頑張ってるのに何も変わらない・・・
何をやっても以前の生活に戻ってしまう・・・
自分を変えるために行動をし続けてるのに、
何も変わらない日々って嫌になりますよね。
その理由は潜在意識の役割である、
現状維持メカニズムによって現状に戻される・・・
というのも確かに一理はあります。
けど本当にそれだけなのか・・・?
というと必ずもそれだけではないんですね。
なぜなら僕はネットビジネスで独立してますが、
潜在意識のことなんて意識してませんでした。
こんなことを言うと元も子もありませんが、
潜在意識との関りが成功に関係しているのか?
というのは実際に密接に関りがあるんですね。
今回は、潜在意識の現状維持メカニズムについて、
僕なりの解釈でお伝えしていきたいと思います。
とは言え、人生を変えた経験を踏まえてなので、
潜在意識を違った側面での付き合い方が見えて、
現状を変えることへの可能性も見出せます。
前回は、セルフイメージが低くなる原因についてと、
高い状態にしていく簡単な2つの方法をお伝えしました。
スポンサーリンク
自分の思っていることが実現できない最大の原因
僕は2012年くらいの時に、
コーチングというものを学びました。
コーチングとはカウンセラーのように対話をして、
クライアントの目標達成を支援する仕事です。
僕はこのコーチングというものを使い、
今の煮え切らない人生を変えたいと思ってました。
なので僕はスクールでスキルを学んでから、
延べ300人ほどセッションを行ってきました。
けど自分の現実は一向に変わりませんでした。
理由は心理的な壁を感じてたからです。
その心理的な壁を今思い返してみると、
潜在意識の抵抗のひとつだったんだろうな・・・
ということに気付きました。
現状維持メカニズムとはとても強い力で、
現状に留めるように働き掛ける力のことです。
この力は潜在的に引き起こってるんですね。
潜在的というのは潜在意識のことで、
脳の約90~97%もの領域を占めています。
なので意志の力でどんなに頑張ろうとしても、
潜在意識がNOなら引っ張り戻されるのです。
引っ張り戻されるところは今の現状です。
今の状態を必死に保とうとするわけです。
潜在意識からすれば変化は「死」と同様なので、
だからこそ引っ張り戻す力は強力なんですね。
じゃあ僕がなぜ、
コーチングに壁を感じていたかと言うと、
正直、可能性なんて感じてなかったからです。
「本当に自分なんてできるのか・・・」
自分の可能性を信じきれてなかったし、
成功するイメージも沸いてこなかったし、
セッションだって数ごなしの意識だったんで、
目的を忘れて目標ばかりを追い掛けてました。
スポンサーリンク
全ての答えはもう一人の自分が知っている
僕はコーチングが上手くいかなかった経験から、
あるひとつの真実に気付くことができました。
それは何かと言うと、
- 自分がやりたいと思っていること
- 本当にやりたいと思っていること
この2つは違うということです。
これだけだと分からないかもしれませんね。
つまり、僕が今まで頭の中で抱いていた、
「コーチングで成功したい!」
と、思っていたことと、
本当はどうなりたいかという本音の部分と、
実は合致していなかったということです。
言い換えると頭で思考していることと、
自分の本音の部分がすれ違ってたのです。
つまり思考と感性の違いです。
僕は自分の本音に気付いていなかったので、
どんなにコーチングを頑張ったとしても、
心理的な抵抗を拭い去ることはできなかったし、
最終的には挫折するという結果に終わりました。
この思考と感性の違い分かりやすく言うと、
例えば好きな異性のタイプを聞かれると、
あなたならどのように答えるでしょうか。
優しい、気が利く、背が高い、高収入など、
色々と思い浮かんでくるかと思います。
けどこうしたスペックで相手を選んでも、
わりと幸せにならないケースがありますよね。
なぜなら思考の領域で決めてしまうからです。
けど感性で選ぶ場合は違っていて、
気が付けばいつも傍にいてくれた人だったり、
よくケンカをするけど実は仲が良かったり、
自分の中に既に強い存在になっているので、
「あ、この人だったのかもしれない・・・」
みたいな”気付く”という感じなのです。
しかし、もう一人の自分である潜在意識には、
最初から答えを知っているわけなんですね。
なので”気付く”ということなるんです。
潜在意識は既に答えを知っていて、
あなたにシグナルを出してはいるんだけど、
それに気付くかどうかはあなた次第なわけです。
潜在意識のシグナルに気付くにはどうすればいいのか
ここまでお伝えしたことをまとめると、
自分の思っていることが実現できない原因は、
心理的な壁を感じてしまうからです。
じゃあなぜ壁を感じてしまうかと言うと、
- 自分がやりたいと思っていること
- 本当にやりたいと思っていること
ここの違いに気付けないからです。
なので潜在意識の現状維持メカニズムによって、
超えさせないよう引っ張り戻されるからです。
現状維持メカニズムとは、
今の現状に戻そうとする力が働くことです。
潜在意識は変わりたくないのが本質だからです。
なので自分の本音に気付く必要があるんですね。
だからこそ自分が本当はどう思っているのか、
自分の本音に気付くことさえできれば、
現状維持メカニズムの力は弱まるのです。
カギは自分の本音に気付くことです。
じゃあ、どうやって気付くことができるのか?
ということですがとてもシンプルなんです。
「本当のところ、どうしたい?」
これを日常から自分に問い掛けることです。
例えば友達と遊びの約束をしたとします。
そこで自分に対して、
「本当のところ、どうしたい?」
と、自分に問い掛けてみるのです。
そこで気を使ってたり、遠慮で付き合ってるなら、
心のどこかで必ず抵抗感が出ているんです。
けど僕達はそれを無視してしまうんですね。
なぜなら心の動きなんて目には見えないので、
つい見ないフリをしてしまうわけです。
体調が悪くて痛いなら、
病院に行ったり、薬を飲んで体調管理をしますが、
心の管理は疎かになりがちなんですね。
心の管理はしっかりと見ることなんです。
しっかりと感じていることに意識を向けるのです。
これを普段の日常から意識することで、
自分の本音が見えやすくなります。
スポーツだって反復練習を繰り返さないと、
どんな技術だって使いこなすことはできません。
それは心の領域においても同じことなんですね。
確かに現状維持メカニズムが原因ではあるが・・・
本日のまとめ:
- 思っていることが実現できない原因は心理的な壁
- 思考と感性がすれ違っていると実現できない
- 潜在意識のシグナルを日頃から意識する
僕は2014年1月から、
ネットビジネスを始めてもう5年になります。
最初の頃って正直言うと、
潜在意識のことなんて全く気にしてませんでした。
それよりもガムシャラに作業をしてました。
僕は自分の経験を通して分かったことですが、
結局は大量に行動した分だけものを言う・・・
というのが真実だったわけなんですね。
こんなこと言えば元も子もないことですが、
潜在意識の現状維持メカニズム云々より、
今、目の前のことに集中して継続すること。
結局はそういうことなんだと思います。
例えばネットビジネスなら、
教材を購入して何もしないのではなく、
ブログを開設して毎日記事を書くとかです。
なのでインプットよりアウトプットを優先し、
割合としては9:1か8:2くらいを意識して、
やっていくくらいが丁度良いです。
というのも潜在意識とは、
繰り返しの行動を優先するという特徴があり、
行動し続けるとその行動が標準化されるんですね。
それって少しずつ変わっていくことなので、
実は現状維持メカニズムの抵抗も出難いのです。
ぜひ、小さな行動を継続していく・・・
というのを意識して頂けたらと思います。
関連記事:
スポンサーリンク