毎日忙しい日々の中で当然のことながら悩みを抱えることもありますね。
そんなとき、
ネガティブ思考をやめたいと思って意識的に止めようとしても、
そうは簡単にはいかないことはありませんか?
気が付いたらモヤモヤと。
ときには怒りを感じることもあるかもしれません。
頭の中をスッキリとさせて心は穏やかでいたいものですね。
スッキリとして気持ちで物事に集中したい。
心穏やかに他人と接っしたい。
夜はぐっすり眠って朝は快適に目覚めたい。
トラブルが起きてもスマートな対応で冷静に対処したい。
こんな素敵な自分になれたらいいですね。
あなたならどうなりたいと思いますか?
(前回の記事、人生に行き詰まりを感じたときは新しいことが必要?本当に?)
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なぜネガティブ思考から抜け出せないのか?
「もう、頭がいっぱい!」
どんなときでも僕たちの脳は常に何かで満たされた状態にあるようです。
ネガティブ思考をやめたいと思っても、
代打となる存在がなければ、
いつまでもレギュラーとしてバッターボックスに立ち続けるようです。
しかし、
いつも空振り三振ばかり。
それでは感情もネガティブ一色に染まるばかりです。
脳は意識的にも無意識的にも常に思考しているようです。
では何を基準に思考しているのでしょう。
それは、
一番強く感情を感じたことを基準として思考するようです。
さらに、
脳は快楽より痛みを優先します。
なので、
痛みの感情の方が強く感じやすく基準になってしまいやすいのです。
これがネガティブ思考を抜け出せない原因です。
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ネガティブな感情ベスト1位は?
それは「怒り」です。
憎しみ、
嫉妬、
恨み、
競争心、
後悔、
どれも怒りに繋がる感情で、
ちょっとしたキッカケで簡単に怒りの状態へと移行します。
そして怒りを出している人の近くには誰も近寄りたくありませんね。
冷静さも欠いてしまいのでIQも大きく下がるようです。
その結果、思考レベルが落ちていきます。
ではどうして怒りが出てしまうのでしょうか。
健全な自己防衛本能
人が怒りを感じる原因は、
自分の常識をくつがえされたとき
です。
「挨拶をして当たり前」
もしすれ違っても挨拶をしない人が現れたら?
「残業をして当たり前」
もし残業せずに帰る人を見掛けたら?
いかがでしょうか。
「あの人、おかしいんじゃないの?」
このような気持ちになりませんか。
それは自分の中の常識…言い換えると自分の中のルールを違反したとき、
怒りの感情が誘発されやすく人を裁いてしまいます。
そしてこれは誰にでも基本的に備わっている脳の自己防衛本能が健全に機能しているからなんです。
脳の機能として当たり前に行われているからこそ自分の中のルールには気付き難いという特徴もあります。
ですが不必要な心の常識は、
シンプルライフの在り方としては取り除いていきたいところです。
怒りを手放すシンプルな質問
もしあなたに怒りが沸き起こるような場面に出くわしたら、
次のようなシンプルな質問をしてみると良いかもしれません。
・「わたしには何の常識に縛られて怒りを感じているのだろうか?」
・「この常識を貫く価値はどこにあるのだろう?」
・「この常識のどこを変えると心から納得できる方向へと向かうだろうか?」
・「この常識を通して本当はどうなりたいのだろうか?」
これは隠れた常識に気付くための効果的な質問です。
自分が何の常識に囚われているのかを認識すると、
物事を客観的に見ることができるようになり、
一方的な見方から、
違う側面から物事を捉えられるようになるので、
怒りを感じることがなくなり、
物事の本質を冷静に見つめられるようになります。
広い心を持つにはそれなりに具体的な戦略を考えることが大切です。
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さらに怒りを鎮めるためのシンプルな方法
上を向いて笑顔になり、
嫌いな人のことを思い出してみてください。
もうお分かりですね?
たったこれだけです。
3秒で解決できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ネガティブ思考をやめたいと思ったとき、
自分への質問をしてみるか、
上を向いて笑顔になってみるだけで簡単に心の状態を変化させることができます。
そして、
自分のルールとは信念とも言います。
信念とは、
「何を信じているか」
です。
自分の信じていることが常に正しいと思わず、
前述した質問で常に自分に問い続けることが大切だと思います。
たとえ大事な信念であってもです。
あなたの心がスッキリと穏やかになれることを心より祈っています。
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