マインドマップの効果-脳の機能を活用した七原則

 

あなたはマインドマップでどんな効果が得られるか知っていますか?

マインドマップには脳の機能を活用した七原則があります。

その原則に則って使用することで頭が整理され、

無意識に働きかけるというものです。

 

そうすることで、僕たちが普段意識していない残り97%の

無意識を活用するして素晴らしいアイデアが生まれるのです。

 

マインドマップは、まず問題解決したいテーマを中央に添えます。

そこから頭に浮かんできたことを自由に書き出していき、

テーマとそれぞれのキーワードに線を延ばし「枝」を付けていきます。

 

なぜこのようなことをするのかと言うと、

人間は基本的に目標志向であり、常に生きる目標を探しているのです。

 

たとえば、

買い物に行くときに○○市の○○店と、

どこに向かうかの目標を決めてから動きます。

つまり常に目標を定めながら行動しているということです。

 

なのでこの七原則を予め頭に入れて活用することで、

より効果的なマインドマップ活用ができると思います。

 

(前回の記事、人見知りを克服したい-短所を認めて心地良く生きる4つの方法

 

 

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1、相乗効果を活用する

 

次々とアイデアが沸いてくるメカニズムとはなんでしょうか。

それは、様々な情報が掛け合わさったことにより起きます。

ですが、その情報が掛け合わされるには条件があります。

 

僕たちは一日中ずっと考え込んでいても

答えがなかなか出てこないことってありますね?

 

「ああ、もういやだ!頭がいっぱいだ!」

 

頭の中がムシャクシャして気分転換に外に散歩に出掛けたとき、

アイデアがシャワーのようにブワーっと出てくることがあります。

 

目や耳や肌で感じたことなど「五感」で感じた情報を元にして、

情報と情報を掛け合わせることで相乗効果が生まれます。

つまり異なる情報がミックスされてアイデアが沸いてきます。

 

 

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2、脳は成功に向かっている

 

あなたは小学生の頃、夏休みに入る前に先生から、

 

「ちゃんと目標を持って計画的に過ごしましょう」

 

なんて言われていた記憶はありませんか?

僕たちはそんなことを言われても

目標を立てる重要性なんて理解していないので適当に聞き流し、

 

「夏休みはどんな遊びをして過ごそうかな♪」

 

こんな感じの人も少なくなかったのではないでしょうか。

 

目標は具体的にすることで実現の可能性はグンと高まります。

 

なぜなら、具体的にすることで雑誌やテレビを見ているとき、

または街を歩いているときや車の運転をしているときなど、

あらゆる場面で自然と求めいてる情報が目に飛び込んでくるからです。

そのことから、脳は僕たちが忘れても常に目標を追いかけているのです。

 

脳は自分の意識とは関係なく、目的に向かって進んでいる。

 

 

3、成功の近道「モデリング」

 

何かに成功したいと思ったとき、

一番手っ取り早い方法は成功している人の真似をすることです。

 

あなたが成功したいことで、既に成功している人はだれでしょうか?

 

その人のことをよく観察することが大切です。

そうすることで元々備わっている脳のコピー能力の精度が高まります。

そうしている間にも、僕たちは見たり聞いたり肌で触れたりと、

常に新鮮な情報を取り込んでいるので、

その相乗効果によって自分のオリジナル性が生まれるのです。

 

 

4、脳は空白を嫌う

 

僕たちは知らない人を前にすると警戒します。

反対に、

打ち解けた関係だと安心します。

これは、その人がどういう人なのか知っているか知らないかの違いです。

知らないということは情報が足りないからです。

つまり空白ということです。

脳は空白を嫌う理由は、少しでも生存率を上げるためです。

 

マインドマップではこのような脳の機能を理解し、

無意識の力も活用して問題解決や目標達成に向かっていきます。

 

 

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5、常に新しい知識を求めれば脳は衰えない

 

身体を鍛えると筋肉が発達し、見た目も逞しくなります。

そうして健康も維持でき、自信も備わります。

 

身体を鍛えるのと同じように

脳も鍛えることによっていつまでも健康的でいられます。

では、脳はどのように鍛えると良いのでしょうか。

 

それは、常に新しい情報を与え続けるということです。

言い換えると、

脳にしっかりと汗を掻かせるということです。

 

身体を鍛えるということは筋肉に負荷を与えますね。

それは一見、苦しい作業でもあります。

そこに意味を見出さない限り継続することは困難でしょう。

 

では脳の場合はどうなるでしょうか。

脳は「面倒」だと感じることへの意識的な行動が、

身体に負荷を与えるのと同じような意味になります。

それが脳に汗を搔かせるということになります。

そこに何かしら意味を見出さない限り、

「面倒」という気持ちに負けてしまうのです。

 

なので、インプットすることも大事ですが、

なぜインプットする必要があるのか?と自分に問い掛けて、

意味を見出すことが大切になります。

そのヒントのひとつとしてアウトプットがあります。

 

 

6、脳は真実を追い求める

 

脳は常に真実を追い求める傾向があります。

なぜなら、生存率を上げるためです。

 

たとえば、

 

  • Aの道を進めば助かる
  • Bの道を進めば助かる

 

どちらも助かりますがどちらに進んで良いか迷ってしまいますね

この場合、どちらがより正解なのか知りたくありませんか?

つまりどちらがより真実なのかを脳は追い求めているのです。

 

ウソをつくときに不安になるのは、

ウソをついた瞬間はうまくいくかもしれませんが、

長い目で見たとき、それが自分にとって災いになることを

脳の奥底では知っているからなのです。

 

 

7、もともと脳には忍耐力がある

 

脳は本来粘り強い特性を持っています。

勝算があるかどうか、成功するかどうか、

それは僕たちの意識で判断しているだけのことであって、

 

脳はそれとは関係なく耐えず淡々と目標に向かっているのです。

 

何かに挑戦して最も苦しいのは最初のときだと言われています。

それは全く初めてのことを行うときが最もエネルギーを消費し、

その後は環境や方法に段々と慣れてくるので、

何度も繰り返していくうちに行動そのものが容易になってくるからです。

 

もの事に「面倒」だと感じてしまうのは、

ある考えを最初に行うのが最も困難だからです。

その苦しさを想像してしまうことで避けたくなってしまうのです。

 

ですが、僕たちが幼かったときは、

たいして結果にこだわってはいなかったはずです。

ワクワクして取り組んでいた記憶はありませんか?

 

僕たちは上手くいかなかったり、イメージ通りの結果が得られなかったら、

自分を責めたり、他人や環境に責任転嫁してしまいがちです。

もしかるすとそれは、結果だけを求め過ぎているのかもしれません。

 

大切なのは楽しさも含め苦しいと感じるプロセスの中で学ぶ何かです。

それこそがあなたにとって未来に必要な財産となるのです。

 

 

マインドマップを効果的にするには脳の機能を理解する

 

脳の機能を理解して行動に移していけば、

今まで感情に振り回されていたことも

冷静に自分の内面と向き合うことができるということです。

 

感情に振り回される理由は、元である原因に気づいていないからです。

 

知らないから不安になり、恐れを感じてしまいます。

知っていれば立ち向かうことができます。

望む目標が達成できることを祈っています。

 

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