高校しか出ていないから、いい会社なんて入れない…
頭が悪いから、将来成功することなんて夢のまた夢…
私は○○だから、○○できない。
このような出来ない言い訳を考えてしまっていませんか?
たとえいい大学を卒業したとしても、
就職すらできない人がいることを聞いたことはないでしょうか。
実際のところ一流大学だから、一流企業に就職できるとは限りませんし、
一流企業だから将来は安泰とは言い切れないものなのです。
本当の頭脳明晰な人というのは、
高学歴や豊富な知識を持っていることとは別のところにあるようです。
本当の頭脳明晰な人をシンプルな言葉にまとめると、
自分を知っている
というたった一言ことに凝縮できると思います。
自分のことをよく知らなければ、自分のことを生かすことはできません。
それはあなたも十分にご承知の通りだと思います。
今回は前回の記事の続きになります。
頭脳明晰な人の習慣を知って、あなたの生き方のヒントになればと思います。
(前回では、頭脳明晰な人の特徴-脳に良い刺激を与える10の習慣その1にて、
頭脳明晰な人の習慣についてお伝えしました。)
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1、アイデアやひらめきを高める
本を読んだらしばらく得た知識を熟成させる期間が必要なのをご存知でしょうか?
身体を鍛えたら休ませることによって力がアップしますね。
それと同じように脳をフル稼働させたら、熟成させる期間が必要です。
何かをしたら、そのあと何をするかが重要なようです。
思考を整理するためには睡眠時間が大切ですが、
あなたが目標に向けて努力しているのであれば、
ときにはやる気がでなくなるときもあると思います。
僕たちは同じことをし続けていてもモチベーションは一定しません。
何かをしているとき、その道の途中で何をするかが重要です。
ではやる気が出ないときは何が良いかというと、
気分転換をすることです。
ドライブに行ったり、公園を散歩したり、映画を観たり、
今行っていることを一時パッと忘れることです。
これが気分転換をするということになります。
そして意外なことに、そんなときこそアイデアやひらめきが生まれやすいのです。
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2、記憶力を良くする
記憶力を良くする方法は、記憶の引き出し方を良くすることです。
頭脳明晰な人はこの記憶の引き出し方が上手いのです。
記憶の引き出し方を上手くするには、
記憶が引き出しやすい仕掛けをつくることです。
たとえば仕事の手順を教えてもらったら、メモを取ることがありますね。
そうすると仕事を実際にやるときにメモを見ることで、
実際にメモに書いてある意外に、記憶していた他のことも思い出すことができます。
あなたもそのような経験をしたことがあるのではないでしょうか。
記憶を引き出すキッカケをつくることを心理学では「アンカー」と呼んでいます。
つまり芋ずる方式に記憶を引き出すアンカーをつくることが、
記憶力を良くするということに繋がるのです。
記憶力が良い人とは、記憶の引き出し方が上手い人です。
3、気づきやすくする
もの忘れをしてしまったり、大事なことを思い出したり、重要なことに気づいたり、
気づくことが大事な場面はたくさんあります。
この気づきの能力を高めるには、五感を刺激することです。
僕たちは普段、情報を五感によって取り入れています。
その大切な情報の収集機能である五感を自然の流れに任せ過ぎているのです。
よく美術館などの芸術作品や景色が良い場所に訪れると五感が解放されると言います。
それは今まであまり使用されていなかった五感の機能が反応したからです。
1日のうち数分間だけ、目を閉じて視覚以外の感覚を意識してみましょう。
外で雀の鳴き声が聞こえる…、床の感触を感じている…、心臓の鼓動を感じる…、
まぶたの裏に光を感じる…、空調の音が聞こえる…、身体を支えている筋肉の動きを感じる…、
このように視覚以外の聴覚、触覚、嗅覚、味覚の感覚機能を研ぎ澄ませていきます。
そうすうすることで気づきやすくなる体質へとなります。
1日のうちたった数分間だけ行うだけで劇的に変化します。
頭脳明晰な人は五感が解放され気づきやすいのです。
4、表現力を豊かにする
人と会話をするとき、心に響きやすい話し方はなんだと思いますか?
実際のところ、言葉だけではないのです。
むしろ言葉が占めるウエイトは案外少ないものです。
そのときの情景を見ているかのようなリアクションで話しましょう。
そのときに味わった瞬間を今まさに味わっているかのように話します。
だからと言ってオーバーリアクションをする必要はありません。
気持ちがそのときの瞬間に浸っていれば良いのです。
もっと簡単に言えば、思い出しながら話すということです。
友人との楽しかった昔話をしているときのことを思いだしてみてください。
きっと過去のときのことを思いだしながら楽しそうに会話しませんか?
それだけで表現力が豊かになれます。
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5、相手の強みを意識する
「この人の強みはどこだろう」
このような人の見方を意識します。
なぜ人の強みを意識するのかと言うと、
自分が他人を好意的に評価すれば、自然と他人も好意的に評価してくれるからです。
そして自分の才能とは自分ではなかなか気づくことができません。
他人に言われ続ける中で何となく自覚していくものなのです。
シンプルに他人の良いところを褒める習慣を持つことです。
これだけであなたの周囲の人たちの反応は変わります。
頭脳明晰な人はこのような人間関係を築いています。
頭脳明晰な人の特徴~まとめ~
本当の頭脳明晰な人と言うのは、
何も遠い存在ではないことがお分かり頂けたでしょうか。
これまでお伝えさせて頂いたことは、難しいことでないと思います。
あなたの価値観でピンときたものを大切にしてください。
あなたの直感で、
「これは大事だ!」
と思ったことだけを取り組むのです。
僕はあるセミナーで感じたことをありのまま話すということにピンときました。
あれから4年経ちますが、今でもそのことを大切にしています。
その結果、他人とのコミュニケーションが非常に良くなりました。
本当の頭脳明晰になれることを祈っています。
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