自分の幸せに責任を持つ。
この言葉は少し聞き慣れないかもしれませんね。
昔から日本では、自分を犠牲にすることにおいて、
美徳のように思われている文化でもあります。
確かにその儚さは美しいです。
けど辛いのは嫌だし、幸せな人生を送りたい。
本当は自分を犠牲にすることなく幸せなり、
そして身近な人も同じように幸せになってほしい。
その方が毎日が楽しく心から安心できると思います。
本当はこのような生き方こそ実現したいものですね。
そのためには、やはり自分の幸せを優先すべきなのです。
今回は、なぜ自分の幸せを優先する誤解を解き明かし、
その上で手を差し伸べられる人の特徴をお伝えします。
そして自分の幸せがいかに大事かを知ることができます。
前回は、どうして物事が継続できないかの理由を説明し、
成功までのイメージが描けるとこまでお伝えしました。
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人を傷付けても自分の幸せを優先すべき?
自分の幸せを優先すると聞くと、
人を傷付けても自分のことを優先する・・・
こんな風に感じたことはありませんか?
自分だけが幸せになるのって、
何だか申し訳ないような感覚になりますよね。
そんな罪悪感が自分だけがズルいことをしているような、
そんな感覚に見舞われてしまう人も多いのではないでしょうか。
なので人に譲って謙虚でいた方が安心したりします。
- 譲り合い
- 思いやり
- 謙虚
- 遠慮
日本は特に「遠慮の文化」でもあります。
それが思いやりであり、礼儀作法でもあったからです。
また日本は「集団の心理」というのが強い国です。
これは「群集心理」とも言われたりもしますが、
集団で行動することは安心感を得られます。
たとえば1人だと不安なことでも、
友達と一緒だと安心して行動できたりしませんか?
仲間と一緒だと強気になれることだってあります。
こうして集団での付き合いが濃くなっていくほど、
自分だけが先に幸せになるのは申し訳ないと感じます。
そうなると自分の幸せになることでさえも、
他人の目を気にして遠慮するようになります。
そして自分が変わってしまうと、
今まで関わってた人から変な目で見られないかとか、
今までの関係性が崩れてしまわないか不安になります。
人を傷付けても自分の幸せを優先すべきと考えるのは、
本当は他人を傷付けるということに対してではなく、
自分が傷付くことへの怖れがあるからです。
自己啓発や心理学のセミナーなど、
1人でこっそりと参加する人なんか意外と多いです。
僕もそうでしたが他人は理解してくれないと思ってました。
その方が自分が傷付かないで済むからです。
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他人に手を差し伸べられる人の特徴
では自分の幸せを優先すると、
その後の人生はどんな風になるのでしょう。
それは他人に手を差し伸べられるようになります。
自分が既に成ってるからです。
なので知識なり、方法なり教えることができます。
つまり自分の幸せを優先したからこそできるのです。
これって言い方を変えるとこのようになります。
自分の幸せに責任を持つということ。
自分に責任を持つという言葉がありますが、
これは人に迷惑をかけないとか、他人のせいにしないとか、
自分で決めたことを最後まで責任持ってやるとかありますが、
本来は自分が幸せになることに責任を持つことなのです。
- 自分が幸せでなければ、他人を幸せにできません。
- 自分を愛せなければ、他人を愛することはできません。
- 自分を労わらなければ、他人を労わることはできません。
結局は自分のことを先に考える必要があるのです。
これが自分に責任を持つということです。
これは自己中心的な考えとは全く異なります。
むしろ遠慮してる人の方が自己中心的なのです。
後悔しない生き方をするために大切なこと
自分の幸せに責任を持つ生き方は、
後悔しない生き方をするためでもあります。
晩年を向かえて後悔するのは嫌だと思いませんか?
そのためには自分の感じる感性が大切なのです。
本当の自分はどうなりたいと思っているのか。
本当はどんな生き方をしたいと思っているのか。
自分の幸せと「自分の本音」は切り離せない関係です。
後悔しない生き方とは?の記事にも書きましたが、
やっぱりありのままの自分や自分の直感が大切。
我慢や遠慮や他人の目を気にして行動できないのは、
自分に責任を持つことの反対を意味するのです。
じゃあ全てに責任を持てるかと言えば、
人間は100%完ぺきには生きれないものです。
心の抵抗感が強くてどうしても前に進めないこともあります。
僕だって未だに他人に積極的に話し掛けることはできません。
どっちかというと殻に閉じこもってる方が楽に感じます。
じゃあそのままでいいかと言えばそうではなく、
自分が本当はどうなりたいかがその先にあるのなら、
自分のできるところから少しずつ広げていけばいい。
できないことを無理してやることは無理がありますが、
できるところからちょっとずつ広げることはできます。
たとえば美人に話掛けることが無理なら、
どんな女性となら普通に話せるかを把握して、
そこからちょっとずつハードルを上げていくとかです。
これが後悔しない生き方へと繋がっていきます。
自分の幸せに責任を持つということ
本日のまとめ:
- 人を傷付けても自分の幸せを優先すべき?
- 他人に手を差し伸べられる人の特徴
- 後悔しない生き方とは?
最後に自分の幸せを優先することで、
最大の敵とも言える存在をお伝えします。
それは自分自身です。
というのも僕達は、
自分が変わってしまうことへの怖れがあります。
良かろうが悪かろうが怖いのです。
これは潜在意識からのひとつの抵抗です。
潜在意識は生命維持のために現状維持を優先します。
なので急に不安になったり怖くなったりと、
身体の感覚を通して抵抗しようとしてきます。
この抵抗感を受けない秘訣もあります。
それは小さな変化を与え続けるということです。
先ほどは最大の敵なんて言いましたが、
潜在意識はあなたを守ろうとしてやってることです。
けど潜在意識には善悪の判断はできません。
そこで抵抗感をなくすために、
小さな変化を自分に与える続けることが大切なんです。
いきなり恋人ができてしまうと不安になるのもそうです。
けど異性の友達を増やし、関わることが当たり前になれば、
いきなり恋人ができるより抵抗感は出てきません。
ただこの潜在意識からの抵抗感というのは、
そのまま行動すれば変化できるという指針でもあります。
このように見方を変えることだってできるのです。
見方が変われば抵抗に対する意識も変わってきます。
これが自分の幸せを優先させないと、
他人を幸せにすることはできないという理由でした。
今回は自分の幸せを優先することをテーマにしましたが、
読む前と読んだ後でどのような変化があったでしょうか。
少しでも認識が変わって頂けたら嬉しく思います。
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