部屋を片付けられない心理-苦手な人の4つのシンプルな片付け術

 

あなたは部屋を片付けられなくて困ってませんか?

片付けたらいいのは分かっているけど・・・

だけど、部屋の整理整頓や掃除などに向かう気持ちが出てきませんね。

 

部屋を片付けることができない理由は、ある心理的な原因があるのです。

 

それは、

 

モノにたいする感情。

 

これは、どういうとこかと言うと、

あなたもモノを捨てるときに、

 

「何だか、かわいそうだなぁ・・・」

「なくなってしまうと、さみしいなぁ・・・」

 

などの「情」が沸いてきた経験はないでしょうか?

僕も実際にモノを捨てるときは、このような気持ちになることがあります。

どこかで、モノにたいする情がのり移って、あのときの思い出がよみがえって、

 

「あのときの思い出も、一緒に捨ててしまうのかぁ・・・」

 

こんな風に思ってしまって、部屋を片付けることができませんでした。

家族や恋人から片付けを促されても、

 

「仕事が忙しくて部屋を片付けることができない」

 

などの理由をつくって片付けを避けていませんか?

今回は、片付けが苦手な人のシンプルな4つの片付け術をご紹介します。

 

 

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片付けられない心理とは?

 

では、もう少し部屋を片付けられない心理をもう少し噛み砕いてみましょう。

 

  • 疲れて掃除をする気になれない
  • 今は手が付けられないから後でいい
  • 仕事で忙しくて片付けに時間がとれない

 

このように何かしらの理由で部屋を片付けられない場合があります。

ですが、実際にはまったく時間がとれないことはありませんね。

たとえ10分でも意識的に部屋を綺麗にする行動はとれるはずです。

 

ですが、

 

部屋を散らかすことにより「安心感」をどこかで抱いていて、

部屋を綺麗に整理整頓した状態だと、

 

  • 見捨てられたような感じになる
  • 整理整頓された部屋に不安を感じてしまう
  • 整理整頓された部屋は殺風景で孤独感を抱いてしまう

 

このような心理的な理由が、潜在意識の中に存在しているのです。

そうやって自分で自分を誤魔化して、現状を維持しようとするメカニズムが働きます。

決して、あなたの意志の弱さというわけではないのです。

 

なので、

 

  • 疲れて掃除をする気になれない
  • 今は手が付けられないから後でいい
  • 仕事で忙しくて片付けに時間がとれない

 

という一見もっともらしい理由を付けて片付けから逃げていたのです。

整理整頓、掃除ができなくても自分を労わってあげてください。

意識の中では、気持ちの上では「闘って」いたのではないでしょうか。

次に、できるだけシンプルな最小限の片付け術をご紹介します。

 

 

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1、パッと捨てられるものからはじめる

 

最初から完璧にやろうと思う必要はありません。

たとえば、パンの袋や飲み終わったペットボトルなど、

簡単に捨てることのできるものがあると思います。

 

あまり「情」がないモノから、意識して捨てるように心がけましょう。

 

そして、

 

自分の「できる」ことにたいして、意志をフォーカスしていきましょう。

 

捨てることに「迷い」が出てしまうモノに至っては、

取りあえず、机の上に綺麗にそろえてみるようにしてみましょう。

それだけでも、見た目の印象は変わってきます。

 

ぐちゃぐちゃになって転がっている洋服があれば、

軽くたたむなどして、とりあえず収納ケースに入れてみてはいかがでしょう。

このように、ちょっとだけ意識して「目で見える範囲」を綺麗にします。

 

 

2、迷い対策「保留箱」を用意

 

散らかっているよりも、綺麗に片づけた方が良いのは、

あなたも十分に理解されていることだと思います。

 

なので、

 

取りあえず一次保管用の「保留箱」を用意します。

段ボールでも適当な箱でも何でもかまいません。

 

とにかく、床の上や机の上にモノを保留箱に納めてしまいましょう。

 

床の上や机の上にモノがなくなるだけで、ずいぶんと部屋を綺麗にすることができます。

いかがでしょう、

ここまでのステップで綺麗になったあなたの部屋を想像してみてください。

とても部屋の印象が変わってきたと思いませんか?

 

そして、ムリして捨てるわけではないので心の負担はないはずです。

 

 

3、片付けの秘策「ピンポイント戦略」

 

部屋全体を綺麗にしようと思うのは、一旦やめましょう。

そこまで意識すると、あまり慣れない行動には疲れてしまいますね。

 

なので、

 

どこか一か所だけをピンポイントで時間を決めて整理整頓していきます。

 

今日は机の一番上の引き出し、翌日は二番目の引き出し、数日開けて三番目の引き出し。

しばらくして今度は収納ケースの一番上のもの、今度はその下の収納ケース。

 

整理整頓のポイント:

  1. 一度、中身を全部出す
  2. 必要なモノ、不要なモノを分けて、迷うモノは取りあえず保留箱へ(保留箱は混ぜてOK)
  3. 必要なモノだけを引き出しに入れていく

 

たったこれだけです。

整理整頓と言っても、ステップはこれだけなんです。

これなら、苦手意識があっても簡単にできると思いませんか?

 

 

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4、空いたスペースに「ゆとり」を取り入れる

 

部屋の中が綺麗に整理整頓されてきたと思います。

そうなってくるとやってくるのが、

 

  • 見捨てられたような感じになる
  • 整理整頓された部屋に不安を感じてしまう
  • 整理整頓された部屋は殺風景で孤独感を抱いてしまう

 

ではないでしょうか。

少しそのような感じにもなってきませんか?

 

そこで、

 

お気に入りの観葉植物を置いてみたり、車などのクールな絵を置いてみたり、

可愛くみせたいなら、机の上にぬいぐみを置いてみても良いでしょう。

保留箱から空いたスペースに加えてみるのも良いでしょう。

 

新しい空間をお気に入りで満たすようにしましょう。

 

今まで、いけないと分かっていてそのままにしていた空間と、

少しだけ意識して整理整頓して、空間の中にお気に入りを取り入れた部屋と、

このふたつの部屋で3ヶ月後、6ヶ月後の自分を想像してみてください。

 

いかがでしょうか、

あなたの部屋での過ごし方に随分と違いが出てきませんか?

 

 

頑張って片付けなくてもイイ

 

あなたが部屋を片付けられないのは、

思い描いている理想が高いからかもしれません。

 

少しハードルを下げて考えてみると、自分でもできそうになってこないでしょうか。

 

意識レベルを少し下げるだけで、

 

「できない」意識から「できる」意識へと持っていくことが可能です。

 

そしてあなたなりのシンプルライフを送ることができます。

心地の良いライフスタイルを送れることを祈っています。

 

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