アイデア、発想力があるのに実現できないのは何故なのでしょう?
誰でも発想自体は浮かんでくると思います。
「あ、こんなのイイかもしれない!」
「もしかすると、これはイケるかも!?」
「ちょっとこれは凄いアイデアかもしれない!」
だけど、実際に行動に移してみても結果がついてこない・・・
どうやっても理想と現実とのギャップを埋めることができない・・・
あなたもそんなガッカリした経験はありませんか?
実は、発想力はある条件があると実現が困難になってしまいます。
それは自らが「複雑」にしてしまうことです。
- 仕事では許容範囲を越えて、あれこれ詰め込み過ぎてしまう。
- 自分で動いてみて、知識不足で思考停止状態になってしまう。
- 余計な行動を加えることで、変な方向へと行ってしまう。
- 自分のプライドや見栄が邪魔して、遠回りしてしまう。
こんな状態にピンときませんか?
(前回は、変わりたいけど変われない-不自由さから自由になるブレーキの外し方にて、
変わりたいけど変われない本当の理由とは、変わりたくないから変わらないということであり、
そして僕たちの意識では変えることが困難だけど、あることで可能になる方法をお伝えしました。)
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発想力を鈍らしてしまう「行き詰まり」とは?
せっかく良い発想が浮かんでも、うまく結果が出せないことがあります。
それは、
行動する前から、考え過ぎてしまうことです。
まず行動する前段階で考えることは、あくまで想定でしかないことを認識しましょう。
本当に考えるべきことは、行動したあとで「次」に繋げるために考えます。
それでも僕たちは行動する前に、あれこれ考えてしまいますが、そんなときは、
「今、複雑に考え過ぎていないか?もっとシンプルに考えるとどうなる?」
このように、良い意味で自分を疑うようにしましょう。
どうしても失敗にたいする「恐れ」から、頭の中では完璧を求めてしまいがちですが、
勇気を持って、完璧主義を手放すのです。
その上で、次の発想力を生かす3つのコツを守りましょう。
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発想力を鍛えて実現力を高める3つのコツ
基本は、シンプルに考えることです。
不要なものは削ぎ落とし、本当に必要なものだけに厳選すること。
それが、シンプルに考えるということになります。
1、選択と集中:
あなたの中から出てきた発想は、何を満たしたいのでしょうか?
それをすることで、あなたはどんな感情になることができるでしょうか?
本質は、あなた自身が満たしたい「感情」です。
そして、
あなたが提供できることもあなた自身が満たしたい「感情」です。
そのために、自分がどんな「感情」を満たしたいのか?味わいたいのか?
そのことをよく思い浮かべ、その「感情」だけを選択し、その「感情」だけに集中します。
行動するべき基準は、満たしたい「感情」ただそれだけです。
シンプルにそれだけを考えて行動するように意識すると、
あれもこれもといろいろと付け足す必要もなくなってきます。
2、ある程度「十分」なクオリティで納得する:
僕たちは、完璧を求めるあまりに未完成にしてしまうことが多いです。
完璧を求めるとは、どういうことかと言うと、
「失敗しない」ようにしようと思う意識のことです。
より完璧を求めるという意識ではなく、失敗を恐れる完璧主義のことです。
他には、今あるものを手放せない完璧主義、こだわりを手放せない完璧主義、
自分を守ろうとする完璧主義などがあります。
- 失敗しても構わない。
- 今あるものを手放しても構わない。
- こだわりを手放しても構わない。
- 過剰に自分を守ることをあきらめても構わない。
このように、失敗や失うことへの可能性も受け入れて実行することが大切です。
なぜなら、
今、自分が抱えているものは未来も同じ結果でしかならないからです。
あなたは今と変わらない未来より、理想の未来に変えたいと思いませんか?
そうなると、今あるものを勇気を持って手放す必要があると思いませんか?
実際、その方がたくさんのことが学べるのです。
僕も失敗を多くしてしまいますが、その分それなりに結果を残せています。
3、とにかく早く世に出す:
あなたの発想で得られる「感情」を明確にして、シンプルに削ぎ落とし、
ある程度のクオリティまで仕上げることができたら、
とにかくサッと世に出してしまいましょう。
出せば出した分だけの反応がかえってきます。
世に出せば、フィードバック、クレーム、要望、賛辞、無視など、
いろんな反応がかえってきます。
まだ世に出す前段階で「ああでもない、こうでもない」と頭の中でこねくりまわしても、
それは単なる想定・妄想に過ぎず、それは単なる独りよがりに過ぎません。
どんどん出していき、少しずつ改善していけばいいのです。
発想をシンプルにしていくことは鍛錬が必要
みんな「シンプルが分かりやすくイイ」と言います。
それだけ、もの事をシンプルにすることを潜在的には求めているということです。
ですが、
僕たちは、難しく考えてしまうのでシンプルにすることには鍛錬が必要なのです。
単発でシンプルなものを世に出すことはできても、
シンプルなものを世に出し続けることは、上記の3つのコツを意識することが大切です。
とにかく、複雑な思考になってきたらシンプルに考える。
たったこれだけです。
シンプルに考えて発想力を鍛えましょう。
あなたの発想の実現力が高まることを祈っています。
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