心のゴミを捨てることで必要な行動のみに厳選する思考法

 

やりたいことがたくさんあって迷ってしまうことがありませんか?

あれもやりたいこれもやりたいっていろんなことに手を出して、

どれもこれも中途半端になって何がしたいのか分からなくなる。

 

「やっぱり自分には向いてないんだろうか・・・」

 

たったひとつのことに厳選しさえすれば、

実は簡単にできてしまうというのは多いと思います。

それでも気になると手を出さざるを得なくなってしまう・・・

それってあることとちょっと似ていたりするのです。

 

それはいらないゴミを捨てるときと同じということです。

 

ペットボトルや菓子パンの袋などは捨てることは簡単ですが、

捨てるのがもったいないと感じるモノは躊躇してしまいませんか?

そして結局、捨てずに部屋に残してゴチャゴチャしてしまう・・・

そうなると部屋にいるとことが落ち着かなくなってきます。

 

だけど思い切って部屋を片付けてしまうとスッキリします。

何をやってもうまくいかないとすれば何を捨てる必要があるのか。

今回は、心のゴミを捨てることについてお伝えしていきます。

 

(前回は、モノを増やさない生活にするための衝動買いとの向き合い方にて、

モノを増やさない生活を送るには衝動買いの癖は非常に厄介な存在です。

そこで衝動買いの原因とモノを増やさないシンプルな方法をお伝えしました。)

 

 

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あれもこれもつい手を出してしまう理由

 

感のいい方はすでにお分かりかもしれませんが、

やりたいことがたくさんあって中途半端になってしまうのは、

 

自分の中にあるこだわりを捨てることができないからです。

 

いえ、頭ではなにを捨てるべきかは分かっていても、

それをあきらめることができないのではないでしょうか。

とくにそこに思いが強ければ強いほど手放せないです。

 

これは思い入れの深いモノをほど捨てられないのと同じです。

分かっているけど思い入れが深いので捨てられません。

モノが捨てられないのは心の中のこだわりを手放せないからです。

同じように中途半端になるのもこだわりを手放せないからなのです。

非常にシンプルでこだわりを捨てることだけなのです。

 

 

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あれもこれも手を出すことへのこだわり

 

ではあれもこれも手を出してしまうのは、

そこには一体どんなこだわりが隠れているのでしょうか。

 

それは自分をよく見せたいという「見栄」や、

自分のことを守りたいという「恐れ」です。

 

「この資格を取ったらスゴイって言われそう」

「あんな車に乗れば周囲の注目を浴びて気分がいいぞ!」

「友達が多いと俺ってデキる男に見られるかも」

「フェイスブックに”いいね”が多いと自慢になる」

 

よ~く自分を観察して自分にだけは正直になってみてください。

決して見栄を張りたい自分を守りたい気持ちは問題ではありません。

満たされる気持ちがあるならそれも良いと思います。

 

ただその中で自分が本当にしたいことの妨げになってるものはありませんか?

 

よ~く自分自身を観察してみると、

このような自分中心のこだわりが手放せていないことに気づけます。

そして人は自分中心の考えで行動すると最後まで完了できないのです。

ではひとつのことに厳選して完了させるにはどうすればいいのでしょう。

 

 

本当に必要なことは全体の1~2割程度

 

必要な行動のみに厳選する方法はシンプルです。

 

それはこの行動が周囲にどのような影響を与えられるか。

 

つまり自分中心よりになっているところを、

自分と相手とその周辺のちょうど真ん中を射抜くように考えるのです。

 

  1. 自分は本当はどうなりたいのか。
  2. 相手にとってどんな良い影響を与えられるだろうか。
  3. 周辺の人たちにどのような良い影響を与えられるだろうか。

 

それには自分の見栄や恐れのこだわりと向き合うことが大切です。

よく家族や恋人のためとなると行動力がUPした経験はありませんか?

 

不思議なことに人は誰かのためになると力が湧いてくるのです。

 

自分中心の考えを捨てれば真ん中が見えやすいのではないでしょうか。

そうなると本当に大切な行動はそんなに多くないと気づけます。

それが必要なことに厳選して継続する思考法です。

 

 

心のゴミを捨てる習慣で生き方が変わってくる

 

つい最近のことです。

日曜日に友人たちと遊ぼうという話になっていたのですが、

予定したことが雨で中止になって集まる気力が下がってました。

向かうにしても車で2時間もかかるので面倒に感じていたのです。

そこで友人から電話でイライラ感満載でかかってきました。

 

お互いがお互いに言い分があります。

つまり自分は正しいという自分の中の「正義」がありました。

その言い分を言い合うと心理的なゲームをはじめることになります。

 

そこで自分の正義をかざすことは、

自分を必死で守ろうとしている自分中心の考えに気づきました。

慣れている関係であるほど素直になることはむずかしいと思いしたが、

自分の主張をおさえて素直に謝ったことで空気が和らいでいきました。

 

こだわりを捨てることは簡単なことではないかもしれません。

僕も今でもしょっちゅうこだわりまくって手放せないことは多いです。

 

ただそのこだわりが本当はどうなりたいかの妨げになっていないか

 

見えや怖れがあること自体は構いませんが、

心のゴミを捨てる潔さを意識してみてはいかがでしょうか。

うまくできなくても意識を持つだけでも十分だと思います。

 

スッキリと生きられることを祈っています。

 

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