきます。
例えば年末には誰もが大掃除のことを考えますが、
終わった後ってすっきりした気持ちになりませんか?
また大掃除に限ったことではなく、
ちょっと引き出しの中を整理しただけでも、
すっきりした感じがありますよね。
それは心と身体が繋がっているからです。
なので身体を動かすと心にも影響するのです。
だって病気になれば気持ちも下がってきますし、
気持ちが明るいと身体も軽く感じたりします。
ではなぜ物を捨てる必要があるのかと言うと、
視覚から入る余計な情報を減らす為です。
人は五感の中でも視覚から入る情報が多いです。
その割合は全体の約80%と言われています。
それだけ目から入る情報に頼ってるんですね。
部屋の目に見える物を片付けるだけでも、
視覚から入る余計な情報が入らなくなるので、
それによって短期記憶の要領にも余裕ができ、
心がすっきりした気持ちになるんですね。
断捨離の本当の目的
ですが問題は捨てることが出来ないこと。
捨てればすっきりすることは分かっているけど、
それを行動に移せる人は結構少ないんですね。
それは捨てられないことが悪いんじゃなくて、
人間って心に抵抗のあることは行動し辛く、
なかなか思い切って決断出来ないものなんです。
物を捨てるのって色々と考えませんか?
名残惜しいとか不安という気持ちだったり、
物によって捨て方や捨てる場所が違ったり、
あれこれ考えないといけなかったりしますね。
それが余計に億劫に感じてしまいますよね。
僕も断捨離してる時に捨て方には困りました。
何故なら物によって捨て方が異なったからです。
捨てることで悩んでしまうことが多かったです。
だけど捨てることが出来ない本当の理由は、
実はそんなことではなかったりするんですね。
そこで気付いてほしいことがあって、
それはその時の感情に目を向けて欲しいんです。
例えば罪悪感などの感情とかがそうですね。
さっき言った名残惜しいとか不安感だったり、
そういった自分の中から出てくる感情に目を向け、
何も考えずにジッと感じてみて欲しいんです。
何故こんなことをするかと言うと、
物を通して本音と向き合って欲しいからです。
僕達は自分の本音って分かっているようで、
実は分かってないことが結構多いんですね。
だって辛いとか苦しいとかの感情って、
味わいたくないし避けたくなってきませんか?
けどそれって実は大切な本音の部分が潜んでいて、
そこと向き合わないから自分が変わらないんです。
なので断捨離とは捨てることそのものではなく、
捨てることを通して自分は本当は何がしたいのか?
そんな自分の考え方や生き方を正しく修正していき、
人生そのものを理想の生き方に近付けていく・・・
ということに本来の意味があると思ってます。
考え方なので断捨離に限ったことではなく、
人生のあらゆる場面で応用を利かせられます。
これは断捨離を通して人生を変えた人の共通です。
なので単なる片付けとはまるで次元が違います。
その上で今回の4つの手順をご紹介します。
1、物を分ける時の考え方
考え方を変えるだけで今まで出来なかったことも、
意外とあっさり出来てしまうことがあります。
当然物が捨てられない時も当てはまるんですね。
物を分ける時の考え方はシンプル
まず一つのカテゴリーを決めて集めます。
例えば洋服なら、タンス、ハンガー、収納ケースなどの服全部です。
中には持っていたことすら忘れていた物もあるのではないでしょうか。
そして要らない服を分けて捨てていくのですが全ての服に対して、
- 今現在で使っている or 今現在で使っていない
このたった一つのシンプルな考え方で決めていきます。
何故なら今現在で使っていない服は今後も必要にはならないからです。
そこで、使うかもしれないなんて思うから物が溢れてしまうんです。
このシンプルな考え方を徹底することが重要です。
なので物を分ける時につい、
- 使わない or 使うかもしれない
という風に考えてしまいがちですが、
そこを考え方を変えて、
- 今現在使っている or 今現在使っていない
というのを軸に決めていくことが大切です。
そうなると今現在使っていない物は必要ないと分かりますね。
これだと使っていない物が不要だと分かります。
それにいざ必要な場面って訪れないんです。
訪れたとしてもほんの僅かな瞬間だけです。
それだと手放しても別に問題はないんですね。
必要になったらその時に用意すればいいんです。
ではこの考え方を別のことに置き換えてみて、
例えばやりたいことがあるとしたら、
- 出来る or 出来ない
というのを僕達は考えがちです。
出来るか出来ないかで判断しようとすると、
ほとんどの人は出来ないと判断してしまいます。
何故なら出来る保証が全く無いからです。
そうなると何もしないまま人生が過ぎてしまい、
高齢を迎えて後悔するということなり兼ねません。
そんな余生を送るなんて嫌だと思いませんか?
