何か新しいことに挑戦すると、
途中でやる気がなくなったりしませんか?
そして気がついたらやらなくなっていた・・・物事って続かないものですよね。
誰かや何かに邪魔されてしまったり、
体調を崩したり、不安になったり・・・
これって潜在意識から抵抗が起きているから
と心理学では言われているんですね。
それに従うと今までの生活に戻ってしまい、
何も変えられないままになってしまいます。
あなたも今も続けていれば、
人生が大きく変わっていたんじゃないか?
と悔やむような過去が1つはあるかと思います。
僕もあの時やっていればとか続けていればなど、
思い返せば後悔すら感じることがあります。
そして挑戦してる時に最も厄介なのは、
潜在意識の最後の抵抗が起きた時です。
いよいよ変わろうとする瞬間に、
潜在意識が思いっきりブレーキを掛けてくるのです。
今回は、全ての変わりたいのに変われない人へ、
変われない根本的原因を解明すると共に、
その対処法をお伝えしていきます。
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あなたが変わるのを全力で止めてくる潜在意識
変わりたいのに変われない・・・
これは本当に多くの人の悩みです。
僕も過去に心理学のセミナー講師やコーチング、
それよりもっと以前にパソコンの資格を取って、
それから手に職つけようとして失敗したり、
とにかく続けられなかったことが多いです。
その理由を一言で言えば、
潜在意識から抵抗が起きているわけですが、
とりわけ最も強く抵抗してくるのが、
一歩踏み込んだら変わる手前の最後の抵抗です。
なので潜在意識は最後まで抵抗するものと知り、
その上で潜在意識を味方にすることがでいれば、
逆に夢を実現する強力な存在になってくれます。
けど抵抗する理由って、
できるだけ今の状態をキープしたいからなのです。
例えば仕事で毎日辛い思いをして、
努力が報われなくてジリ貧で追い込まれていても、
それでも今まで何とか生きてこれたわけなので、
その生き方をキープしようとするのです。
潜在意識には善悪の判断ができないからです。
なのでその時の潜在意識の解釈としては、
「辛くても今を保った方が安全じゃん!」
という認識をしてしまい、
現状を打破しようと新しいことに挑戦しても、
誰かや何かを使って進ませないように邪魔したり、
時には体調を崩してでも引き止めようとするのです。
なぜなら、その先がどうなるか分からないからです。
もし先が安全と分かってるなら引き止めません。
潜在意識は空白を嫌います。
空白とは言い換えと「疑問」のことです。
先が分からないことは疑問に相当するわけです。
だから全力で阻止しようとするんですね。
例えば、もし目の前の橋が頑丈で新しければ、
渡っても安全なので怖れることはないですよね。
けど100年前の縄だけのボロボロのつり橋だったら?
ちょっと渡っても大丈夫か不安になってしまいます。
なので不安という感情を出して止めるのです。
要するに先が分からないから止めるのです。
それが頭では変わるべきだと分かっていても、
どうしても現状維持を優先してしまうわけです。
というのも、
潜在意識は感情とイメージだけの世界なので、
目の前の現実を認識しているわけじゃありません。
見てる世界が全く別と解釈してもよいでしょう。
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なぜ思考は現実化すると言われるのか?
