人生を本気で生きる

 

今、自分を見失って何がしたいか分からない・・・

今やってることが本当に正しいのか本気で悩んでいる・・・

そんな気持ちで、ただ働いて生きるだけの人生は嫌ですよね。

どうすれば自分の人生を本気で生きることができるのでしょう。

だけど、人生を本気で生きるとはシンプルです。

 

それは、一度死ぬほどのどん底を経験することです。

 

なぜなら、どん底に落ちれば後は這い上がるだけだからです。

僕自身の経験で言えば、どん底に落ちる前は色々ともがいて、

手が尽くせなくなると徐々に負の感情が自分を襲ってきました。

 

どうにも逃げられずに感情を真っ向から味わい尽くしてしまうと、

心の奥底で小さく希望の感情を感じる瞬間が訪れてきました。

 

人生を本気で生きるようになったのはそこからですね。

時間は掛かったものの、確かに大きく変わっていきました。

ではどん底を味わえなければ本気で生きられないのでしょうか。

それは時代の変化によって様々な常識が覆されるように、

人間の心もまた常識が覆されるのかもしれません。

 

(前回の生きるのに疲れた時に知ってほしい運命を変える心の羅針盤では、

何をやっても報われない時は生きることに疲れてしまうことがありますが、

そこで自分の運命を変えていくある感情についてお伝えしました。)

 

 

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本気の出したらスゴイ!けど本気の出し方が分からない

 

「俺って本気を出したら実はスゴイんじゃないか!?」

「チャンスがないだけで実は人より優れてるかもしれない!」

「自分にチャンスさえ巡ってくれば実力を発揮できるのに」

 

あなたもこのように思ったことがありませんか?

僕もそんな思いをずっと持っていた時期がありました。

 

はっきりと記憶しているのは2008年頃の、

本田健の初めての3000人規模のセミナーに参加した時でした。

3000人という規模の会場はまさに圧倒される感じでした。

 

「あのステージに立ったら俺は実はスゴイかもしれない・・・」

 

当時いろんな意味で経験の浅かった僕は、

ある意味、自分に対して歪んだ自信を持っていました。

けど現実的にはそんなことは、まずあり得ない話なんですね。

 

なぜなら、実力は日々の小さな積み重ねがものを言うからです。

 

それが次第に人生を本気で生きることになります。

つまり、本気で生きていないうちは自分を勘違いしやすいのです。

 

また当然ながら当時の僕は本気の出し方が分からなかったので、

チャンスが訪れることを待つという姿勢になっていました。

本来は、チャンスは自分から掴みに行く必要があるのです。

 

 

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死ぬほどの経験をしないと本気で生きられないのか?

 

この記事の冒頭で人生を本気で生きるとは、

一度死ぬほどのどん底を経験することだと言いました。

そこから小さな積み重ねによって実力が身に付き、

 

それが”いつの間にか”人生を本気で生きているのです。

 

では、誰もがどん底を経験しないとダメなのでしょうか。

結論としては100%そんなことはないと思います。

というのも楽しんでるうちに本気になることもあるからです。

たとえば趣味の延長がそれにあたるのはではないでしょうか。

 

最近では、自分の趣味を動画に撮って編集して、

YouTubeにアップロードして広告収入を得る人が増えてきました。

ブログや転売やFXなどより趣味性は強いと思います。

 

けど趣味の延長でやっていたことが、

収入が結び付くと段々と本気になっていきます。

やがて今の仕事を辞めてその道で生きることも考えると、

その段階までくれば人生を本気で生きることになります。

行動が具体的であればあるほどリアルさを感じるので、

 

自分への可能性や期待感が本気にさせてくれるのです。

 

一度死ぬほどのどん底を経験しようが趣味の延長だろうが、

人生を本気で生きる道というのは誰にも平等にあると思います。

後はそれを自分で選択するかしないかの違いだけです。

 

 

人はネガティブな出来事を嫌うけどそれこそが大切

 

だけど何だかんだと言って、

やはりどん底を経験する人は強いと言われます。

多くの人はそこから這い上がるエネルギーと思いがちですが、

でも、このことを思い出してみてほしいのです。

 

本当に難しいのは成功”し続ける”ことだということ。

 

それには這い上がる要素意外のものが必要です。

では一体どんな要素が必要になるのかというと、

 

  • 危機管理能力であり、リスクマネジメントです。
  • 危機回避能力であり、リスクヘッジです。

 

少し難しい言葉を使ってしまいましたが、

要はリスクを想定して事前に行動できることです。

どん底を経験する人はどん底という危機を経験しています。

なので成功しても惰性に流され難い体質ができます。

 

だけどそれでも人間なので100%回避できません。

僕もこれまで何度も惰性に流されてきた経験があります。

だけど大切なのは惰性に流されないようにするのではなく、

 

その時に今の自分に気付いて意識的に行動を変えることです。

 

惰性や怠け心というのは人間である以上当然です。

感情を完全に排除することは不可能なので上手く共存することです。

そのためにはどう共存するかの考え方を変える必要があります。

 

嫌な出来事があればつい責任転嫁してしまいがちです。

それも人間である以上は当たり前にある感情ではあります。

ですが、その一方では自分の問題や本当はどうしたら良いのか、

それが9:1の比率でも構わないので意識することが大切です。

 

嫌なことってできれば起きてほしくないですね。

けど人生はプラスなことだけで生きていくことはできません。

となるとネガティブな出来事とどう付き合っていくのか?

それが9:1の比率でも別の側面も見れる意識を持つことで、

感情のバランスが取れて成功し続けられるのです。

 

 

人生を本気で生きる時代が当たり前になっていく

 

世の中で見聞きする多くの成功者は、

その成長過程において様々な苦労があったりします。

誰もが平坦な道を上がっていったわけではないということです。

 

けどこのような視点で考えてみるといかがでしょう。

今の日本は世界に誇れるほどの治安の良い国です。

だけど治安の良さも最初から良かったわけではないはずです。

 

江戸時代では「切り捨て御免」という法律がりました。

実際のところは処罰を免れることは稀だったようですが、

武士の特権として切っても処罰されなかったそうです。

 

また第二次世界大戦では他国の人々の命を奪っていました。

そんな痛みを経験して日本は今に至っているのではないでしょうか。

 

今では財布を落とせば大概の人は警察などに届けます。

僕も実際にATMで20万円ほど下ろしていたいた人が、

そのまま忘れて行ったので慌てて追い掛けた記憶があります。

宮島のフェリーでは見事に置き忘れた財布を盗られましたが・・・

けど命のやりとりとは、ほど遠い次元の低い出来事です。

 

つまりは人間の精神性は少しずつ上がってきています。

 

ということは、今は苦労して成功していることも、

時代の変化と共に人生を本気で生きる人が当たり前になる・・・

というのも何となく想像できなくはないと思いませんか?

 

今がダメと言ってるわけではありません。

今まで責任転嫁ばかりする意識が少しずつ変化していき、

そうした出来事を通して自分と向き合って本気になっていく・・・

そうした精神的な変化が少しずつ訪れるのではないかと思います。

途中で諦めるという人が少なくなるのではないでしょうか。

 

人生を本気で楽しめることを祈っています。

 

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