なのでこういう時はこのように考えるんです。
- やりたい or やりたくない
こうなると失敗云々は関係なく、
自分が本当にやりたいのかやりたくないのか?
ということを軸に考えることになりますよね。
この基準で考えるので行動出来るわ訳です。
断捨離ってただ物を捨てるというだけじゃなく、
物を捨てることを通して自分の考え方に気付き、
それを修正していく効率的な方法なんですね。
だから人生全般に応用が利く訳です。
特に断捨離を始めて行う初心者にとって、
不要な物をどのような基準で選べばいいのか?
ここが分からなくて立ち止まる人が多いです。
けどやり方なんて本当はシンプルで、
考え方を少し変えてみるだけいいんですね。
そんなちょっとしたこから流れがスムーズになり、
最後まで完了させることも可能になります。
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2、それでも迷ってしまう物
だけど今現在で使っていないからと、
簡単に捨てることが出来れば楽ですよね。
そんなに簡単に物が捨てることが出来るなら、
断捨離なんて誰もが出来てしまいます。
けどそんな簡単にはいかないですよね。
そんな時はこのような方法があるんです。
それはルールを決めて一時的に残す
ということです。
ルールとは30日間のみ保管すること。
一回目に分けてから30日程度保管しておき、
30日後に再び保管した物を分けるんです。
この時の分け方も同じ考え方が出来ます。
- 今現在で使っている or 今現在で使っていない
この考え方のみで捨てるかを判断します。
後はこの手順を何度も繰り返していくんですが、
これが不思議なことに1回目よりも2回目の方が、
手放すことが意外と簡単に思えてくるんですね。
これって何故そうなるかと言うと、
人間の感情って常に一定じゃないからです。
実は常に動き続けているのが感情なんです。
けど無意識レベルなんで分からないんですね。
ただこうやって同じ行動を繰り返すと、
向き合った時に感情の変化に気付けるわけです。
一回で判断する必要なんてありません。
別に今すぐという緊急性のない物だったら、
時間を上手く使っていけばいいんですね。
自分の感情と向き合うというのは、
自分の抵抗感や恐怖に抵抗するんじゃなく、
それらの感情と上手く付き合ってくことです。
なので30日という期限・・・
つまりルールをあえて作ることで、
自分の感情と上手く付き合うわけです。
その方が簡単だと思いませんか?
特に初心者に合う断捨離のやり方としては、
30日期限のルールは精神的にも楽ですし、
この方法を取り入れることで取り組みやすいです。
3、捨てる方法に困った場合は?
いくら考え方が大切だと言っても、
断捨離とは実際に物を捨てていくわけなので、
捨て方そのものも考えていかないといけません。
ただここも問題が起こりやすいところで、
物によってどのように捨て方をしたらいいのか?
というのが僕もやってて困ったところでした。
物を捨てる時の3プラスαの軸となる考え方
基本的には以下の3つを軸にして考えます。
- 欲しいと思ってる人に譲る
- リサイクルに出してお金に換える
- デジタル化してデータに変換する
そしてプラスαとは何かというと、
- メルカリやラクマに出品する
という方法になります。
行動の際に壁にぶち当たった時は、
捨て方の基準を作ると乗り越えやすくなります。
僕も基準を持つことで乗り越えていきました。
それでは僕の経験を話していきます。
1、欲しいと思ってる人に譲る
これは一番心が楽な方法でした。
だって知ってる人に使ってもらった方が、
安心するし喜んでもらえるからです。
特に知らない人に譲るよりは、
知ってる人に譲った方が安心感はありました。
けど捨てるより遥かに心の負担は軽いです。
2、リサイクルに出してお金に換える
これは合理的な考え方になりますね。
お金に換えられるなら効率がいいです。
そもそも要らない物だったんですから。
まだ捨ててしまうよりかは、
誰かの手に渡ってまた使ってもらえるので、
そう思うと心の負担も軽減出来る方法でした。
3、デジタル化してデータに変換する
捨てるに惜しい気持ちになる物って、
やっぱり何かカタチとして残したいものです。
けど物を残しておけば前に進めない訳です。
それなら物として残らない方法を選べば、
完全に失う訳じゃないので負担が軽減します。
それがデジタル化するということなんですね。
方法はスマホで写真を撮るとかです。
後はフォトフレームとかにしてもいいでしょう。
写真だけじゃなく動画で撮るという方法もあるし、
僕も動画や写真に残した物が沢山あります。
プラスα、メルカリやラクマに出品する
何故この方法だけプラスαなのかというと、
フリマサイトへの出品は瞬発力がありません。
売れるかどうかは相手が気に入るかなので、
自分の都合でできることじゃないからです。
但し、この方法は優秀な面もあるんです。
そもそも物を捨てる時って自分の判断ですよね。
自分で決断するから覚悟が必要になるんです。
けどさっきも言ったように、
売れるのは相手が気に入るかどうかなので、
自分の判断で手放すこととは異なってくるんです。
つまり自分で覚悟が決めきれないのであれば、
敢えて他人の判断に委ねてしまおう!
