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周囲の人間が冷たく接して働くのが辛い・・・

パワハラを受けて頭が真っ白になるくらい嫌になる・・・

陰湿な職場のいじめに巻き込まれるとホントに嫌になりますね。

そこで上司に相談することが正しいとも聞きますが、

 

抱えている職場のいじめ問題を上司に相談しても何も解決しない・・・

 

このままずっと苦しまなければいけないのか、

だけどそんなに簡単には辞められない・・・

ではどうすれば解決することができるのか?

考えても考えても答えなんて出てこないですね。

 

 

どんなに頑張っても悪くなるばかりではありませんか?

諦めて死んだ魚のように毎日重圧に耐えてませんか?

ずっと我慢して憎しみが爆発しそうではありませんか?

 

ですがどんな出来事からも、

それをきっかけにして人は大きく人生を変えることができます。

今の職場のいじめを通して何か気付けるものがあるはずなのです。

今回は、あなたの生き方のヒントとなることをお伝えします。

 

(前回は、職場で苦手な人ばかり…孤立する中で頑張ってませんか?にて、

なぜ自分だけが職場で辛い思いをして職場で苦手な人ばかりになるのか、

そうなる原因と変えていくための考え方についてお伝えしました。)

 

 

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上司だって好きでやってる仕事じゃない

 

本当に好きなことで仕事にしている人が、

今の時代で一体どのくらいいることでしょう。

残念ながらまだまだ一握りの人だけなのが現状です。

多くの人は好きでもない仕事をただやっているだけなのです。

 

毎年7~8000人くらいの就業者が自殺をしており、

30代から60歳の定年までの人生の最も大切な期間を、

4~5万人もの人々がうつ病や気分障害を患っています。

そして”強い”不安、悩み、ストレスを抱えている労働者は、

日本の労働者全体のなんと60%にも及ぶのが今の現実なのです。

日本の就業者数の約6500万人のうち約4000万人に相当します。

参考:厚生労働省、総務省統計局

 

強い悩みを抱えて生きていては誰だって自分を守りたくなるものです。

それはたとえ役職を持っている上司だって同じことが言えるのです。

そんな上司に職場の悩みを相談しても解決するでしょうか。

 

確かに親身になって心から部下を大切にする上司もいるでしょう。

でも現実はそのような上司もほんの一握りなのは一目瞭然です。

僕は過去20社以上転職を繰り返して出会ったことはありません。

 

 

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会社はあくまで利益を優先するもの

 

会社によっては職場の悩み相談なんかがあったりします。

社内の問題を1人で抱えて悩んでいる人に対して、

相談コーナーを設けることで解決していこうというものです。

 

「1人で抱え込んでませんか?」

「パワハラにずっと悩んでませんか?」

「専門家が親身に相談に乗ります」

「モラハラは人権侵害です」

 

よく社内の掲示板などのチラシが貼ってある場所に、

上記のような体のいい言葉を使って案内の紙が貼ってたりします。

だけど忘れてはいけないのが会社はあくまで利益が優先です。

社員の見方のようなニュアンスで書かれていますが、

 

社内の問題が会社にとって不都合にならないようにするためです。

 

たとえば労働基準監督署に訴えられるとか、

社外の相談所に相談されて問題が大きくなって訴訟まで発展すれば、

会社の名前にキズが付いてしまうのでそれは困るわけです。

職場のいじめを上司に相談しようものなら上司の頭の中では、

 

「これを出世のアピール材料にできるかもしれないな・・・」

 

このような考えを隠していたりするものなのです。

もちろん、全ての上司がそんな人間ばかりではないと思います。

ただ会社というものの本質とは何かを知っておくことが大切です。

そして資本主義は利益を追求するのが当たり前でもあるのです。

 

何よりも会社や上司を恨んでも何も変えることはできません。

それにいじめられる人間にはいじめられる要素があるように、

責任転嫁する習慣があるから同じ苦しみを繰り返します。

 

かといって職場で頑張って人間関係を改善しようと努力しても、

解決するどころかどんどん酷くなって精神を壊すことが多いのです。

なぜなら職場の人間関係は価値観の違う者同士の集まりだからです。

人は自分の知らない人間には警戒し、そして本能的に怖れてしまい、

疑い深くなり、攻撃的になって自分を守ってしまうものなのです。

 

 

職場のいじめから何を学ぶべきか

 

今いる場所で頑張ろうとしても報われないのは、

先ほど説明したような人間心理が働いてしまうからです。

あなたが精神的に辛い状況から抜け出したくても、

 

  1. 会社とは利益を追求し、優先するもの
  2. 職場の人間関係は価値観が違う者同士の集まり

 

この2つの理由から、

上司に相談しても解決することはありませんし、

今いる場所でいくら努力しても報われません。

 

ではもうどうすることもできないのか?

自分の未来はこの先絶望を味わい続けることになるのか?

年齢を重ねるごとに状況は悪くなる一方なのか?

 

だけど、そんなことなど一切ないのです。

人生で大きく成功している人の多くは逆境から這い上がっています。

それに人間は問題と感じなければ現状を変えようとしないものです。

職場のいじめとは表面上は苦しいことばかりに思えてしまいますが、

今まで見てなかった自分の内面と本気で向き合う時期でもあるです。

 

 

あなたの本当に望んでいることは何ですか?

 

  • どうすれば、今の辛い状況を変えることができるのか
  • どうすれば、自分の望んでいる生き方ができるのか
  • どうすれば、やりたいことをやって人生を楽しめるのか

 

これって今を変えたいからこそ思うことですよね?

今を惰性で生きている人には絶対にあり得ない思考です。

せいぜい何とかしたいと思っても思うだけに留まります。

 

あなたの心から望んでいる生き方とは何でしょうか?

 

僕の経験上、楽するための行動はエネルギーが湧いてきません。

本当は自由になりたいのにできそうな仕事に転職しようとしましたが、

環境を変える面倒臭さや先のことへの不安が足枷となってしまい、

何度も同じことを繰り返しては元の鞘に戻ってしまうのです。

 

だからこそ本当はどうしたいのかに意識を向けることです。

それがたとえ何年も掛かってしまうことであってもです。

僕が独立して自由になれたのだって1年3ヶ月は掛かりました。

2014年1月に副業をはじめ、2015年3月で会社を辞め、

独立してからも自分にできることを淡々と積み重ねていきました。

 

本当の努力とは心から望むことに対してすべきことなのです。

 

今の職場で頑張ることは心から望んでいることでしょうか。

なのでいくら努力して我慢しても報われないのです。

それはアクセルとブレーキを同時に踏んでいるようなもので、

意識では良くしたくも本当の望んでいることは違うからです。

 

職場のいじめとは当人にとっては辛いことばかりに感じます。

しかし、違う視点でみればそれは今を変えるチャンスでもあります。

どうせならそんな状況を生かせる考え方をしたいものですね。

 

本当の意味で解決できることを祈っています。

 

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