執着心を捨てるには?エゴを手放して心を軽くする技術

 

僕たちの苦しみの原因はなんなのでしょうか?

なぜ生きていると心をかき乱さるような場面に出くわしてしまうのでしょう。

よく執着心を捨てることが大事だと言います。

 

嫌な感情になる理由は、自分の心の中に「執着」しているものがあるからだ。

 

執着心 = こだわっているもの

 

自分の心の中でなににこだわっているのか。

その原因をつきとめることができると

目の前でおきる出来事に必要以上に感情的にならないようです。

 

では、こだわっているものってなんでしょうか。

それは、

自分の価値観、自分の自尊心、自分の居場所、自分の時間、

自分のお金、自分の評価、自分のイメージ、自分の考え、

自分の思い、自分のもの、自分の空間、自分の…、自分の…

 

このように、「自分の…」を脅かす存在から守りたい気持ちが原因です。

これら、自分の守りたいものにこだわってしまうことを「エゴ」と呼ぶようです。

 

あなたも自己チューという言葉を聞いたことがありますよね?

自己チュー、つまり自己中心的な人というのは、

人一倍「自分の…」を守ることにこだわっている「エゴの塊」と言えそうです。

 

なので、

過剰に防衛本能が働いたり、過剰に壁をつくったり、自分を見失いやすくなるようです。

このように他人に警戒心がつよくなるということは、

同時に相手も自分にたいして警戒するようになるようです。

 

要するに自分が出したものが、そのまま自分に返ってくる。

 

と、いうことです。

執着心を捨てるには?

(前回の記事、上手な計画の立て方-未来を描けるビジョン作り5つのポイント

 

 

スポンサーリンク

その気になればどんなところからも学べる

 

人は自分が否定しているものからは

学べないようになっているのかもしれません。

 

そして、

自分が受け入れているからこそ

新鮮な学びを受け取ることができるのかもしれません。

 

自分を守ることばかりに意識がいってしまうと

たとえ素晴らしい環境に身を置いても得るものは少ないのかもしれません。

また、

自分を守ることをあきらめた場合は心に余裕があるためか、

どんな小さな出来事からも素晴らしい閃きやアイデアを受け取ることができるようです。

 

自分を守ることをあきらめる = 不要なエゴを手放す

 

あなたは何を守っていますか?

そして、それをあきらめるとどうなれますか?

 

 

スポンサーリンク

悩みがなくなってストレスにつよくなる

 

悩みの原因とは、

自分を守るためにどうすればいいだろう…

と、いうことが元となっているようです。

 

「そんな守っているものなんて、もうどうでもいいや」

 

このようにこだわりを潔くあきらめてみると

気持ちがラクになれて今まで悩んでいたことが吹っ切れるようです。

 

こだわりを手放せないから、いつまでも悩んでしまう。

 

そう思いませんか?

恥ずかしながら僕は仕事で部署が変わり、

これからは残業はしなくてすむと安心していました。

ですが、いきなり6月いっぱいまで

あるポジションに就いて毎日残業をしてくれ!と、言われたのです。

はやく帰りたい僕は悩みました。

たくさん腹も立ちましたし、辞めてやろうか!とも思いました。

しばらくはそのまま”感情を出しつくし”て、その後に冷静になれたとき、

 

「はやく帰りたい気持ちはあきらめて、限られた時間を有効活用しよう」

 

このように自分のこだわりを手放して意識を変えてみたところ、

限られた時間の中でどうすれば有効活用できるか?

と、いうところにたくさんの学びを受け取ることができました。

それはとても貴重な経験をしたと感じています。

 

 

エゴを手放す鍵は、感情を解放すること

 

自分のエゴを手放す鍵は、

そのときに出てくる目を覆いたくなるくらい恥ずかしく、

人には言えない醜い自分の姿を受け入れること。

 

「なんでお前のためにわしが苦労せにゃあ、いけんのじゃ!ボケェ!」

 

他人にさらけ出すには恥ずかしい部分。

なにも無理して「これも自分です」と他人に明かす必要はないかもしれませんが、

せめて、自分自身にたいしてはウソつきにならず、

自分の内から出てくる醜い部分も素直に受け入れて、

内なる感情を解放することは大切なことかもしれません。

 

きっとあなたにもそんな醜い部分はあるはず。

 

僕たちは自分の心の嫌いな部分までもフタをしてしまうのです。

他人に攻撃的になってしまう前に、

どこかでこっそり自分の嫌いな部分も出してしまいましょう。

 

「くたばれ!クソガキが!しょぼくれが!!」

 

ノートに書き殴ってみてもいいかもしれません。

僕はホントに頭がいっぱいになったときはノートに書き殴っていました。

 

 

すべては大切な自分の一部

 

どんなに自分の性格で嫌いなところがあったとしても、

それは自分の大切な一部です。

自分を守りたいと思うえば思うほど

このような嫌いなところが顔を覗かせくるのかもしれません。

 

感情的になっているとき、エゴが顔を覗かせいるのかもしれません。

 

そんなとき、

 

「私は今、何を守ろうとしているのだろう?」

 

と、問い掛けてみることです。

この自分への問い掛けを習慣にすることが、

エゴに気がつき、冷静にもどれる唯一の技術だと思います。

 

執着心は捨てるには?

 

心が軽くなれることを祈っています。

 

スポンサーリンク