思考は現実化する・・・
ナポレオン・ヒルの著書で有名な言葉ですね。
自分の思ってることが実現するということですが、
実際、僕達は常に思考したことが現実になります。
けど人生は思い通りになってないですよね。
例えば、もっとポジティブになろうと努力しても、
現実はなかなか変わることができません。
なぜならポジティブでない自分が標準なので、
潜在意識はポジティブでない自分を現実化します。
つまりポジティブでない自分で生きてこれたので、
潜在意識にとってはその方が安全なわけです。
わざわざポジティブに変える理由はないのです。
生命を維持する観点からみればですね。
けど僕達はそれだと困るわけです。
今のままだと将来が不安だと分かっているので、
何とか変わろうと努力をしたいと思うわけです。
ここに意識と潜在意識のギャップがあるんですね。
話の続きでポジティブになろうとすることは、
この場合、潜在意識にしてみれば未体験になるので、
それは危険と判断して何としても止めるわけです。
ということはここからが重要ですが、
潜在意識の書き換えをする必要があるのです。
言い換えると「セルフイメージ」と言います。
ポジティブでないセルフイメージがあることによって、
ポジティブでない自分を実現化させています。
なのでセルフイメージを書き換えることで、
自分の理想を現実化することができるのです。
なのでいくら変わるための努力をしても、
セルフイメージが変わらないと変われません。
なぜなら潜在意識に引っ張り戻されるからです。
そっちの思考が現実化されてしまうわけです。
潜在意識の最後の抵抗をなくすシンプルな方法
ここまで聞くと、
潜在意識は最後の抵抗までしてくるので、
非常に厄介な存在に思えるかもしれません。
実際、成功を阻んでるのは自分自身ですからね。
なぜなら続けていれば成功できているはずなのに、
自らが諦めるというのが世の大半だからです。
たとえ何かに邪魔されたとしても、
それによって諦めるという選択を下したのは、
紛れもなく自分自身なのは確かなのです。
だからと言って、
あなたを責めてるわけではないんです。
そもそもそれが人間心理ですから。
では問題を解決するには、
潜在意識を味方につける必要があるのですが、
少なくとも新しいことに挑戦する時点で、
理想とするイメージはあるわけですよね。
ということは、
潜在意識に抵抗させなければいいのです。
「どういうこと?」
て、思いませんでしたか?
潜在意識は変わろうとすると抵抗が起きます。
最後の抵抗なんて半端なものではありません。
けど抵抗をなくす方法が1つあるのです。
それは小さな力で継続していくこと。
これだけです。
潜在意識は現状を維持して変化を嫌うので、
変化と認識しない程度の力で継続するわけです。
そして慣れていけば徐々に大きくするのです。
例えば本を最初は毎日5ページ読んで、
慣れてくれば毎日6ページにするとかです。
こうすれば潜在意識を慣らしながら行動するので、
最後の抵抗すらさせないようにできるのです。
そもそも新しいことに挑戦しようとする時点で、
どうなりたいかのイメージはあるはずなのです。
それがセルフイメージと繋がっていくわけですが、
それには行動が伴えばより強化されていくのです。
できるかもしれない
↓
もしかしたらできるかも!
↓
ヤバイ!いけそうじゃん!
↓
もう出来て当たり前だ!
セルフイメージを強化することも大切ですが、
それに行動が伴うことで信念も形成されます。
途中で挫けそうになることもありますが、
乗り越えることで信念はより強化されます。
けど潜在意識の抵抗は少ない方がいいので、
小さな力で徐々に大きくしていくわけです。
潜在意識の抵抗はどこでも起きている
本日のまとめ:
- あなたが変わるのを全力で止めてくる正体
- なぜ思考は現実化すると言われるのか?
- 潜在意識の最後の抵抗をなくすシンプルな方法
実は潜在意識の現状維持は、
日常の至るところで見つけることができます。
例えば本を毎日読むというのでも、
読み続ければ次第に疲れてくるものですが、
それって潜在意識が止めようとしているのです。
それ以上させると変わってしまうからです。
基本的に潜在意識から抵抗が起こるのは、
それ以上やると変わってしまうからなんですね。
変わらないならわざわざ抵抗なんてしません。
そんな時の乗り越えるコツがあります。
それはちょっとだけ先を進ませる。
ということです。
例えば読書なら疲れがきたなら、
もう1ページだけ読んでみるとかです。
1ページが無理なら半分でも構いません。
それだけで潜在意識の抵抗に逆らうことになり、
現状に引っ張り戻す力に勝つことができます。
日常で抵抗を感じることに意識を向けて下さい。
不安や怖れ、それに面倒に感じることなど、
心に抵抗を感じることです。
その抵抗が潜在意識が止めようとしてるので、
ちょっとだけ先に進ませてみることをすれば、
次の行動も億劫に感じ難くなっていくのです。
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