どうしても職場の人間関係がうまくいかない人の本当の理由

 

自分だけが浮いた存在に感じる・・・

どう頑張ってもうまく接することができない・・・

職場の悩みの8割は人間関係がうまくいかないことです。

また転職理由の8割が人間関係の悩みだと言われています。

 

僕も10代、20代から、

ずっと人間関係に苦手意識がありました。

なので正社員になることも不可能だとあきらめてました。

 

「人とまともにコミュニケーションがとれないのに、

まともに就職なんてできるわけがない・・・」

 

ずっとそんな思いに縛られて、

20代のほとんどはフリーターで過ごしてました。

20代後半から30代中盤までは派遣社員でしたが、

やはり人間関係がうまくいかないことに悩まされました。

 

フリーター、派遣社員、正社員に関係なく、

職場の人間関係には独特のうまくいかない理由があります。

僕自身がこれまで肌で感じてきたことをお伝えしたいと思います。

 

前回は、自分らしさを保ちつつ社会に合わせて生きるには、

自分の中で何を捨てればうまく調和がとれるのかという話でした。

本当の自分らしさとは?個性を失う理由と捨てることの大切さ

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心の中にある恐れの気持ち

 

僕は父親とまともに会話をしたことがありません。

それは常に心のどこかで自分を抑えて接していたからです。

 

まだ2歳くらいだった頃でした。

その頃の記憶には父親から「こら!」という記憶しかありません。

何かちょっとしたことでもいつも怒られていました。

 

それから次第に父親に対して壁を作るようになりました。

肩車をされても本当は嫌なのをずっと我慢してました。

どこか一緒についていくにも心の中で一線引いていました。

 

なぜか素直に自分を表現することができない・・・

 

そしてそのまま大人へとなっていきました。

社会に出るといろんな人との接する機会が訪れます。

そして仕事をすれば価値観の違う人との関わりも出てきます。

 

そこで、どうしても職場の人間関係がうまくいかないのです。

 

なぜなら自分を素直に表現することができず、

常に一歩引いた心の状態で人と接していたからです。

そうなると相手のことも自分のことも分からなくなります。

 

人は分からない相手を警戒し攻撃的になります。

 

仲間のミスなら許すことができても、

他人がミスすると「おい!」ってなることありませんか?

攻撃的になるのは相手が何者か分からないからです。

 

「この人はこんな人なんだ」と人となりを何となく感じれば、

警戒心が外れて心を開いて接することができますが、

何者か分からないと警戒して恐れの気持ちが出てしまいます。

 

 

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人間関係がうまくいかない人の本当の理由

 

人と接するのが苦手な人、

うまく会話を合わせられないと思っている人、

相手の反応がいまいちで難しいと感じてしまう人、

 

すべては自分が心を開けないからです。

 

その反応が相手を通してかえってきているだけなのです。

でも自分が心を開いたとしても反応が悪いときがありますね。

それは相手もあなたに心を開けないからなのです。

 

本当はたったそれだけのことですが、

まるで高い所からジャンプするように怖くて仕方がないのです。

無条件で心を開いて接する人と出会ったとき、

 

その人の存在が輝いて見えませんか?

そんな人が羨ましくて妬んでしまったことがありませんか?

どうせ自分には無理と自己否定したことはないでしょうか。

人間関係がうまくいかないときというのは、

 

自分のネガティブな感情に流されてしまっているのです。

 

そこでネガティブな感情を何とかしようと考えると、

大抵はもがき苦しむだけで何も解決することはできません。

ではどういう風にすると解決できるのんでしょうか。

 

 

自分を大事にしないときは他人からも大事にされない

 

ネガティブな感情に流されるのは、

そうすることによって自分を守ってくれているからです。

人の身体に備わるものは何かしらの意味があります。

 

気になる異性に話しかけようと思うとき、

心臓がバクバクしたり、弱気になったりしませんか?

「自分には無理」なんて心の声が聞こえてこないでしょうか。

そうなると前に進む力が半減してしまいますね。

そしてそれに負けると行動できなくなります。

 

つまり人間は変わることより現状を維持することを優先します。

 

潜在意識は僕たちにそう働きかけてくるのです。

なので意識では変わろうと努力しても、

強いネガティブな感情で引っ張り戻されてしまうのです。

そんなときの対処法は至ってシンプルです。

 

ただ、今の自分をあるがまま感じることです。

 

「どうにかしないと!」

「こんな自分じゃだめだ!」

「勇気を出して前に進もう!」

 

こんな風に自分を奮い立たせる必要もありません。

無理に頑張ろうとすればするほど逆に悪くなります。

それよりも、ただあるがままを感じるようにしてみること。

 

その理由は、それが既に自らを認めることになるからです。

 

子供の頃、褒めてもらうと嬉しかったですね。

ぼく達は褒めてもらうことで力を発揮するようになってます。

だけど大切なところに限って僕達は自己否定に走ってしまう。

だけど本当はそんなときほど自分をただあるがまま感じることなのです。

 

何も特別なことをする必要もなく、

身体の感覚に意識を少しだけでも向けてみる。

それがもう既に自らを認めることになるのです。

認めるとは、そのまま褒めると言い換えても良いと思います。

 

自分を大事にできないのに、

どうやって人間関係をうまくいかすことができるでしょうか。

 

 

回りめぐって自分次第

本日のまとめ:

  • 心の中にある恐れの気持ち
  • 人間関係がうまくいかない人の本当の理由
  • 自分を大事にしないときは他人からも大事にされない

 

ある飲み会で、

すごく人間関係に悩んでそうな人がいました。

 

その人は自分のことをとても隠す人でした。

何か上げ足を取られるんじゃないかと打算が入ってしまうのです。

なのでどうしても人に心を開くことができずに悩んでました。

 

自分が心を開けないのに他の方法で何とかしようとしても無理です。

 

結局は回りめぐって自分次第なんだと思います。

しかし、職場の人間関係では分かっていてもできないもの。

どうしても自分を守りたいし傷つくことが怖いものです。

 

だったら別に頑張る必要はないじゃないですか。

せめて一生懸命な自分を認めてあげればそれでいいと思います。

それでもどうしてもその職場が辛くて仕方がないのなら、

 

それこそ逃げる勇気です。

 

僕は逃げたからこそ人生が180度変わりました。

自分を大切にすればこそ逃げることは、

 

幸せを手に入れるための勇気ある撤退なのです。

 

自分を大切にできることを祈っています。

 

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