増税になり、さらに増税のあおりがそのうちやってきます。
生活の苦しさは、知らぬ間に厳しさをましていくのかもしれません。
果たしてこの先、僕たちの生活はどうなっていくのでしょうか。
昔のように頑張れば、頑張った分だけ結果になる、
頑張れば幸せに繋がる時代はもう終わってしまいました。
僕が派遣社員として入社した最初の頃は、毎日残業、休日出勤で頑張っていました。
ですが頑張っても給料が減り続けるので、途中で頑張ることをあきらめました。
すると自分の手元に入ってくる給料が3/1近くまで減ってしまったのです。
これ、どのくらいの期間で訪れたと思いますか?
たったの3年です。
たったそれだけの期間で給料がこんなにも変わってしまったのです。
会社から仕事に求められるクオリティは変わりません。
「稼げることが、この会社で働くことの唯一のやる気だった・・・」
その唯一の希望を徐々に削られてしまい、
残されたのは、価値観の合わない人間関係によるストレスでした。
溜まったストレスは爆発し、2014年3月下旬に会社を飛び出しました。
○○ = 幸せ
果たして、この○○には何が入るのでしょうか。
大量生産・消費時代の「足りない、欲しい」の意識を捨てることで、
余計なものを削ぎ落とし、コンパクトに生きるミニマムライフが大切です。
ムダなことにお金を掛けず、必要なことにお金を使う。
浪費をやめて消費を抑え、自分が成長するための投資にお金を使う。
幸せの人生設計の軸となるミニマムライフを送ってみませんか?
(前回は、上手な部屋の片付け方7つのコツ-「簡単」の認識は間違い!?にて、
実は部屋の片づけとは脳に汗をかくくらい大変なことでイメージ通りになることは難しく、
理想の部屋を実現するための具体的な片付け方を、7つのコツに分けてご紹介しました。)
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ミニマムライフの持たない贅沢とは?
あなたの生活や性格の必要のないものを捨て、
あなたが人生を楽しめる生き方、心の余裕を感じる生き方にする。
それがミニマムライフの提案する「持たない贅沢」です。
シンプルな生き方-「引き算」でスッキリ快適な生活をのように、
増やすのではなく減らすことで快適な生活を得る「引き算の美」。
余白のあるくらし-「美」のあるシンプルな生活にあこがれてのように、
空間に余白をつくることで心の余裕と贅沢なスペースを演出する「余白の美」。
ムダを省いてコンパクトに人生を設計することは、
生活苦で苦しいからガマンして節約するというイメージではなく、
葉に滴る朝つゆが、静かな水面に波紋を広げるような透き通った感覚です。
静かに自分を見つめ、本当は何が必要なのか?
それだけを求める生き方、それがミニマムライフでありミニマリストです。
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ミニマムライフの8つの目的
ミニマムライフは何もかも捨てるという意味ではありません。
以下の8つのことを意識して捨てることが大切となります。
ミニマムライフの目的:
- 余分な仕事の量を捨て、質を高める。
- 余分な情報収集を捨て、自分の内面の情報を見つめる。
- あなたのしたいことを増やしていく。
- あなたの心が潤う時間を増やしていく。
- 生活空間や時間に、心の余裕を生む「余白」を設ける
- 心配する気持ちを捨て、楽しい・幸せに意識を向ける
- 不要なガラクタを捨て、植物やアートを楽しむ
- 害をなすものを捨て、心の自己治癒能力を高める
不要なものを捨てる
僕たちは足りないことに意識が向いてしまいます。
足りないことを意識を向けるということは、必ずその対価を支払わなければいけません。
カッコよく見られるから車を買おうとすると、高額のお金を支払うことになります。
見栄やプライドの不要な心は、積極的に捨ててしまいましょう。
そうすれば、本当の探しものは見つかるはずです。
大事なことを見極めて、スペースを喜びで満たす
人から言われたから大事だと判断したり、
魅力的で購買意欲を掻き立てられた広告に心を奪われることなく、
あなたがずっと内面で大切にしていることを見つめるのです。
そして、
ただ、質素につつましく生きていても寂しくなってしまいます。
空いたスペースには、心から満たしてくれるものを置きましょう。
ガラクタの代わりに、観葉植物やアートを置いても良いかもしれません。
仕事の不要な時間を捨てる代わりに、没頭できる趣味を。
価値観の合わない人間関係を捨て、親しい人や関わりたい人との時間を。
ストレスを感じることを捨て、変わりに幸せを感じることを。
ミニマムライフは成長させて変化させつづける
あなたが幸せや楽しいことを常に追い求めるように、
それに合わせてミニマムライフも常に変化させましょう。
ミニマムライフはあなたの生活そのものだからです。
そのため、
日常の些細なことから幸せを感じられるよう、感度を高めることが大切です。
何も高額なブランド品やムリな海外旅行、人付き合い、高級な料理でなくても幸せになれます。
そのような幸せも確かにありますが、今の自分に適した幸せを感じることが重要なのです。
たとえば、綺麗に整理整頓された空間の中で目覚め、
ゆっくりと目覚めのコーヒーを入れて時間を楽しみ、
穏やかな心で仕事を行い、趣味の時間を堪能する。
そんな身近な幸せからはじめてみてはいかがでしょうか。
それがミニマムライフ、ミニマリストの生き方です。
持たない贅沢で自由な生活ができることを祈っています。
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