片付けたくなる部屋作り-押入れのシンプル生活4つのコツ

 

押入れの片付け・収納にお困りではありませんか?

押入れの片付けたくなる部屋作りのコツがあります。

押し入れやクローゼットとなると、

扉があるので閉じてしまうと全く中にあるものノが見えなくなります。

なのでついものをギューギューに詰めてしまいやすくなってしまいます。

 

あなたの押入れは3割程度の余裕を持たせていますか?

 

なぜ3割なのかというと、

中にしまってあるものを出し入れしやすくするには

3割程度の余裕があることが望ましいからです。

 

モノをいっぱいに詰め込み過ぎてしまうと、

目当てのものを見つけることが困難になったり、

欲しいものを取り出し難くなってしまったり、

後々になって苦労することにもなります。

 

今回は、片付けたくなる部屋作りとして、

基本の4つのテクニックをお伝え致します。

(前回の記事、整理整頓ができないのは病気?部屋を綺麗に保つための4つの心構え

 

 

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1、押入れの特徴としまい方

 

何も考えずにただ詰め込んでしまうと、

せっかくのスペースを無駄に使ってしまうことになります。

なのでまず押入れの特徴を理解しておく必要があります。

 

・奥と手前で使い分ける

押入れには奥行があるので奥と手前で使い分けることがポイントです。

使用頻度に応じて良く使うものは手前、あまり使わないものは奥にします。

 

・使用頻度に応じて高さを使い分ける

押入れの造りは、上段、中段、下段の三層構造になっています。

よく使うものは中段、重たいものは下段、あまり使わないものは上段に収納します。

 

・取り出しやすいよう左右を使い分ける

押入れには襖があるので、左と右とで使い分けることがポイントになります。

注意するべきことは中央にしまってしまうと出し入れが難しくなってしまうので、

中央にまたがるように収納することはしない方が無難です。

 

そして、より効率的に活用するための基本テクニックとして、

 

・デッドスペースを活用する

押入れ用の整理棚のようなラックを活用することで

より収納力が格段にアップします。

そして何よりもラックを活用する利点のもう一つは、

適度な隙間を設けることでカビの発生を防ぐ効果があります。

押入れの収納の際に気を付けたいのがカビの発生です。

僕はお気に入りの服カビだらけになってしまったことがあり、

1万円以上も掛けて全ての服をクリーニングに出したことがあります。

 

・衣類は立てて収納

衣類はハンガーに掛けて収納するのと

たたんで衣装ケースに収納する二通りがあります。

引き出しなどにたたんで収納する場合、

平置きにするよりも立てて収納することで約2割ほどの収納力アップになります。

引き出しの高さと幅を合わせて輪を上にして収納することがポイントです。

 

・布団は布団袋でコンパクトに

布団はかなりボリュームがあるのでそのまましまってしまうと

かなりのスペースを奪われてしまうことになります。

そこで収納ケースを活用して収納することで3/1近くまで

コンパクトにすることができる上にかなり出し入れがしやすくなります。

 

 

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2、服をしまうときの考え方

 

服をしまうときの基本として、

ハンガー掛けにした服を中段の手前にしまいます。

 

そうするとハンガー掛けで収納した奥のスペースは空きができるので、

そこには使用頻度の低いバッグや小物などを収納します。

 

もうひとつの収納パターンである衣装ケースは下段に入れます。

このときに、奥行きが押入れと同じ深さにすることで

押入れの奥の方まで有効に活用することができます。

そして引き出しタイプを選んで重ねて収納することで

出し入れもしやすくかなりのスペースを活用することができます。

 

 

3、家電の収納方法

 

扇風機、ヒーター、スーツケースなど、

押入れでなければしまうことが困難なものは、

使用頻度が多く重量が重いものは下段、

使用頻度が低く重量が軽いものは上段、

という基準で収納していくと良いでしょう。

 

ここでちょっとした裏ワザですが、

下段の押入れを活用するときはキャスター付きの収納用品を使うと

出し入れしやすく収納スペースをより活用することができます。

たとえば、

夏場はキャスター付きの低い台の上にヒーターを置いて

下段の奥にしまうことによって冬のシーズンがきたときに取り出しやすくなります。

他には収納カートやキャスター付きチェストなどの専用の収納用品もあります。

 

 

4、効率的に使うには?

 

押入れのデメリットは何かご存知でしょうか?

それは、押入れには襖があることで扉を全開にできないということです。

なので、襖をはずすことで改善できることがあるかを考えてみることも大切です。

 

押入れは収納用品を活用することでかなりのスペースを

無駄なく使うことができるようになりますが、

もうひと工夫することでさらに効率的に使うことができます。

 

たとえば、

押入れのサイドに金属製のネットを立てかけてフックを掛ければ、

いろいろなものをぶら下げることができる便利な壁掛け収納になります。

このようにデッドスペースや隙間を自分なりに工夫することで、

押入れをより機能的に活用することができます。

 

 

まとめ

 

ここでちょっとしたマメ知識をお伝えしたいと思います。

タンスは大きさのわりにはあまりものが入りません。

そしてわざわざ部屋の一部分にスペースを確保しなければいけないので、

タンスを購入する前に押入れをうまく活用する方が、

出費も抑えることができて部屋の広々と使えます。

 

基本的に収納するための家具は購入を控えて、

今ある不要なものを処分した方が自分らしい部屋作りができます。

 

本当の自分らしい部屋作りとは増やすのではなく、減らすこと。

 

このような考え方をします。

良い部屋作りができることを祈っています。

 

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