本当に必要なもの

 

人生で本当に必要なものって何なのでしょう。

僕達は今ある物だけでは満たされなくて、

今足りない物に意識が奪われてしまいます。

かと言って今ある物に満足しようと思っても、

 

やっぱり足りないものへ意識が回ってしまう・・・

 

そうなると部屋が片付けられないし、

いつも給料日前にはお金がない状態になり、

日常生活も何となく気持ちが晴れなかったり・・・

 

本当に必要なものだけに満足して暮らせたら、

心に描いている心地良い暮らしができそうですね。

 

それには物に対して抱く心理的な壁を知る必要があります。

また自分に対してどんな前提を持っているかを知ることで、

実現できるかできないかの違いが大きく左右させるのです。

 

今回の内容を知ることで、

頑張らないで部屋を片付けることのヒントが知れます。

本当に必要なものだけの暮らしの実現するための、

お役に立てればと思います。

 

前回は、何かを得るにはまず何を捨てるかが重要ですが、

成功脳の土台を作ることの7つの効果についてお伝えしました。

空白の法則の7つの効果!シンプル思考でストレスに強くなれ

 

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とにかく変わりたくて仕方がなかった・・・

 

僕は今でも定期的に物の整理をします。

一般的には断捨離なんて言われてると思いますが、

ただ単にスッキリするのが好きなだけなんですね。

 

そんな気持ちが最も強かったのが、

2010年の秋から2011年の春くらいでした。

当時は仕事も実家だったので家でも苦しくて、

自分の居場所と言えば移動に使う車ぐらいでした。

 

貯金もなくて借金があって身動きがとれず、

コンビニの250円のカップのパフェを躊躇するくらい、

些細な贅沢さえもお金を気にして我慢してました。

 

何もできない自分に腹立たしかったです。

同時に自分を苦しめる人間や環境を憎んでました。

誰とも分からぬ誰かにさえ憎んでしました。

 

閉塞感だらけで将来に何の希望も持てない日々・・・

このままどうなるかなんてイメージすら湧かない・・・

 

「とにかく変わりたい!」

「今の現状を何とかしたい!」

 

その意識は自分の部屋の物へと向かっていきました。

せいぜいできることと言えば物を捨てるだけでした。

 

「今できることやれば何か変わるかもしれない!」

 

そう心の中で決意して夜勤が終わった土曜の午前中、

月に2回のチャンスに大量の物を軽自動車に詰め込み、

ゴミ処理場へと半年間掛けて捨て続けました。

 

今思い返すと本当によく頑張ってたなぁって、

孤独の中で必死だった自分に伝えてあげたいくらいです。

自分を褒めるっていうのは何だか変な感じですが、

結局最後まで一緒なのはもう1人の自分なんです。

 

このもう1人の自分とは潜在意識のことですが、

ここと上手く二人三脚で歩くことが生きるコツなんです。

そして無意識に自分で自分の足を引っ張ってることに、

気付いてないので人生が上手くいかなかったりするんです。

 

 

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できなくさせてしまう心理的な壁

 

本当に必要なものだけで暮らしたい!

けど、実生活は理想とはほど遠い状態・・・

そこには何かがあるからできないわけですよね?

本当に必要なものだけに厳選して暮らしていくには、

その前段階で不要な物を捨てる必要があります。

 

では、何のために捨てるのでしょうか?

 

意外と忘れてしまいがちですが、

何のためにという最初に掲げた目的を忘れて、

目の前のことだけを追い掛けてしまうことがあります。

そのまま挫折するケースは片付けに限らず多いです。

 

けど、何のためにというのは簡単に思い出せますし、

ないならないでこれから築けばいいだけの話です。

というよりは何か意味を感じるからこそ、

本当に必要なものだけで暮らしたいと思うわけです。

 

けどここを改めて見つめてみることで、

次にお伝えすることが見えやすくなってきます。

それは何かというと、

 

  • 自分を止めているものは何でしょうか?
  • そしてそれを外すとどうなれるでしょうか?

