誰だって孤独を感じることはあります。
そんな時は辛いとか寂しいって感じて、
誰かや何かにすがりたくなりますよね。
けど孤独ってそんな冷たいものじゃなく、
運命が変わるほどの重要の意味があって、
今回はそのことについてお伝えします。
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孤独というのは辛いものでも寂しいものでもありません
今回の内容の動画版はこちらになります。
動画で観たいっていう方はこちらをどうぞ。
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そもそも孤独とは何なのか?
孤独あるいは孤独感っていうのは、
調べると以下のような意味が出ました。
孤独(こどく、英: solitude)とは、他の人々との接触・関係・連絡がない状態を一般に指す。
「自分がひとりである」と感じる心理状態を孤独感(loneliness)という。(中略)自分と他者・世界との関係で捉えたものや、人間の存在そのものから来る孤独感など様々な視点がある。
引用:Wikipedia
つまり簡単に言うとひとりぼっちです。
その時に一人であることを辛いとか寂しいとか、
そんな気持ちになると孤独と感じる訳です。
勿論辛さや寂しさを感じてなくても、
今の自分が孤独だって感じることもありますが、
この場合は別に問題ではありませんよね。
そういった人は孤独に慣れているのか、
あるいは孤独であることを好んでいるのか、
どっちにしろ問題視してないのは確かです。
人はなぜ孤独を感じるのか?
僕達は孤独を感じた時に、
辛いとか寂しいとか感じたりしますが、
ではなぜこうした感情を抱くのかと言うと、
誰かや何かと自分を比較してるから
つまり相対的に孤独と判断してるんですね。
そして極めて主観的なものなんですね。
例えば初めて行く場所での新たな出会いでは、
知らない人達に囲まれて知り合いがいなくて、
周りの人達は中良さそうに話してるのを見ると、
そこでつい孤独感を抱いてしまいませんか?
お昼になって昼食の時間になった時に、
誰も一緒に食べる人がいなかった時もそうで、
そこでも孤独を感じることってありますよね。
後は引っ越しをして新しい環境になった時、
まだ慣れない環境に何となく落ち着きがなくて、
寂しさや辛さで孤独を感じてしまったり。
そんな時って誰かや何かと比較してるもので、
その比較から孤独というものを感じるんですね。
孤独とは人間に備わる機能のひとつ
けど人は比較することで現実を把握しており、
もともと人間に備わってる機能なんですね。
これはお腹が空けば空腹を感じるように、
生きる為に必要不可欠な機能なんですね。
お腹が空いたサインが出てこなければ、
僕達は食べるという行為を行いません。
そうなると身体に栄養が入ってこないので、
生命を維持することが出来ないんです。
それと同じように比較する機能は、
周りの状況を把握する為に必要な機能です。
ただ石ころだって過去の記憶と比較することで、
固さや重さや肌触りなんかを把握するんです。
そして孤独を感じるのも同じように、
過去や周囲の人達と自分を比較することで、
今が孤独なのかそうでないかと判断する訳です。
ネットが普及してより孤独を感じる
そして今はスマートフォンの時代になり、
手元の端末で簡単にネットにアクセス出来ます。
それによってTwitterやInstagramやLINEなど、
SNSでの繋がりが当たり前になってきました。
ところがこのSNSが大きく普及したことで、
より一層孤独を感じやすい環境になってきており、
それによって寂しさを感じやすくなってるんです。
例えばさっきまで一緒に仲良くしてた友達が、
SNS上で他の友達と遊んでる姿を投稿してると、
そこで何となく疎外感を抱いてしまったり。
またYoutubeやゲームアプリなどに忙しく、
孤独を他のことで気を紛らわす人も多いです。
自分の課題をどんどん先送りする傾向もあって、
ネットの普及による弊害もあるんですね。
一人だから孤独という訳ではない
それから沢山の人達との関わりがあっても、
孤独を感じるという人は意外と多いです。
例えば多くの仲間と一緒に盛り上がっていて、
自分も同じように盛り上がってはいるんだけど、
心の中ではどこか冷めたような自分がいて、
この人達と自分は根本的に違うって感じたり、
そんな感じで孤独を感じるケースもあります。
とりわけ新しい環境に身をおくと、
打ち解けられない自分に孤独を感じるのは、
これは誰もが感じる孤独ではないでしょうか。
他には地位や名誉や富が充分にあったとしても、
それでずっと孤独を感じてる人達もいます。
孤独とは生物学的なものであり、
物や環境で変わるものではないからですね。
簡単に言えば温もりがないと満たせない訳です。
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多くの人は孤独に対して誤解している
ここまでの話だと、
孤独って悪いイメージがありませんか?
