ものへの執着を手放す方法-欲しがらない、今あるもので満足する

 

ものへの執着を手放す方法を知ることで心が楽になれることをご存知でしょうか?

今の世の中はものが溢れる時代と言われています。

たくさんの様々なものが、

欲しいと思ったときにいつでも簡単に手に入る世の中です。

 

あので、

自然と僕たちはもっと欲しいもっと欲しいと欲張ってしまうのかもしれません。

人の心はひとつのことが満たされると、

またすぐに別のものを欲しがるようになってしまいます。

 

いつまで経っても満足することができず、

頭の中は次の欲しいもので支配されてしまい、

とても他のことを考える心の余裕などないくらいになってしまいます。

 

人はものでは心を満たすことはできないようになっているのかもしれません。

 

自分の気持ちをもので満たすのではなく、

考え方を変えて執着を手放す方法をお伝えします。

(前回の記事、人付き合いが面倒なあなたへ!生きるのがラクになる5つの基本

 

 

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求める気持ちをやめる

 

シンプルライフの考え方の基本として、

「ものを捨てる」ということがあります。

 

それは、

今所有しているものを捨てることと、

これから欲しいと思うものを厳選することです。

 

人は多くのものを持ちたがる傾向があるようです。

それが本当に必要かどうかが分からず不要なものを増やしてしまうようです。

 

「必要でないなら増やさなければ良い」

 

ただそれだけのことなのかもしれませんが、

それにはある心の問題が絡んでいるのです。

 

それは、

 

人は足りないものや欠けているところが気になってしまうから。

 

あなたは他人の欠点や欠けているところが目についてしまいませんか?

その理由は、

自分自身がしっかりと満たされていないからのようです。

そして、

その満たされない部分をもので補おうとするからのようです。

 

本当は心が満たされればそれだけで十分なのに…

 

実はものを買うメカニズムは、

買うことによって得られる「満足感」などの「感情」を満たしたいから、

お金を出してものを購入しているのです。

 

そして心の満たさない理由は、

 

・誰かと比べて自分の足りないことばかりを探してしまうこと

・起こった事や他人の責任にして自分を被害者にしてしまうこと

 

こういったことが習慣となっていることが原因です。

 

なので、

今あるものに目を向けましょう。

今できることに目を向けましょう。

 

足りないことより足りていることに目を向ける。

 

これが、「足るを知る」ということだと思います。

 

あなたの足りているものはなんでしょうか?

 

 

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「足るを知る」方法

 

答えは簡単です。

 

見方を変えるだけです。

 

たとえば、

コップの水が半分入っているのを、

「半分しかない」から「まだ半分もある」と見方を変えます。

時計を見て、

「あと10分しかない」から「まだ10分もある」と見方を変えます。

 

同じ状況でも捉え方を変えると受け取る印象は異なるようです。

 

足らないと感じれば、足らなくなる。

足りると感じれば、足りるようになる。

 

人は必要以上に持ち過ぎます。

それは足りないことに意識が向きすぎているからです。

なので余計なものまで自分の中に取り込もうとしてしまうのです。

 

もので溢れることは本当の豊かさとは違うようです。

本当の豊かさとは、

余計なものを手放すことで生き方がラクに感じられたり、

楽しいことや嬉しいことなどの自分の価値観に素直になれること、

増えれば増えるほど身動きが取りにくくなりますが、

 

減らせば減らすほど大切なものが見えやすくなるようです。

 

あなたは何が見えるようになりたいですか?

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

ものへの執着を手放す方法をお伝えしました。

今の自分に足りていることは意外とたくさんあるのではないでしょうか。

 

とりわけ心の足りているものは、

目に見えないだけに人に言われて初めて知ることができるようです。

それでも自分が普段当たり前のように行っているので、

人から教えてもらったとしてもあまり自覚がない場合もあるかもしれません。

 

なので、

常に足りていることへのアンテナをしっかりと貼っておくことが大切だと思います。

あなたの穏やかな時間が手に入ることを心より祈っています。

 

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