人生は「捨てる」ことで生き方が変わる-片付けの極意

 

日本はモノを大切にする意識が強い国と言われています。

だけど生き方においては同じとは言い切れないところがあります。

それは人生は「捨てる=あきらめる」ことで変わるからです。

 

あなたも過去の栄光や自分のこだわりが邪魔して、

人生が生き難いと感じた経験をしたことはありませんか?

 

僕は幼い頃に友達とケンカしたときは、

なかなか素直になれずに仲直りができませんでした。

自分の中の「許せない」というこだわりに縛られてたのです。

 

だけどそんなこだわりを捨ててしまえば楽になる。

 

部屋を片付けるというのは単なる片付けではなく、

モノを通して自分のこだわりを見つめることにあります。

こだわりを手放せずにチャンスを失うことは意外と多いです。

今回は、片づけること捨てることの極意をお伝えします。

 

(前回は、シンプルライフを楽しむための暮らしのデザイン5つの秘密にて、

人生を楽しむためにシンプルなライフスタイルに憧れを持つ人は多いですが、

ワクワクする生き方をデザインするために大切なことをお伝えしました。)

 

 

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あきらめることは悪いこと?

 

たとえば仕事で精神的に辛くて辞めたいと思っている。

そんな胸のうちに秘めてることを上司や先輩にでも話せば、

 

「お前は目の前の現実から逃げている!」

「そんな気持ちで次でもやっていけると思ってるのか?」

 

こんなことを言われてしまう気がしませんか?

だけど今の仕事を辞めることで新しい道を開いていきたい。

そのためには今の環境をあきらめることはひとつの選択となります。

 

部屋を片付けるときにモノを捨てるのでも、

捨ててしまったら親や兄弟に何か言われるんじゃないかとか、

必要になるかもとか後悔するかもとかいろんな理由が出てきます。

今、自分にあるものの中で不要なものを思い切って手放すなら、

 

それをあきらめることは、むしろ人生を変えることができるのです。

 

しかし、大切なのはこれからお伝えすることを知る必要があります。

でなければ単なる部屋の片づけに終わってしまうからです。

それでは何のためにやっているのか分からなくなってしまいます。

 

 

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片付けとは自分の気持ちに決着をつけること

 

  • ただ掃除をする
  • ただ要らなくなったモノを捨てる
  • ただ整理整頓を心がけてきれいな状態を保つ

 

これでは何のためにやるのか分かりません。

それどころか心に油断が生じてリバウンドしていまうでしょう。

 

片付けとは自分の気持ちに決着をつけることです。

 

そこでモノを捨てることが上がってきます。

自分の気持ちの中でこだわっているものを捨てることです。

それは実際に部屋にあるモノを通した方が行いやすいからです。

ではなぜ自分の部屋のモノを捨てるのかというと、

 

もっとも心の状態を現しているからです。

 

自由にできる自分の部屋は好きなようにできます。

だからこそ自分のありのままの心が表現されています。

「部屋は心の写し鏡」とはそのような意味なのです。

 

片づけとは本来、自分の気持ちに「カタをつける」ことです。

つまりそれが自分の気持ちに決着をつけることなのです。

 

 

巷の片付け術を試しても永遠に終わらない

 

今の部屋のままで決着がついていれば片づけは終了です。

それがたとえ他人から見て汚部屋であったとしてもです。

問題なのは片づいていない部屋にあるのではなく、

 

「次の休日には片づけないと・・・」

「人が来たらこんな部屋じゃまずいなぁ・・・」

「ゴチャゴチャして何か落ち着かないんだよな・・・」

 

このように罪悪感や義務感が心の中に蔓延していて、

今の部屋を否定しているあなたの心の問題なのです。

 

つまり部屋の状態をどう思っているのかということです。

 

ここに決着をつけない限り、

どんなに巷で流行りの片付け術を試してみても、

仮に部屋はきれいに片づいたとしても心は満たされません。

もちろん世の中に出ている片付け術はどれも素晴らしいです。

 

ただ、単なる片づけるだけの意識なのか、

それとも自分の気持ちを見つめる意識を持っているのか、

ここの違いを知っている行っていけばどんな方法でも、

得られる結果は大きく違ってくるということです。

 

 

あなたが本当はどんな気持ちになりたいのか

 

どんなに素晴らしい片付け術を試そうと、

どんなに広い家に引っ越してみようと、

どんなに便利な収納家具を購入しようと、

そしてあなたの代わりに誰かが片づけようと、

 

あなた自身が決着をつけないと終わりません。

 

外側が変化するだけでは意味はなく、

内側の変化こそが望む生き方に変えていきます。

ではどんな内側の変化が望ましいのでしょう。

 

それはあなたが心から幸せや満足感を感じられること。

 

そのためには一旦、

自分の部屋のモノを通して自分の気持ちにカタをつけ、

その上であなたの本当に欲しいモノを部屋に入れていくのです。

 

掃除をするにしても一旦、

中にあるモノを取り出してやった方が楽にきれいになります。

手間に思えるかもしれませんが後が非常にスムーズです。

 

あなたは自分の部屋に居るときにどんな気持ちになりたいですか?

それを軸にして不要なモノを捨てていくと良いでしょう。

そしてカタがついたら今度は好きなモノで自由に満たしてみましょう。

気がついたときには今までとは生き方が変わっていることでしょう。

 

楽しみながら変われることを祈っています。

 

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