あなたはモノを増やさないためにどんな努力をしてますか?
せっかく片付けても普段の生活パターンのままだと、
いつの間にか以前の部屋の状態と同じになっていないでしょうか。
ついつい欲しくなって買ってしまう・・・
これはモノを増やさない生活には厄介な衝動です。
この衝動買いが癖になったままだと、
部屋がどんどん狭くなり、どんどん出費も増えます。
モノを多く持つことは部屋だけでなくお金も心も苦しくなります。
「モノを大切にすべき・・・」
この考え方は確かに正しいと思います。
しかし、時代の変化とともに大切の仕方を考えなければいけません。
なぜなら、取っておいても必要になることはほぼないからです。
また仕事など人間関係で精神的ストレスを感じることは多いです。
そこで気分転換に部屋を片付けるとかなりすっきりします。
だけどせっかく片付けたなら、いつまでも保っていたいですね。
今回は、モノを増やさない生活をするための秘訣をお伝えします。
(前回は、捨てる勇気-イライラして息苦しい感情を手放す5つの執着にて、
イライラするのはどのようなことに執着しているのか分からないからです。
そして執着を手放すために必要な捨てる勇気についてお伝えしました。)
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衝動買いとはなにか?
そもそも衝動買いとはなんなのでしょう。
衝動買いとは、つい買ってしまうことを言いますね。
誰だって予定外の買い物をした経験はあると思います。
ではなぜそんな予定外の買い物をしてしまうかというと、
- 所有することで気持ちを高揚させてくれる
- 辛い今の現状から自分を変えたいとき
要するにネガティブからポジティブになれるからです。
誰だって悪くなるよりは良くなりたいと願います。
そこで悩みを解消してくれそうな商品を見つけたとき、
つい気になって欲しくなってしまうのではないでしょうか。
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衝動買いを止められない原因
そうなってくると衝動買いは心地の良いものになってきます。
買い物をすることで気分が高揚するからです。
女性の買い物好きなところもこのような理由があります。
だけど本当は必要ないモノまで買ってしまうことがありますね。
止められない衝動には必ず本人にプラスの理由があります。
先ほどの買い物をすると気分が高揚するなどがそうです。
これを心理学では「二次利得」と言います。
たとえばタバコを止めたいんだけど止められない場合がそうです。
健康にはよくないんだけど吸う感覚が心地が良いからです。
衝動買いにも必ず本人なりのプラスの理由があります。
あなたは衝動買いをしたときになにを満たしているでしょうか?
まずは止められない原因がなにかを見つめることが大切です。
モノを増やさない最もシンプルな方法とは?
モノを増やさない方法に関しては非常にシンプルです。
それはモノの”玄関口”である買い物をしないことです。
なぜなら人からもらったモノで部屋が散らかることはないからです。
ということは、モノが増える原因は自分自身の問題なのです。
言い換えると増やす増やさないは自分次第なのです。
そして、モノを所有しても自分が本質的に変わることはありません。
一時的に気分が高揚したとしてもまた元の自分へと戻ってしまいます。
「次は○○が欲しいな・・・」
とすぐに次のモノを所有したいという気持ちが出てきます。
これではせっかく手に入れたモノを十分に味わうことができません。
そのためには外部の力に頼りたくなる気持ちを捨てることが大切です。
これは決してモノを買ってはいけないということではなく、
自分がどんな気持ちでモノを買おうとしているのかに気付くことで、
本当に欲しいモノを厳選するという意図があります。
モノを増やさないコツとは?
モノがない生活に憧れて、
部屋の中のモノをどんどん捨てることが流行っているそうです。
しかし、たとえおもちゃ箱をひっくり返したような部屋であっても、
それが心から欲しいモノで適切に配置しているなら良いと思います。
「どんどん減らそう!」
「もっと捨てよう!」
と捨てることに意識を集中することも良いかもしれませんが、
本当に心から満たせるモノを手に入れられるならば、
どちらでも選択できる自由の方がもっと楽しいと感じませんか?
僕は過去に現状が苦しくて自分を変えたい一心で、
部屋の中のモノを95%以上処分したことがありました。
そうすることですっきりした気持ちになれることは確かです。
ですが僕自身、今でも課題と思っていることなのですが、
自分が本当に望んでいるものはなんなのか?
その答えって、そう簡単には見つからないと思います。
それを絶えず自分に問い続けることが大事ではないでしょうか。
自分の好きな仕事が簡単には見つからないのと同じように、
本当に好きなモノは簡単にはみつからないようになっているからです。
不要なモノを増やさない生活ができることを祈っています。
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