自分のことは自分で決める。
だけど、大事なことほど決断できないものですね。
どうすれば、決断力を身に付けることができるのでしょうか?
いつから、自分のことは自分で決める時代になったのでしょう。
昔は、
仕事も結婚も身内が決めることが当たりまえだったそうです。
「政略結婚」という言葉があるように、
誰かに決めてもらうことが当たりまえだったのです。
ところが、
戦後になってから、生き方は自由になりました。
自分の人生は、自分で選ぶことができるようになったのです。
仕事も自分で決め、結婚相手も自分で決める。
今はそれが当たりまえの時代となってますね。
ですが、
僕たちは、いざ自由の権利を与えられると、
自分のことを自分で決めることができないということになったりします。
決断するには、たくさんのエネルギーと勇気が必要です。
そして、
勇気を持って決断するための行動も必要なのです。
(前回は、人間関係を見つめる7つの名言-あなたの心に響くものをにて、
人間関係は人として生まれた以上、うまく付き合っていくことが大切です。
そのための自分の人間関係にたいする姿勢を考える先人からの名言を紹介しました。)
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自分で決断できない原因
僕たちは、生き方に関わることになればなるほど、
自分のことを自分で決断できなくなってしまいます。
その原因は、
先のことが見えない「怖れ」から決断できないのです。
この先どうなるかの未来が見えていれば、
今後、自分はどうすればいいのかが分かりますね?
つまり、
人は、現状が変わることに「怖れ」を感じるようになっています。
なぜなら、
変わらないままの方が安全で「安心」していられるからです。
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1、計画を立てれば「怖れ」を軽減できる
残念ながら決断するときの恐れをなくすことはできません。
ですが、
計画を立てることで軽減することは可能です。
決断したあとは、どんなことをしていくのか?
そこを具体的にしていくことで心を軽くすることができます。
- あなたが、まずすべきことはなんでしょうか?
- 自分ができそうにないことは、何を頼りますか?
- 心の負担を軽くするために、誰を頼りますか?
- もし、うまくいかなかったら何で補いますか?
事前に考えられることはシミュレートしたり、
できるところから行動していくことが大切です。
2、その決断はどこからきてる?
どんな気持ちで決断をしようと思っていますか?
もし、ネガティブな気持ちからきているものだと、
得られる結果も望んでいるようにはならないかもしれません。
「アイツがムカつく!」
「こんなところ、もう嫌だ!」
このようなネガティブな気持ちから決断してしまうと後悔します。
実は、後悔する理由のほとんどは、感情が高まったときなのです。
なぜなら、
冷静さを失っているからです。
大切なのは、冷静なときに行うことです。
それがポジティブな決断をすることにつながります。
3、経験者の話を聞く
やはり決断をするときは、
同じような境遇で同じような経験をしている人の話は貴重です。
まったく同じでなくても、似たような境遇や経験をしている人も良いでしょう。
とにかく、
そのときどんな思いでどんな行動をとったのか?
そこのところが具体的に聞くことができれば、
1、でご説明した計画をしっかりと立てることができます。
身近な人の話は、どの情報よりも信憑性が高く信頼できます。
素晴らしいアイデアが聞けるかもしれませんし、
素晴らしいひらめきが生まれるかもしれません。
できるだけ、たくさんのいろんなジャンルの人の話が聞けると良いですね。
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4、ぬるま湯に浸かれば水になる
決断ができない原因のひとつに、
慣れ親しんがことへの居心地の良さも関係してきます。
要するに、ぬるま湯に浸かっている状態です。
しかし、
今は丁度良い温度でも、次第に冷たくなっていきます。
そのときになると、
「ああ、あのとき○○を選択していればよかった・・・」
と、言う具合に後悔することも少なくありません。
勇気を持って決断できなかったばかりに、人生を無駄遣いしてしまうのです。
あなたの不要なものは何でしょうか?
それを手放せたら、どのようになれますか?
自分の人生を生きるため、
自分の心の何が不要で、何が必要なのかを見つめることが大切です。
本当はとてもシンプル
僕たちが、自分で決断できないのは、
あれこれといらないことを考えてしまうからです。
ですが、
本当の答えは、思考することより肌で感じる「楽しい」「幸せ」の感情です。
本当は、そこに真っ直ぐ向かって行くことが大切だと思います。
あなたは本当は、どうなりたいのでしょうか?
そこは、あなただけにしか分からない価値が眠っています。
ですが、自分の価値基準に沿って生きる生き方は、
とても清々しく楽になれて、より豊かな気持ちになれるのではないでしょうか。
素晴らしい決断ができることを祈っています。
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