シンプルライフ-持たない暮らし

 

生活感のないクールなシンプルライフは憧れますね。

あなたは物を持たないことにこだわり過ぎてませんか?

シンプルライフは「流行」とは違います。

シンプルライフとは「生き方」のひとつであると思います。

 

なので、

本当はシンプルな生き方が合わないのに憧れだけで、

シンプルなスタイルを目指すことはあまりお勧めしません。

 

シンプルなスタイルとは、

自分にとってムダと思える部分を徹底的に削ぎ落とし、

自分にとって本当に必要な機能やこだわりにのみ厳選し、

それを追求し続けることです。

 

「もうこれ以上「捨てる」ものはない、今残っているのは必要なものだけ」

 

というくらい厳しい目で実践していく覚悟が大事です。

そしてこの「捨てる」という潔さが洗練された風格を漂わせ、

ワンランク上の上質なおしゃれも演出できるのだと思います。
しかし、

シンプルライフを追求するあまりに自分自身を縛り付けるようなことになれば、

それは思わぬストレスとなり自分を苦しめることになるようです。

(前回の記事、実行力・行動力を身につけるには?「やる気」を起こす3つの要素

 

 

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シンプルに縛られた生き方?

 

ずっと欲しかった念願の車を購入し、

内装もオーディオからシートカバーまでこだわり、

ちょっとした汚れにも気を使い、

常に綺麗に掃除をして余分な物もないシンプルな状態にして、

いつでも整った状態だと運転も気持ちが良いかもしれません。

 

ですが、

あまりに綺麗で整ったシンプルな状態にこだわり過ぎるがあまりに、

親しい友人たちを乗せることを嫌がるようになってしまうと、

友人関係に亀裂が走らないまでも、

友人と過ごす楽しい時間を犠牲にしてしまうようです。

 

シンプルライフに憧れて、

不要な物を徹底的に処分し、

高級なものを少しだけ配置しておしゃれな空間を演出してみる。

余計な物は一切持ち込まない、チリや垢ひとつゆるさず、

全てが整然と片付けられた部屋。

 

とても洗練されたイメージがありそうですが、

シンプルなスタイルにこだわり過ぎて、

 

「○○してはいけない」

「○○でなければならない」

 

などのように生活を窮屈にしてしまうようなら、

せっかくのワンランク上のシンプルライフも息苦しく感じてしまうかもしれません。

 

あなたはシンプルという理想ばかりを追い求めていないでしょうか?

もし何か思い当たる節があるようでしたら、

少しだけ御自分の内面を見つめてみると良いかもしれません。

 

 

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脳はシンプルなど求めていない!?

 

シンプルライフとはムダを削ぎ落とし、

本当に必要なものだけを厳選して追求し続ける生き方です。

そうすることで人間的にも成長することができます。

 

たとえば、

街で見かけた素敵な洋服に、

 

「これいいな!凄くおしゃれだ!」

 

と感動する気持ちも、

シンプルライフにこだわって規制しているばかりでは、

素敵だと思えることもやがて感動しなくなってしまいます。

 

人生で感動できなくなることは、それほど勿体ないことはありません。

酸いも甘いもいろんな感動が味わえるからこそ人生は味があるのだと思います。

 

それだけ脳はいつでも新しい刺激と感動を求めているようです。

なので、

一見ムダと思えることであっても決してムダとは言い切れないのかもしれません。

つまりシンプルを追求しつつムダも取り入れる「メリハリ」が大切ではないでしょうか。

この矛盾しているかのようなふたつの事がらを、

いかに自分の納得いくように心の中に落とし込めるかが鍵と言えそうです。

 

 

本当のシンプルライフとは?

 

シンプルライフとは、

質素な生活や飾り気のないイメージを持たれている方もいると思います。

ですが、

それでは味気のない生活と変わりがありません。

そのような味気のない生活を送っても、

心地の良いライフスタイルとは言えませんね。

 

多くの人が間違った解釈をしているのが、

 

徹底的に不要な物を処分して「本当に必要」な物だけを厳選すること

 

という「本当に必要」な部分をどう捉えているのかかもしれません。

本当に必要なものとは、

あなたの気持ちを高めてくれるものです。

逆に言うと、

自分の気持ちを高めてくれるものなら何でも良いと言えます。

 

ですがここが難しいところで、

時間の経過と共にものに対する感情が色褪せてしまったり、

「これだ!」と信じて手に入れたものは案外違っていたりします。

 

だからこそ、

まずはじめて不要なもの捨てることで、

心の中の余分な思い込みやこだわりも同時に手放すことをするのです。

なので、

シンプルライフは憧れてするものではなく、

自分の生き方を変えるための手段のひとつとして考えることが重要です。

 

 

まとめ

 

シンプルに縛られた生き方になっていないか?

脳は基本的に刺激を求めるので、

うまくムダを取り入れてメリハリのある生活ができるか?

不要なものを徹底して処分したら、

気持ちを高めてくれるお気に入りのものを厳重に厳選した上で遠慮なく入れていく。

そうすることで、

ワンランク上のシンプルライフに成長していけると思います。

あなたの本当の生き方が見つかることを心より祈っています。

 

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