捨てる勇気,人生

 

今の不満だらけの生活を本気で変えたい・・・

けど思い切って決断する勇気が持てない・・・

ここで決断すれば変わるかもしれないのに、

人生の選択って凄く悩むことがありますよね。

 

捨てる勇気さえあれば前に進めるのに・・・

 

いろんなことが邪魔をして頭がいっぱいになり、

そしてあっという間に時間だけが過ぎていき、

結局何も変えられないまま今を過ごしてしまい、

これでは未来は今の延長線上のままになります。

 

人生を変えたいならどこかで思い切る必要があり、

そのためには捨てる勇気がどうしても必要です。

なぜなら今までの生き方を捨てることだからです。

 

今回は捨てる勇気で人生が変わる理由をお伝えします。

この「捨てる」ことの本質的な意味を理解していくことで、

何を捨てるべきか、どのように捨てるのかが見えてきます。

 

前回はシンプルに考えることでパッと思考が切り替わり、

それによって楽に生きるポジションを取るという内容でした。

シンプル思考で楽に生きるためのめちゃくちゃ簡単な方法

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自分の本音を見えなくしている原因

 

あなたは普段自分が何を考えて、

どんな行動を取ってるか把握してますか?

実はこれって分かっているようでも、

分かっていないことの方が大半なんです。

 

というのも人の記憶なんて曖昧だからです。

昨日のやったことを1分刻みで思い出しないさい・・・

なんて言われても誰も思い出せないですよね。

 

せいぜいどこに行ったか、そこで何をしたか、

昼に何を食べて、誰と会ったか、何を話したか、

その時の要所要所くらいしか思い出せません。

 

それくらい曖昧な記憶しかありません。

 

なので自分のことも分かってるつもりでも、

実は曖昧な程度でしか把握していないのです。

なぜなら、自分の心は目には見えないからです。

 

そして僕達は普段から余計なことばかりを考えます。

会社での嫌な出来事や趣味とか友達と遊ぶこととか、

余計なことを考えて自分の本音が見えないのです。

 

そこで大切なのが捨てる勇気を持つことです。

 

だけど普段の日常で考えてることって、

人間である以上は普通に考えることだと思います。

こうした考えること自体は自然なことなんですが、

自分が本当はどんな生き方がしたいのかを考えず、

 

それ以外を思考する割合が圧倒的に多いのです。

 

そうなるといざ自分が何をしたいかを考えた時、

自分の本音と向き合いきれてなくて答えが出ないのです。

そして普段の慣れた生活へと戻ってしまうわけです。

 

捨てる勇気とはそんな慣れた生活を捨てることです。

そして自分の本音に気付いて、そこに素直に生きること。

そのためには見えなくしている習慣を絶つことなのです。

だからこそ、まずは捨てる必要があるのです。

 

 

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捨てる勇気とは覚悟を決めること

 

僕は30代前半くらいの頃ですが、

部屋の95%以上の物を思い切って捨てました。

理由は自分の人生を本気で変えたかったからです。

 

「どうなるか分からないけどとにかくやろう!」

 

こんな思いでした。

なぜ部屋の物を捨てたのかと言うと、

それ以外に何をすればいいか分からなかったからです。

手っ取り早く目の前にあるものに目をつけたのです。

それが自分の部屋の中にある物でした。

 

行動に移すには気持ちの覚悟が必要でした。

当然ながら1日で終わることではなかったので、

その都度覚悟が鈍ることもありました。

そんな気持ちが鈍る瞬間があっても、

 

「本気で今の自分を変えたいんだ!」

 

変わりたいんだという思いを思い出して、

止まる手に喝を入れてやってました。

そして気持ちが鈍るだけじゃなく、

 

もしここで止めれば今までの自分に戻ってしまう・・・

 

このような気持ちから自分を奮い立たせてました。

一番底辺の正社員すらなれないダメサラリーマン・・・

陰日向で他人の目を気にしてコソコソ過ごす毎日・・・

親兄弟に厄介者のように疎ましがられる日々・・・

何もかも理想とは真逆の現実を変えたかったのです。

 

あなたも捨てる勇気がほしいと思うなら、

それに見合う覚悟をどのようにすれば得られるのか?

その覚悟が前に進ませるエネルギーとなります。

 

 

捨てる勇気とはバックドアを閉めること

 

バックドアを閉めると聞いて、

何のことか分からないかもしれませんね。

 

これは後戻りする弱さを断つという意味です。

 

覚悟を決めるというのと似ているんですが、

覚悟とは言い換えると先にリスクを取ることで、

学ぶためにお金を払うとかそんな感じになります。

 

バックドアを閉めるとは後戻りさせないことなので、

もっと分かりやすく言えば退路を断つことです。

そして僕が部屋の95%の物を思い切って捨てた時、

実際に物を捨てるので後戻りはできませんでした。

 

後に戻ることができなければ前に進むだけになります。

 

これは覚悟を決めて実際ににリスクを取った後、

その覚悟を強めるためにバックドアを閉めるのです。

前に進むために自分にできることをするわけです。

 

捨てる勇気がどうしても出ない場合は、

その原因は過去へのこだわりがあるからです。

けどそのままその過去にこだわっても、

未来は今の延長線上でしかないのです。

 

ということは過去を手放す勇気が必要なわけです。

 

それが捨てる勇気を持つことの本質です。

そのために断捨離というものがありますが、

これは目に見えない心から始めても分からないので、

 

目に見える物を捨てることで心にアプローチする・・・

 

ということなのです。

実際に物の数だけ心が奪われてることは確かです。

スマホでゲームするのも、居酒屋で愚痴を言うのも、

その物、その場所に意識が奪われているわけです。

 

 

捨てると道は開かれる

本日のまとめ:

  • 自分の本音を見えなくしている原因
  • 捨てる勇気とは覚悟を決めること
  • 捨てる勇気とはバックドアを閉めること

 

捨てる勇気が持てないからと言って、

それが悪いということでは決してありません。

 

人には適切なタイミングというものがあります。

 

どうしても捨てる勇気が持てないというなら、

それは今はまだ手放す時ではないのかもしれません。

なのでそんなことで自分を責めないで下さい。

 

スポーツだっていきなり大技は無理でも、

練習を重ねてできることを増やしていけば、

無理だと思ってたことにも挑戦できるようになり、

それによって大技もできるようになります。

 

ただほとんどの人は何かを始める時、

何をするかということばかりを考えてしまいます。

これは「足し算」の考え方になるのです。

 

それよりはまず先にリスクを取って覚悟を決め、

更にバックドアを閉めて前に進む意識を高めるのです。

これは「引き算」の考え方になります。

 

どちらにしても選択とは一方と諦めなければいけません。

だったら自分から何を諦めるかを決めて先に行動すれば、

道の途中で失うことに気付かされて足が止まる・・・

ということさえも避けることができるのです。

 

なので捨てると道が開かれるわけです。

ぜひあなたにとっての捨てる勇気を考えてみて下さい。

きっと前に進み続けるエネルギーに変わりますよ。

 

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