せっかく片付けてもまた部屋がもとに戻ってしまった・・・
あなたもそんな経験をしたことがあるかもしれません。
リバウンドしないためには、何をすればいいのでしょう。
僕も学生の頃を思いかえしてみると、
部屋を片付けたのはいいけど数日、数週間経つにつれて、
散らかった元の状態へと戻った経験が何度もありました。
それは片付けることへの意味を分かっていなかったからです。
取りあえずパッと見た感じ、ごちゃごちゃしてきたので、
何となく片付けたいなぁと思ってやってみた。
けど普段通りの生活をしているとリバウンドしてしまった・・・
またいくら整理整頓や収納が上手になったとしても、
日にちが経てばもとの状態に戻ってしまう人は多いです。
その原因とは、気がゆるんでいるからなってしまうのでしょうか。
実はリバウンドしない片付け方にはたった1つだけ違いがあるのです。
(前回は、片付け方や整理整頓の方法を本で学んでもできない本当の理由にて、
世の中に出ている片付けや整理整頓の方法を伝えている本はたくさんありますが、
それでもできない人の深層心理の本当の理由についてお伝えしました。)
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片付けとダイエットには共通点がある
- 片付けても部屋の状態に納得しきれない
- せっかくきれいになったのに保つことができない
- 気がゆるんですぐにリバウンドしてしまう
これってあることに似ているのです。
それは部屋を片づけることと痩せるためのダイエット。
この2つは悩みの共通点が似ているのです。
- 痩せても今の体重に納得しきれない
- せっかく痩せたのに体重を保つことができない
- 気がゆるんですぐにリバウンドしてしまう
いかがでしょうか、
片付けとダイエットは似ていると思いませんか?
とくにリバウンドに関しては大きな悩みのひとつです。
ここで何が言いたいのかというと、
まったく異なる分野でも悩みは共通しているということです。
片付けとダイエットなんてパッと見た感じジャンルが違います。
だけど不思議なことに悩んでしまうことには共通しているのです。
そこで片付け方や収納の方法を学んでも悩みが解消されない理由があります。
それが次の項目でお伝えするたった1つの違いです。
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片付けとは「捨てる」ことだけがテーマじゃない
片付けると言えば部屋の中の不要なモノを捨てること。
とくに一人暮らしのような狭い部屋ではテーマになります。
ですが人生は「捨てる」ことで生き方が変わる-片付けの極意にて、
捨てることを通して自分の気持ちと向き合って整理することで、
自分の気持ちに決着をつけることでリバウンドもしなくなるのです。
単なる収納上手や整理整頓ができるだけでは、
部屋がきれいになったとしてもその主である本人自身が、
自分の気持ちに整理がついていないのでリバウンドするのです。
表面的には意識的には捨てるという行動を行うので、
どうしても目に見える「捨てる」ことにテーマを持ってしまいがちですが、
同時に目には見えない気持ちの部分で整理をつけること。
これが見えざる心の本来のテーマとも言えるのです。
ですが多くの人は不要なモノを捨てることさえしません。
片付けられないとか、リバウンドのことで悩むことはありません。
あなたのような悩みを抱えることそのものが真剣な証拠なのだと思います。
なぜなら真剣でなければどうでもいいはずだからです。
本来の捨てる意味とは自分の本音に気づくため
本当の片付けとは、
ただ部屋をきれいにするとか不要なモノを捨てるとか、
生活しやすいように納める収納上手になるという、
目に見える物理的な行動のみではありません。
とくに捨てるときに感じる感情、
「もったいない」とか「使うかもしれない」とか、
捨てるという行動を通して自分の心の中もスッキリさせていく。
そうなるとあなたには一体、何が残るでしょうか。
何もなくなるのではないかと不安になりますか?
ですが自分の本音とは捨てることで見えてくるのです。
多くの人が自分のやりたいことが見つからないとか、
あれもこれもと資格取得やセミナーに参加に忙しくなり、
それでもしっくりこなくて結局何も見つけられなかったりするのは、
心を曇らせている余計なこだわりを捨てられないからです。
だからこそ潔く捨てることで、
本当は何がしたいのかが見えてくるのだと思います。
もちろん、こうすることが全ての答えだとは言いません。
人生は数学とは違って人それぞれで答えはひとつではないと思います。
自分の生き方に悩む人こそ自分の本音と向き合うことが大切
片付けを通して自分の気持ちに決着をつけるとは、
本当はどうしたいのかという自分の本音に気づくことです。
そのために「捨てる」という物理的な行動があります。
ただ部屋をきれいにするためだけにあるんじゃないんですね。
僕自身、8年前に仕事を辞めて借金を抱えて実家に戻り、
父親に罵声を浴びせられて寝るだけの部屋しか使えず、
風呂、食事、洗濯の全ては家の外で出てやってました。
なので生活費のためにさらに借金をしながら、
最初はアルバイトの掛け持ちをして日銭暮らしをしてました。
1年後には派遣社員になれたのですが、
入社3ヶ月目に1ヶ月間で7キロ痩せたこともありました。
今度はパワハラに孤立化、慣れない夜勤や性格とは合わない業務内容、
そしてパワハラを上の上司に相談しても上っ面だけの対応。
何もかもが嫌になったときにモノをとことん捨てました。
当時は断捨離なんて言葉すら知らなかったですし、
断舎離や片付けの知識なんて全くありませんでした。
- 本当はどうしたいのか?
- 本当はどんな風に生きていきたいのか?
- どうしたら今の現状を変えることができるのか?
そんな自分の本音に気づいていくために、
片付けはひとつの方法になるのではないかと思います。
自分の気持ちに決着をつけることがリバウンドしないことでもあります。
リバウンドするのは気づいてないこだわりを捨てられてないからなのです。
それがたった1つの違いではないでしょうか。
収納上手より生き方上手になれることを祈っています。
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