苦手な人との付き合い方-人付き合いアレルギーを解消する6ステップ

 

今現在、苦手な人との付き合い方に苦労していないでしょうか?

頭の中を支配するこのイヤな思い・・・

苦手意識を抱えて、どう人付き合いをしたらいいのでしょうか。

 

僕たちは、苦手な人がそばにいるだけで違和感を抱いてしまいます。

それはまさに「人付き合いアレルギー」なのです。

 

一度、アレルギー反応が出てしまえば、

コンクリートのように固められて、自分の反応を変えることが難しくなります。

そんな苦手な人が近くにいれば、ミスが増えたり、言葉がうまく出せなかったり、

何をしているのか訳が分からないことになってしまうのです。

 

「アイツがいなければ、俺の毎日はもっと安定しているのに・・・」

 

苦手な人との付き合い方は、何とかしようと前向きに考えるより、

ムリな相手と頑張ってまで人付き合いしたくないと思ってしまいますね。

なんで自分の近くに存在しているのかと思ってしまうくらいかもしれません。

 

今回は、苦手な人との付き合い方考えるために、

人付き合いアレルギーの反応を減らす、心理的アプローチをご紹介します。

 

(前回は、後悔しない生き方とは?臨終を迎えたときに心得ておきたい5つのことにて、

自分が後悔しない生き方をするには、臨終を迎えたときのところまで考える必要があり、

そのために心得ておきたいことを5つご紹介しました。)

 

 

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人付き合いアレルギーの仕組みとは?

 

なぜ人付き合いアレルギーが起こってしまうのでしょうか。

僕たちには、危険から学び、それを再び繰り返さないための「免疫」があります。

その過剰な反応がアレルギーの反応となります。

 

たとえば、

 

同じ蜂に2度刺されると「アナフィラキシーショック」の症状を引き起こします。

これは、体内の免疫システムの過剰な働きが原因によるものです。

 

人付き合いの問題は、そのキッカケである相手に問題があるのではなく、

自分の身体の過剰な反応が、問題の引き金となっているのです。

 

そのためには、

 

心の免疫システムの誤作動を、正しくプログラミングし直す必要があります。

それによって、苦手な人との付き合い方を変えることができます。

 

 

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苦手な人へのアレルギーを解消する6ステップ

 

それでは、苦手な人にたいする過剰な反応を調整する方法を行っていきます。

イメージを使っていきますので、集中しやすい状態に整えておきましょう。

 

 

ステップ1:苦手な人への反応が起きるシーンを再現

あなたの強烈な記憶を頭の中でもう一度、再現します。

そこはどんな場所でしょうか?周りに誰がいますか?明るさは?

温度はいかがでしょうか?あなたはどんな気持ちですか?

そこで何を感じているのでしょうか?

 

 

ステップ2:もし、反応がなくなったらどうなれるか

次は、過剰な反応がまったく出なかったとしたら、どうなれるかをイメージします。

ここでのイメージは、場所、人、雰囲気、何を言っているかなど、

すべてを先ほどのイメージと同じシチュエーションで行います。

この2つのイメージの差から、あなたは何かを気づくことができるはずです。

 

 

ステップ3:苦手な人を親しい人にすり替えてみる

もし、苦手な人が親しい人と入れ替わったら、あなたの反応はどうなる?

それは100ccしか入っていない牛乳パックを勘違いして持ち上げるのと、

同じような感覚になるのかもしれません。

あなたが当たり前と思い込んでいる正体は何でしょうか?

 

 

ステップ4:苦手な人への反応が誤作動だと再認識

ステップ1で起きた反応は、ステップ2とステップ3では起こりません。

同じシチュエーションでも、自分の反応が変われば大丈夫だと気づきます。

苦手な人を変えることはできませんが、自分の認識なら変えられます。

「もし、○○だとしたら?」

これが、心の誤作動を正しくプログラミングし直す鍵です。

 

 

ステップ5:未来に起こる出来事をリハーサル

ステージに上がる直前のリハーサルを行うかのように、

新しい反応のあなたで未来で起こる場面をイメージしてみます。

ここではどんな「感情」を味わいたいのかを明確にしてください。

感情を引き起こして、潜在意識に強くインプットさせるためです。

 

 

ステップ6:未来の自分から今のあなたを見つめる

「もし、○○だとしたら?」と運命を変えた未来のあなたから、

今現在のあなたを見たとき、どんな思いになり、どんな言葉を掛けるでしょうか?

未来のあなたから、今現在のあなたに向けてメッセージを送ってください。

きっと、心に響く何かを感じさせてくれるはずです。

 

 

繰り返し、潜在意識にすり込む

 

脳は、繰り返し行われる行動を「最重要事項」として認識します。

やらないと気持ち悪くなってしまうのは、そのためです。

 

そして、

 

強い感情をともなっていることに、より強く反応するようになっています。

正しいプログラミングを身体に覚えさせるには、「感情」が必要なのです。

 

これで100%すべてが解決できるという訳ではありませんが、

過剰な反応に「鈍感力」がうまく作用して、心のバランスを保てるはずです。

過剰な反応は不要なものであり、潔く捨てることが大切です。

 

イメージトレーニングで、すべての警戒心を捨てることができるとしたら?

 

それは常夏のハワイのビーチのように、

穏やかな風、心地良い波の音に、心と身体を委ねられるかもしれません。

 

素敵な人との付き合い方ができることを祈っています。

 

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