折れない心の作り方-落ち込んだ気持ちを回復する3つの方法

 

忙しい毎日、ときには心が疲れるときがありますね。

折れない心の作り方を知りたくはありませんか?

仕事で落ち込んだとき、目標に行き詰ったとき・・・

 

どんなときでも、

 

前向きでいれらる折れない心があれば、しっかりと前進できます。

 

ですが、

 

心が疲弊するというのは、

身体とは違って分かりにくいところがあります。

心は目に見えないだけに自覚がしづらいからです。

 

しかし、

 

自分の心を的確につかんで、しっかりと自分と向き合うようにすれば、

いかなる逆境も乗り越えて、どんな困難にも立ち向かえるようになります。

 

つまり、

 

折れない心を作るには、

 

  1. 心に余裕ができたところで、
  2. 自分と向き合うことなのです。

 

僕たちは、複雑に考えてしまいがちですが本来はシンプルです。

今回は、上記の2つによる折れない心の作り方を紹介します。

 

(前回は、自分で決断できない人の勇気が出る4つの方法にて、

大切なときに自分で決断できない人のためにどうしたら決断できるのか、

決断できないとどうなるのかなどを踏まえて勇気の出し方を紹介しました。)

 

 

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落ち込むときのメカニズム

 

僕たちが落ち込むとき、

そこにはどのようなメカニズムがあるのでしょうか。

 

  1. まず最初はガクンっと気持ちが沈む瞬間があります。
  2. そこから、元の心理状態に戻ろうとする働きが起きます。
  3. 未来に起きる出来事に備えるために記憶して判断材料に使います。

 

以上の3つの流れが、落ち込むときのメカニズムとなっています。

気持ちが沈んで、立ち直ろうとし、その教訓を生かそうとします。

 

折れない心を作るには、

 

この3つの流れをスムーズにすることにあります。

 

特に教訓を生かそうとする3つめの段階では、

意識的に気持ちに余裕のある状態にすることで、心の痛みを残さないようにします。

では次に、実際の方法を紹介していきます。

 

 

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1、感情に名前をつける

 

気持ちがガクンっと沈んだときに、

そのときに感じる感情に名前をつけます。

 

なぜ感情に名前をつけるのかと言うと、

名前をつけることで「承認」の意味があるからです。

 

僕たちは、嫌なことがあるとそのときの感情を否定してしまいます。

 

「もうイヤだー!」

「こんな気分、味わいたくない!」

「なぜ、こんな思いをしないといけないんだ!」

 

このように思ってしまうことに心当たりありませんか?

実は、これは無意識に自己否定してしまっている状態なのです。

 

大切なのは、

 

嫌だと感じる感情も自分の一部であると「認め」てあげることです。

 

そのために出てきた感情に名前をつけることで「承認」します。

あなたも他人から認めてもらえたとき、嬉しいと感じませんか?

嫌だと感じる感情も同じように認めてあげることが大切です。

 

また、感情は目には見えないだけに認識しにくく、

名前をつけることで「見える化」する意図もあります。

 

 

2、気晴らし

 

これは、多くの方が実践されているのではないでしょうか。

ストレスが溜まれば、気晴らしをして心を解放します。

 

気晴らしをすることで、

落ち込んだときにありがちな「負の連鎖」を断ち切る効果があります。

 

なぜなら、

 

別のことに意識をそらすことができるからです。

 

もっとも効果的な気晴らしは、身体を動かすことです。

頭だけ使うようなものだと、途中でネガティブな感情が流れ込んできます。

車の運転をしているときに、ケンカしたときのことを思い出すのと同じです。

 

なので、

 

  • ランニングやスポーツなどの運動系
  • 実際に楽器を演奏するような音楽系
  • ヨガや瞑想で呼吸をコントロールする呼吸系
  • ブログや日記などで気持ちを表現する執筆系

 

これらは、心を安定してくれるセロトニンなどのホルモンが出やすいのです。

気晴らしをうまく取り入れると、より折れない心を作ることができます。

 

 

3、できない自分を受け入れる

 

自分の弱さを認めることは勇気のいることかもしれません。

 

ですが、

 

自分の弱さを認めることができる人だけが強くなれます。

弱さは転じて長所の可能性を秘めているからです。

 

そのためには、

 

自分の知らないこと、できないこと、分からないこと、

このようなことにたいして、素直に認めることです。

 

言い方を変えると、

 

自分の正しい立ち位置を理解することです。

 

自分の弱さを素直に認めて、正しい立ち位置を理解することで、

今の自分のすべきことが明確になって具体的な行動がとれます。

 

今、自分が何をすべきか分からない人は、

自分の立ち位置を冷静に見極めることが大切となります。

 

 

自分にOKを出そう!

 

「もうイヤだー!」

「こんな気分、味わいたくない!」

「なぜ、こんな思いをしないといけないんだ!」

 

このような気持ちが溢れてきたとき、

「そんな自分もOKだ!」自分を認めてあげましょう。

 

自分にたいするOKラインを下げてあげることで、

つい自己否定してしまうような習慣を少しずつ変えることができます。

 

つい無意識に自己否定してしまい、

 

「こんな自分はダメだ・・・」

 

と落ち込んでしまう自分から、

 

「なんとかなるさ!」

 

と少しずつ思えるようになったとき、

自分への高すぎるハードルが下がり、自己否定から自己肯定できるようになります。

 

シンプルに、今までが90点取っていて、

たとえ60点になったとしても、

 

「そんな自分もOKだ!」

「なんとかなるさ!」

 

と自分にOKをだして認めてあげることです。

そうすれば、どんなときでも自分らしく生きることができるはずです。

折れない心が作れることを祈っています。

 

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