ということが言いたいのです。
しかも出品すればすぐ売れるわけじゃなく、
数日から数週間は掛かるのもポイントです。
時間の経過と共に物の存在を忘れ、
気が付いたら売れたっていう流れになれば、
「まあ、売れたから仕方ないか!」
ていう感じで気持ちも割り切れます。
どうしても捨てられない物がある場合は、
他人の力やツールを上手く活用していくことで、
時間は掛かりますが乗り越えることができます。
工夫をして自分の感情と折り合いを付ける
この3つの方法で手放せない物と向き合います。
このように考えれば断捨離をしやすくなるんですね。
断捨離が出来ないとか難しく思っている人は、
物を捨てることが出来ないんじゃなくて、
執着した心を手放せないのが原因なんです。
その為に断捨離のやり方とは方法だけでなく、
捨てる為の考え方に本来はその意味があります。
ここで紹介した方法というのは、
感情に折り合いを付ける方法になります。
これはあくまで当時の僕が考えたことであって、
あなたにはあなたの方法が見つかると思います。
まずは一つの参考にしてもらえればと思います。
捨てるとは本当に必要なものを選び抜く力を養う
何より本当に必要な物だけを選び抜いていくには、
捨てることの大切さを知っておく必要があるのです。
本当に必要なものを選び抜く力さえ身に付ければ、
人間関係も無理して付き合う必要もなくなってきます。
例えば今付き合ってる恋人が自分にとって本当に大切か、
それは手放すことへの怖れからできない場合も多いですが、
実際に手放してみると心がスッと楽になることもあります。
本当に大切にすべきことのために執着は手放すのです。
4、これから手に入れる物への考え方
断捨離を通して本当に必要なものを選ぶ力は、
新しい時代を生き抜く為の必要な知識と言えます。
物を選ぶ時は一時の感情だけで判断しない
それには物に対する考え方を変える必要がありますが、
まず「これいい」とか「可愛い」とか「安い!」など、
その時の”感情だけ”で判断しないことです。
そこで下記の考え方が大切です。
- 本当に欲しいかどうかは、一度離れて冷静に考える
- 迷いを感じるようなら今すぐ手に入れないこと
- 「○%OFF」、「今だけ限定」などの付加価値で判断しない
この3つの考え方が重要です。
なぜなら部屋に入れても愛着が薄れてしまうなら、
結局、買う意味がなくなってしまうからです。
1年後2年後には手放している可能性も高いでしょう。
あるいは部屋の片隅でずっと放置されっ放しになるかです。
最悪なのはそれによって部屋が散らかってしまうです。
これから手に入れようとしている物にも、
ただ欲しいからと一時の感情に流されてしまうのではなく、
しっかり自分にルールを決めることが大切なのです。
本当に必要なものを選び抜く力を
断捨離のやり方についてお伝えしましたが、
初心者が押さえるべき基本は以下の4つです。
- 物を分ける時の考え方
- それでも迷ってしまう物
- 捨てる方法に困った場合は?
- これから手に入れる物への考え方
これらの基本をベースに手順通り進めば、
理想通りのすっきりした部屋を実現できます。
断捨離は物を捨てて執着を手放すだけではありません。
捨てるときに使う使わないで判断して行動し続けることで、
本当に必要なものとはなにかを選び抜く力を養う。
このことも大事な要素として含まれています。
ただ捨てるだけではなく、これからの生き方を考える力です。
あなたが断捨離を実行したいと思っているのでしたら、
ぜひ参考にしてみてください。
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