あなたの片付けられないことはなんですか?
部屋を片付けることは、自分の過去に片をつけることができます。
ではなぜ、このように言われているのでしょうか。
それは、
実際に部屋の物を捨てるからです。
不要な物と言えど、
長年共に過ごしてきた物と別れの決断をすることは、
少なくとも心の痛みを感じることもあるかと思います。
「よし、捨てよう!」
と思って自分を奮い立たすも、
実際に手に取って、実行に移すとなると勇気がいるものです。
そこを乗り越え、
自分の過去を清算するかのように片を付けることで、
頭の一部分が知らないうちに支配されていたことから解放され、
脳は常に何かで埋めようとする機能から、
空いたところに新しいものが入ってきて人生が変わっていくのです。
そのとき、
あなたの見たいものが優先して脳にインプットされます。
今回は過去に片をつけるための教えを紹介します。
(前回は、なぜ部屋を片付けるのか?納得して行うための3つの意味にて、
部屋を片付けることは大事なことだと頭では分かるけど行動に移せない、
そこで心から納得して片付けられるよう3つの意味をお伝えしました。)
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1、片付けるとは捨てること
僕たちは、部屋を片付けようと思うとき、
物をなるべくきれいに納めようとします。
ですがその前に大切な前提があるのです。
それが、
「捨てる」ということです。
片付けるまえにいらない物を捨てることで、
部屋をきれいに整理整頓できます。
整理 = いらない物を捨てる
整頓 = 取り出しやすいように納める
この記事の冒頭で、
あなたの片付けられないことはなんですか?と質問しました。
それは、
いらない物を捨てることによって、
あなたの執着している不要なこだわりはなんですか?という意味です。
物をたくさん所有することで、幸せになれると思っていませんか?
生活の便利さを求めて、家電や家具を増やそうとしてませんか?
見栄を張りたい気持ちを隠して、物を所有しようとしてませんか?
少しでも余裕が欲しいと思うなら、
いらない物は捨てて、空間に余裕をつくることが大切です。
それが自分に片をつけることにつながっています。
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2、なにが必要でなにがいらないか
あなたは、人生でなにが必要でなにがいらないか、
それに答えられる自信はありますか?
多くの人は、そのことに明確に答えられないはずです。
それだけ、
自分自身と向き合っていない事実がここにあるのです。
そのように育てられてきた環境もかなり少ないはずです。
徹底的に思い切って部屋を片付けることで、
考え方が変わって、人生まで劇的に変わってしまう人がいます。
それは、
部屋の中の物を「捨てる」ということを通して、
なにが必要でなにがいらないかを磨いてきたからです。
そうして考え方を変えることによって人生まで変えることができます。
なぜなら、
僕も人生がかわった人間の一人として実感しているからです。
- 子どもの頃からの夢に気づいて会社を辞めて起業した
- 不思議と夫婦関係が良好になった
- 仕事の成績がなぜか良くなりはじめた
- ダイエットで5キロやせることに成功した
- 心が軽くなって不可能と思っていたことが可能になった
自分に片をつけることで、
自分の周辺がだんだんと好転することは珍しいことではありません。
自分と向き合うとはなんだと思いますか?
それは、
心の中の不要なこだわりを手放すことです。
本来は、たったこれだけなのです。
3、過去に片をつけると行動が変化する
なぜ部屋を片付けることができないのでしょうか。
部屋を片付けることができないとは、
行動におけるひとつの結果に過ぎません。
人は、行動する前に必ずイメージします。
これは無意識の領域で行われているので自覚がありません。
たとえば、
小学校の頃に、体育の授業で跳び箱をしたことはありますね?
一段ずつ段が高くなっていくと、飛べない瞬間がなかったでしょうか。
それまではイメージできていたので行動に移すことができました。
しかし、
成功のイメージができなくなった途端、
人は行動することに迷いが生じて途中で行けなくなってしまうのです。
では、そのイメージはどうやって創られると思いますか?
それは、
過去の経験が元となっているのです。
だから成功体験がひとつでもあると、
人生で成功しやすくなるということなのです。
過去に失敗経験があれば、
それもまた脳は、その失敗経験を元にしてイメージを創ります。
過去に片をつけるとは、
失敗経験によって身についた執着していることを手放すことです。
それは、
実際に自分の部屋に行動の結果として表れやすいので、
部屋を片付けることで片をつけていくのです。
未来にどんなイメージを創造しますか
目的を明確すること、
イメージと感覚が伴うくらいしっかり意識する、
得たいと思う結果を見つめることはとても大切です。
しかし、
その前に何をあきらめないといけないのか。
欲しい結果があるなら、
今ここで片をつけなければいけないことがあるはずです。
もし、あなたが望む結果が得られないとするなら、
そこに見つめるべき要因があるのかもしれません。
行動には、その元となる過去があります。
あなたの手放すべきこだわりはなんでしょうか?
人生に片がつけられることを祈っています。
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