世間一般的にそんな感じに思われてますが、
けど物事には裏があれば表の部分もあるように、
必ずしもネガティブがかりじゃないんですね。
むしろ僕はもう一方の側面をお伝えしたくて、
この記事を書いていると言っても過言じゃなく、
そして孤独だからこそ人生を変えられたんです。
辛さや寂しさを感じるメカニズム
確かに寂しさや辛さを感じやすいんですが、
それはかつて狩猟時代では孤独は死を意味し、
社会性をもって共存することが生存率を上げ、
だからこそそう感じるようになってるんです。
もしコミュニティから疎外される行動をすれば、
辛さや寂しさという痛みの感情を感じることで、
コミュニティに復帰することが出来るからです。
それが僕達には本能的に備わってるんですね。
従来のメカニズムが今後の弊害に
かつては生存する上で役に立ってた機能が、
文明の発展と共に社会性が大きく変わっていき、
それによって弊害となることがあります。
孤独感もその弊害のひとつと言えるんですね。
例えば以下のような具体例がそれにあたります。
- 恋人がいないよりいる方がいいと感じる
- 一生孤独より家庭を持ってる人が羨ましい
- 大勢の集まりの中で孤独だと焦りを感じる
- 何か話さないといけないと思ってしまう
- 話し掛けないままだと何だか落ち着かない
- 孤独といいと思ってもどこかモヤっとする
これらはほんの一例に過ぎませんが、
辛さや寂しさを感じるメカニズムが作動し、
潜在意識が感覚を通して働き掛けてるんですね。
けど好きな異性を意識し過ぎるがあまりに、
結局恋人関係になれなかったのと同じように、
こうしたネガティブな感情が弊害となって、
逆に足を引っ張るケースが現代は多いです。
孤独の中で本当の目的が見つかるもの
先ほどの項目でも言いましたが、
孤独ってネガティブな側面だけじゃありません。
全ての物事は表裏一体となってる訳です。
では孤独の表となる部分は何かと言うと、
自分の本質的な部分に気付ける
ということなんですね。
何故なら自分と向き合わざるを得ないからです。
勿論これは孤独の中で本気で向き合えばの話で、
誰かや何かにすがって気を紛らわそうとすると、
自分の本質的な部分は見えてはきません。
人は孤独の中から本当の答えを見つける。
自分だけの答えというのは内側にあるので、
孤独を怖れず向き合うことが大切なんです。
人は人生で運命を決める選択というのが、
一度や二度は必ず訪れてくるものですが、
自分と真剣に向き合うことも同様に言えます。
そんな時は孤独になる時間が必要なんですね。
実際に僕が副業時代に孤独だった頃
ここまでの話だとフワッとしたままなので、
ここからは僕自身の経験を話したいと思います。
これは僕が副業時代だった頃の話なんですが、
結論を言うと生活スタイルを特化させました。
ブログだけに集中する環境にしたんですね。
元々人間関係が少ない方ではあったんですが、
よりブログに集中する為に距離をおきました。
この辺の詳細に関しては以下の記事で書いてます。
一度本気で挫折し掛けた時も孤独だった
そんなブログに集中する日々を送っていて、
ある時Googleからペナルティを受けたんです。
するとブログのアクセスがほぼゼロになって、
収益も激減して復活の目途が立たなくなり、
この時が最も挫折を感じた瞬間でした。
あの時はパソコンの画面を見た瞬間、
ショックで言葉を失って崩れ落ちましたね。
しばらく放心状態で時間だけが過ぎてました。
けど頼る人もすがる何かも無い状態なので、
自分の中から湧き出てくる絶望感に対して、
真正面から受け止めざるを得なかったんです。
なんだけどこれがかえって良かったんですね。
僕はしばらく絶望の中でじっとしていると、
不思議と生きるエネルギーが湧いてきたんです。
そこからこのままだとどうせ未来がないので、
やるしかないと奮い立ったのを覚えてます。
生きるエネルギーはこの記事でも書きました。
逃げずに受け止めたから人生が動いた
そこから再び淡々と作業をする日々でした。
すると少しずつだけど結果が出てくるようになり、
それに合わせて残業・夜勤・苦手な業務も断り、
より集中出来る環境にしていきました。
そうすることで副業を本格的に開始して、
1年3ヵ月という期間で独立することができ、
更にその半年後には利益が5倍になりました。
僕にとっては今までの人生と比較すると、
まるで夢のようなことが現実となっていきました。
普通なら会社で雇われなければ稼げないところが、
自分の力で生活出来るほど収入を得られるとか、
まさに奇跡を見てるかのような感じでした。
けどそれはしっかりと自分と向き合って、
そして自分の足で現実を掴み取りに行った結果で、
紛れもなく目の前の光景は現実な訳です。
自分とだけは逃げずに向き合うこと
僕は自分と本気で向き合ったことで、
人生が大きく変わっていったと思ってます。
言い換えると人生が大きく動くその前段階で、
必ず自分と本気で向き合ってる訳です。
ここを逃げずにしっかりと向き合うことです。
それは大概は孤独である場合が多いんですね。
そして孤独でないと向き合えないんですね。
このブログでは何度も言ってることですが、
会社や人間関係どんなことから逃げたとしても、
絶対に自分の心にだけは逃げてはいけない!
これは声を大にして言いたいことです。
個々だけは最終防衛ラインのような意識を持って、
たとえ辛さや寂しさを感じても逃げずに向き合い、
そこで自分の本質的な答えを見出してほしいです。
孤独ってその為にあると言えるんですね。
世の中の多くの人はそれが逆になりがちです。
別に嫌いな仕事や人間関係なんて逃げていいのに、
古い価値観に縛られて無理して自分を犠牲にして、
けど自分自身に対しては誰かや何かにすがって、
心の声から目を背けて日々を過ごしてしまう・・・
こうやって文章としてかいてみるだけでも、
何だかおかしいなってことに気付けないでしょうか。
見事に逆のことをやってる矛盾があるんですね。
ということで今回はこの辺にしたいと思います。
本日もお読み頂きましてありがとうございます。
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