僕は30代で製造業の派遣社員をしてました。
2012年からの3年間はパワハラを受けていて、
毎日が苦しくて辞めたくて仕方がなかったです。
けどそんな会社でも何年も居続けると、
辞めるのが怖くて前に進めなかったんです。
けどそんな我慢も限界に達してしまった時、
僕は会社を逃げ出してしまいました。
毎日が辛くて仕事を辞めたいと思っていても、
いざ行動に移そうとすると怖くなってきませんか?
決断した方がいいのは頭では分かってることでも、
怖いという感情が邪魔をしてできない・・・
この恐怖心とどう向き合えばいいのでしょう。
実は仕事を辞めることに限らず恐怖心というのは、
無理に克服しようとすると逆効果なんですね。
そこで大切なのは克服する以外の方法で行うこと
それによって恐怖心を簡単に取り除くことができ、
一度身に付けることで応用が利くようになります。
今回は仕事を辞めたいけど怖いというあなたへ、
恐怖心を取り除く方法をお伝えしたいと思います。
前回は毎年仕事で失敗続きなのは居場所の問題であり、
合わない場所を通して自分の道を見つけるという話でした。
スポンサーリンク
ビギナーズラックが起こるメカニズムと恐怖心の関係
何も知らない初心者に起こるビギナーズラック。
あなたも人生で一度は経験したことはありませんか?
割と顕著なのがパチンコなどのギャンブルです。
ところがこのビギナーズラックは最初だけで、
後は負け続けて散々な目に遭うこともあります。
ではなぜビギナーズラックが起こるのでしょう。
それは恐怖心が全くない状態だからです。
物事を始める最初の状態って何も知らないので、
それ故に思い切って行動することができますよね。
けど失敗を覚えると恐怖心が芽生えてしまい、
冷静な判断と思い切った行動ができなくなります。
これって仕事を辞めたいけど怖い・・・
という時の気持ちを全く同じことが言えるんです。
例えば20代と30代で仕事を辞める時って、
20代では思い切って辞めることができたけど、
30代だと思い切った行動ができなくなります。
先の不安からどうしても足踏みしてしまうのです。
僕もパワハラを受け続けていた3年間、
ネットを開いては転職サイトを見てました。
そして条件に合う仕事を見つけて面接に行ったのに、
いざOKが出ると何かの理由を付けて断ってました。
「それは覚悟が足りなかったんじゃないの?」
と、言われればそれまでかもしれませんが、
過去に仕事を辞めて経済的に苦しい経験をしたので、
過去の痛みによる恐怖心からできなかったんです。
「また生活ができなくなったらどうしよう・・・」
「職場に馴染めなくてすぐ辞めてしまったら・・・」
「また一から仕事を覚えるのって面倒くさい・・・」
「仕事についていけなかったらどうしよう・・・」
とにかくいろんな不安が頭をよぎり、
前に進みたいのにどうしてもできなかったんです。
自分が情けなくてホント嫌になってました。
ですがこの怖いという感情が厄介なところは、
人って痛みに対して敏感に反応するものなので、
染み付くと変えることが非常に困難なことです。
そして克服しようと努力すればするほど、
かえって痛みを増幅してしまうこともあり、
トラウマになると人生に影響を及ぼします。
スポンサーリンク
恐怖心を乗り越えて仕事を辞められた方法
僕は製造業の会社で働いてた時、
2度ほど辞める恐怖心を乗り越えました。
それは以下の2つの状況でした。
- パワハラが辛すぎて辞める覚悟で逃げたこと
- 独立する為に覚悟を決めて退職したこと
いずれも環境が大きく変化する決断だったので、
僕にとっては本当に恐怖心との闘いでもありました。
本来の僕なら絶対に決断はできませんでしたが、
実は思い切って行動できる段取りをしてたんです。
具体的には副業を始めて収入を得ていました。
これが自分の背中を押してくれたんですね。
ここであなたに言いたいのは、
副業をやって稼げということではないんです。
そういうことじゃなくて大切なのは、
思い切って行動ができる為の段取りをすること
ここが一番伝えたいことなんですね。
でないと辞めたいのに怖いという気持ちに負けて、
何年も合わない場所に居続けることになるんです。
それは僕も独立までの4年間がそうでした。
恐怖心って克服しようとしてはダメなんです。
よく立ち向かうことが美徳と思われがちですが、
何でも正面から立ち向かって乗り越えられれば、
誰だって苦労はしないのではないでしょうか。
怖いという感情は自らを縛り付ける鎖のようなもの
目の前にそびえ立つ分厚い大きな壁があり、
見上げるとどこまであるか分からない・・・
けどそんな壁から少し横に視線を移してみると、
人一人が通れるくらいの小さな隙間があった・・・
視点を変えることで簡単に攻略できることって、
意外とあるもので僕達は見落としがちなんですね。
ではその隙間を見つける為の方法とは、
一旦、そうしたいと思っている考えを諦める・・・
たったこれだけで視点を切り替えられるんです。
克服しよう!乗り越えよう!という意識があると、
どうしてもそれだけに考えが偏ってしまうもので、
どうしても柔軟な考えができなくなるんですね。
例えば車を買い替えたいとします。
新車が欲しいなってなるとそればかりを考えます。
けど新古車や中古車でお得な選択だってできますし、
一旦距離を置いてもう一度冷静に考えてみれば、
今はタイミングじゃないかもしれないのです。
それと同じで仕事を辞めたいけど怖い・・・
この時の恐怖心でどうしても前に進めない場合、
それはあなた自身が自らの観念に縛られてないか?
心のどこかに克服しなければいけないとか、
乗り越えるべきとかの思い込みがありませんか?
もし、他に補える方法があるとしたら?
意識っていつの間にか固まってしまうもので、
それしか考えられない状態になるものなんですね。
そしてそこに気付けることってホントに大切です。
自分をバックアップしてくれるものがあると心強い
本日のまとめ:
- ビギナーズラックとは恐怖心が全くない状態
- 仕事を思い切って辞める為に段取りをしていた
- 自分を縛っている観念に気付いて諦めてみること
今回は仕事を辞めたいけど怖いという人に、
段取りをすることで恐怖心を取り除ける・・・
という内容でお伝えしてきました。
上司が引き止めや伝えるのが怖いのもありますが、
やはり自分をバックアップしてくれるものがあれば、
それだけでかなり心強く感じて安心できるんです。
怖いという感情は心に根を張っているもので、
頑張って克服する云々ではないんですね。
生活が苦しいとか訴えられると脅されたり、
外側から様々な圧力があるかもしれませんが、
だけど何もせずただ被害者になるのではなく、
今の自分にできる最大限のことはやってっみる!
僕は誰かや何かの機関に頼ることは諦めて、
だからこそ副業をして収入の柱を作っていきました。
結局は自分の身は自分で助け起こすしかありません。
またその方が人生が楽しくもなっていきました。
自分が能動的に考えて主体となって動くことは、
人生を圧倒的に充実させて楽しくなっていくので、
ぜひ、意識してみてほしいと思います。
関連記事:
スポンサーリンク