 

実はここが明確になることで、

もう一人のあなたと二人三脚で歩けるのです。

だってよくよく考えてみて下さい。

 

本当に必要なものだけで暮らしたい!

という望んでいる思いがあるんです。

後はそこに向かうのを止めていものを外せばいいんです。

 

「なぜこんな結果になってしまったんだろう?」

「どうしてこうなってしまったんだろう?」

 

僕達はよくこんな疑問を抱きます。

けどそこにフォーカスしてしまえば、

問題や悩みの底なし沼へとハマってしまうんです。

余計に答えは見え難くなってしまうんですね。

 

ということは自分に何を問い掛けるかなんです。

 

なぜなら人生の質は質問で決まると言われているからです。

自分らしい生き方を仕事にする~にも書きましたが、

人は1日に6~7万回も脳内で思考しています。

心理学ではこのことを「内部対話」と言います。

無意識に様々なことを自分に問い掛けてるわけです。

 

 

成功できる人とできない人の違い

 

あなたも小学生の頃の体育の授業で、

跳び箱を飛んだ経験があるかと思います。

 

最初は跳び箱も低いので、

飛び越えることに何の抵抗もなく、

 

「あ~、これなら何とか飛べる!」

 

て感じで実際に飛べることができました。

簡単に思えるから飛ぶ自信があったわけです。

けど跳び箱の段数が1段ずつ上がるにつれて、

その自信はちょっとずつ不安の色も出始めて、

やがて自分と同じ目線くらいになってくると、

 

「これ、ちょっと無理なんじゃないか・・・?」

 

と不安の気持ちの割合が多く占めていきます。

そしてそんな気持ちで飛んでいくと、

案の定、飛べなくてガッカリしてしまった・・・

 

僕もそんな気持ちを味わったことがあります。

この話を聞いて何か気付いたことはありませんか?

成功できる人とできない人の違いがあるんです。

 

それは何を前提にして行動してたかです。

 

最初はできると信じてたので跳び箱を飛べましたが、

だけど跳び箱の段が上がるにつれて不安になっていき、

信じてた気持ちが薄れてそれが現実になりました。

 

何を前提にしているかで結果に違いが出るんです。

 

跳び箱だと物理的に限界がありますが、

僕達は過去に痛い経験をするとその経験を元に考え、

本当はできるはずのことさえできないことがあります。

できると信じてやるか、できないと信じてやるか?

どっちの前提で行動するかは結果に大きく影響します。

 

 

ハードルを下げて生きていく

  • 潜在意識というもう一人の自分の存在
  • 自分を止めているものを外すとどうなれるか?
  • 前提によって結果に違いが出る

 

部屋を片付けられない人の心理は、

いきなり大きなことをやろうとするのがあります。

たとえば一気に部屋を片付けてしまおうとしたり、

捨てることが困難な物から捨てようとしたりです。

 

けどスポーツをする前には、

ストレッチをして準備運動をすることで、

ケガもないし、パフォーマンスも発揮できます。

なぜなら車の暖気運転のようにエンジンを温めたからです。

なのでいきなり大掛かりなことに取り組もうとせず、

 

「今日は引き出しの中だけ片付けよう!」

「明日は棚の不要な物を捨てよう!」

「慣れてきたらクローゼットに取り掛かろう!」

 

このように行動のハードルを下げてみると、

できないと思ってたこともできるようになります。

 

僕はブログを書き始めた頃なんて、

よくパソコンの前でフリーズしてしまい、

その日は全く書けなかったことがよくありました。

けど毎日向き合ってると自然と書けるようになったんですね。

それは実際には書くことができなくても、

 

脳内では神経回路が少しずつ繋がってたからです。

 

目には見えないところでは、

しっかりと行動した分だけの結果が出てたんですね。

そんなところも意識してみると良いかもしれません。

すると本当に必要なものだけで暮らせる日もくるでしょう。

 

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